8月の最後の土日、ちょっと変わったオーディオイベント「my-musicstyle」が開催された。普通のオーディオ試聴イベントとは違い、「マニア禁制」をうたうこのイベント、以前からそのスタンスに興味があったので、足を運ぶことにした。 会場となった恵比寿のSPAZIO1は、ちょっとコジャレた新製品の発表会などでメーカーが使いそうな、イベントスペースだ。オーディオイベントと聞いて、各出展者がブースを設けているようなイメージを抱いていたのだが、実際には壁沿いにコンポーネントしたオーディオセットが並び、希望者が順番に視聴できるという、オープンなスタイルの試聴会のような雰囲気である。 来場者にはドリンクが配られ、浴衣の女性スタッフが華を添える。マニア禁制というだけあって、視聴される音楽もオールドロック、メタル、J-POPなど、まずオーディオ専門店のフロアでは流れないジャンルのものばかり。すべて来場者が
京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。印刷インキには大きく分けてプロセスインキと特色インキがあります。 プロセスカラーインキはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインキのことで、このインキを4色印刷機(昔は2色印刷機や単色印刷機の場合もありました)の各ユニットごとにセットして印刷するのがカラー印刷です。 一方特色インキは、プロセス・カラーで表現できない色(例:金・銀など)の印刷や、常に安定性が求められる印刷(例:包装紙やパッケージなど企業のアイデンティティカラーを表現)、3版以下で特殊な色表現をしたい時などに、主にいくつかのインキを調合して使用します。 このように印刷用途に応じてプロセスインキと特色インキを使い分ける訳ですが、これまでそれぞれの印刷価格はプロセスインキの1色と特色の
・イスラーム文化 その根柢にあるもの イスラーム学の世界的権威 井筒俊彦が、昭和56年に行ったイスラーム文化に関する3つの講演を自ら活字になおしたもの。この講演は経済人を聴衆としていたため、専門用語が排されて、基本から大変わかりやすく整理された内容になっている。 私は子供時代の一時期をエジプトのカイロで過ごした。家の隣はモスクだった。毎日何度もコーランを聴いた。街では日々の祈祷や季節の断食が生活の中に溶け込んでいる。人々の生活の背後に日本や西欧とはまったく違う原理が働いていることが子供ながらに感じられた。 「イスラームは霊性的原理だ。だが、それは同時に社会的・政治的理想でもある」(ラシード・レター、カリフ論)。イスラームは聖と俗を分離しない。生活のすべて、人生のすべてが宗教で規定されている。たとえば善悪の判断も神によって決められたものだ。 「イスラームでは事物の本性が善悪を決めるのではない
大日本印刷/ggg/第267回企画展「平野敬子「デザインの起点と終点と起点」開催 ギンザ・グラフィック・ギャラリーでは,2008年9月企画として<平野敬子「デザインの起点と終点と起点」>を開催いたします。 平野敬子は関わってきた全ての仕事を,強い意志を湛える静謐な完成形へと導いてきました。携帯電話「F702iD所作」,小沢健二のCD。一貫して高い美意識が宿る作品群を並べると,その実,全ての要素が「機能している」ことに改めて驚かされます。デザインとは機能を果たすもの,という至極当然の事実が,平野の手により浮き彫りにされるのです。デザインするものを取り巻く広い周辺範囲にまで追及の手を緩めず,複雑な要素を具現化するべく挑み続けるのは,それぞれの要素が欠かすことのできない機能を担っているからなのです。極限までにシンプルな幾何学的形態による表現,飽くことのない「白」の追求,多様なメディアを横断
レイアウトのデザインを読む。/高柳ヤヨイ Last updated 2008-09-22 情報編集というデザインおもしろく、ためになる本だったなあ。 『文字のデザインを読む。』の続編。 レイアウトの目的として「ターゲットに情報を伝達する」ことを大前提に話を進めていく。広告レイアウトでは、その見栄えだけを考えるのではなく、情報をよく解釈して整理し、商品購買へプロモーション行動と同じだという。 デザインする前には、情報編集がかかせないという考え方が初めにしっかりと語られているから好感がもてたな。この情報編集部分は、プロデューサーなりアートディレクターなりが担当することが多い。だけど、この部分こそデザイナーがしっかりやりきることで、良いデザインにつながるんだとおもう。 ただし、それがなかなか難しい。 ターゲットという受け手の理解度、興味度などを理解したうえで情報を加工して
今年の犬っこ祭りは2月10・11日に開催されました。 暖冬の影響で犬っこの雪像は縮小されていました。 なのであまりいい写真が撮れなかったので、 去年の犬っこ祭りのレポートにしん粉の犬っこや おすすめ土産の写真を少し追加しました→* 『犬っこ祭り』(毎年2月第2土・日曜開催)は 秋田の湯沢市で約390年続いている民族行事です。 その頃“白討(はくとう)”という大盗賊がいました。 湯沢の殿様がこれら一味を退治し、再び悪党が 現れないようにと旧正月の晩に米の粉で作った 犬っこや鶴亀を家々の入口や窓にお供えして 祈念させたのが始まりとされているそうです。 (湯沢市観光協会抜粋) 子供の頃から親しんでいた冬のお祭り。思い浮かぶのは 雪で作った犬っこやお堂、馬そり、無料のホットカルピス・・・。 一緒に行った家族や友達との思い出がたくさんあります。 小さな公園の中での小さなお祭りだけど、このお祭りの良さ
1日、衝撃のニュースが流れました。どっかの国の宰相が辞めた方ではなく^_^;、朝日新聞朝刊のこの記事の方です。 夜行「ムーンライトながら」臨時化へ 18きっぷで人気他紙の追跡取材は今のところありませんので、あくまでも朝日の独自取材記事ということでしょう。気をつけなければならないのは、JR関係者の中身です。運行計画に係わる関係者の話なのか、社内のウワサの類いなのか、記事からは不明です。 そのあたりを留意しつつ、冷静に考えれば、JRからの正式発表がない現状で、検討はされているでしょうけど、決まったわけではないということは言えそうです。青春18シーズン以外の時期の乗車率の悪さは以前から指摘されていたところですから、むしろ特急東海の廃止と運命を共にしなかったことが、この列車の特殊な位置づけを物語ると思います。 簡単に言えば、国鉄時代からある青春18キップですが、意味合いが変わり、現実にはかつて貧乏
大分県で採用に関して不正があったとされる2008年度採用の教諭が20名ほど、解雇されることになったと報じられた。 世間に疎くてよくわからんのだが、採用試験を経て正式に雇用関係が成立したはずの人たちを、採用段階で採用側の内部処理に不備がありましたからと一方的に解雇することが可能なんだろうか。この人たちが生徒への体罰や性的虐待を常習的に行っていたとかならまだしも、現状でこのような解雇のしかたは法律的にOKな話なんだろうか。上級官庁はよく当事者に説明をした上でと言ってるようだが、はじめに解雇ありきで説明ってそれはインフォームド・コンセントとは言わんと思うが。それとも、私は自分の世間知らずぶりを改めて反省しなければならないのだろうか。まあ、法律の話は法律を知らない人間が知らないまま論じても不毛だし、よほど不合理ならモトケン先生のブログあたりに何か出るだろうと期待して、私は現段階ではこれ以上の素人法
● 互換用文字は、存在するはずのなかった文字 前回までは互換漢字が追加提案しにくくなっている現状について述べた。規格の上から互換用文字/互換漢字といった文字がどのように考えられているかは、次のUnicode規格書の一文に明らかだ。 Conceptually, compatibility characters are those that would not have been encoded except for compatibility and round-trip convertibility with other standards.(概念上からは、互換用文字とは他の規格との互換性及び往復の保全性の目的以外には、符号化されるはずのなかった文字である。) 『Unicode Standard 5.0』2.3 Compatibility Characters(http://www.uni
7月末に発売された雑誌『広告』(博報堂)の特集が、全編「漢字タイポス」で組まれていると聞いたのは、すこし前のことでした。「タイポス」。写植世代にはたいへん懐かしいフォントです。 1960〜70年代に一世を風靡し、新書体ブームのきっかけをつくったデザイン書体「タイポス」。 タイポスの発表はあまりにもかな字形に強い印象を与えたため、漢字の無いかな専用書体と思われていました。 漢字字形については1968年グループ・タイポの機関誌に発表。1970年グラフィックデザイン誌39号にタイポス漢字を紹介。1972年タイポス46漢字制作開始。 1976年写研の協力を得て写植字盤を制作して約6000字の試印字。これらを基礎にして2006年「漢字タイポス」の制作を開始しました。 http://www.dex.ne.jp/download/font/brand/typebank.html 印刷会社に勤めていた約1
GRAPHIC VISION REALは、新開発の専用インキを使用し、 高濃度、高精細で印刷することで実現できた画期的な広色域印刷システムです。 上図はAdobeRGB【緑】、GRAPHIC VISION REAL【赤】、従来の印刷(Japan Color準拠)【青】の色域をxy表示上で重ねて比較した状態です。従来の印刷(JpanColor準拠)では色域の違いにより、多くの色情報が近似色に置き換わっていました。しかし、比較図からもご覧いただけるように、グラフィックビジョンリアルはRGBの領域へと一歩、近づいています。 右図はさらに色域を立体的表示した状態です。とくに、オレンジ〜赤〜ピンク〜バイオレットにかけての表現力が向上。色鮮やかな印刷が可能になりました。 左から元のRGB(AdobeRGB)画像、JapanColorで変換した画像、GRAPHIC VISION REALで
2022年10月23日更新 2013年度新卒以降の大学新卒求人倍率を追記した。 本文 wikipedia.ja:学習指導要領によれば、1980年の学習指導要領改訂以降は基本的にゆとり教育。「これだから、ゆとりは・・・」という発言は36歳以上1973年4月1日までに生まれた人だけに許される甘美な台詞であることをみなさま自覚すべき。当然、35歳以下の1973年4月2日以降に生まれた人は、「これだから、詰め込みは…」や「これだから、頭でっかちは…」と切り返しましょう。小学校や中学校の学習指導要領ぐらいで人間の性格や学ぶ姿勢、対人関係の基本ルールは作られるわけないだろう! 世代別年齢の範囲 世代 小学校における施行 中学校における施行 高校における施行 備考 第一世代 1980年 1981年 1982年 高校の履修範囲緩和 第二世代 1992年 1993年 1994年 生活科導入 &部分的学校5日
「文化」「社会」「概念」「体系」「階級」……。くみあわせの文字をみても、熟語としての意味がさっぱりわからん、というものはあげていけばきりがありません。わざわざ漢字なんぞつかう必要はぜんぜんなかったわけです。「概念」なんてことば、いまだによく意味がわかりませんので使わないようにしているし、「社会」はなんとなくわかるような気がして使ってますけど、「社」と「会」の字の意味から理解しているわけではありません。だから表記は「しゃかい」か、もしくは「ソサイエティ」「ソシエテ」とかでもぜんぜんいいんじゃない? 第二種の方式は、漢語のことばの原意に改造を加え、西洋語の概念に適合させた訳語として使うものである。この方式を通して作られた訳語は非常に多い。たとえば革命・芸術・文化・文明・文学・封建・階級・国家・演説・民主・自由・経済・社会などはみなこれに属する。すでに述べたとおり、いくつかの漢語のことばは日本に
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