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ブックマーク / www.ringolab.com (66)

  • 明るい部屋 写真についての覚書 - 情報考学 Passion For The Future

    ・明るい部屋 写真についての覚書 ロラン・バルトが晩年に書いた写真論。写真の質を現実≪それはかつてあった≫であると定義するが、それが真実≪これだ!≫と結びついたとき狂気の真実とも呼べる希有な感動を呼ぶという理論。 写真には二つの根源的な要素があるという。 1 ストゥディウム(一般的関心) 2 プンクトゥム(突き刺すもの) である。1は一般的関心や文化コードであり、大半の写真はこれだけで構成されていると言える。撮影者の芸術的意図や政治的意図も含まれる。言葉で言い当てられるものである。ありふれている。一方で2を持つ写真は稀である。 「ごく普通には単一のものである写真の空間のなかで、ときおり(といっても、残念ながら、めったにないが)、ある≪細部≫が、私を引きつける。その細部が存在するだけで、私の読み取りは一変し、現に眺めている写真が、新しい写真となって、私の目にはより高い価値をおびて見えるよう

  • 植田正治 小さい伝記 - 情報考学 Passion For The Future

  • ぼおるぺん 古事記 一 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ぼおるぺん 古事記 一 [コミック] 古事記成立1300年ということで今年はとにかく古事記ものが多いのだが、これは『夕凪の街桜の国』などで知られる漫画家こうの史代がボールペン画という手法で挑んだ異色作。 冒頭に古事記全文を写経の如く小さな字でびっしりとボールペンで書き写したページからはじまる。巻物のように見えるように敢えて裁断していない装丁が意表をついている。著者はとにかくこの原文にこだわる。現代語訳を一切使わないつもりのようだ。コマには常に原文が書かれていて、脚注でのみ現代語の解説がつく。 オフィシャルサイト http://webheibon.jp/kojiki/ 漫画の絵柄はこのサイトで見ることができる。 長いマラソンが始まった。この1巻では天地創生、国生み、天の岩戸、黄泉の国、ヤマタノオロチといった物語が描かれる。古事記の序盤というのは、神様が次々に生まれてくるだけの記述が多いので

  • ペン型のコンパス レイメイ ペンパス グリーン JC600M - 情報考学 Passion For The Future

    ・レイメイ ペンパス グリーン JC600M コンパスもずいぶん進化している。昔はコンパスはコンパスであって鋭い針が危なかったから専用のケースに入れて持ち歩いていた。現代のコンパスはこんな風にペン型になっていて、筆箱に入れて持ち歩けてしまう。グッドデザイン賞受賞。もったときダイキャスト製の適度の重量感と、スベリ止めのエラストマー樹脂によるすべらない質感が安物っぽくなくて社会人も満足できる。 大きめのノートの真ん中に大きな円を描くと、線の内側と外側を意識したブレインストーミングのテンプレートになる。複数の要素の包含関係をあらわすベン図を描くときにも便利だ。発想を書き出す前の儀式として、わざわざ手を動かして円を描くというのは結構効果がある。 レイメイからはペン型のハサミ ペンカットも発売されている。

  • 昆虫食入門 - 情報考学 Passion For The Future

    ・昆虫入門 このブログでは『楽しい昆虫料理』に続いて2冊目になるが、別に私は昆虫をしたいわけではない。純粋に好奇心で、ムシってべたらどんな味がするんだろうと気になってしょうがないから読んでいる。 昆虫には4つのグループがあるそうだが、 1 狩猟採集活動としての昆虫を自然な行為ととらえるグループ 2 おいしさを追求するグルメとしての昆虫 3 虫いを娯楽と考えるエンタテイメントとしての昆虫 4 料としての有効性を調べる科学としての昆虫 私は3である。 実際には私はセミくらいしかべたことがない。このによるとアブラゼミはナッツ味だというがエビみたいだった覚えがある。表現があいまいなのは形容が難しいからだ。まずくはなかったのだが、妙な気分であった。 昆虫料理研究会で46種類の昆虫をべて、参加者にアンケートをとったデータが興味深い。たとえば昆虫の香りや風味は、ナッツ、トウモロ

  • 地図になかった世界 - 情報考学 Passion For The Future

    ・地図になかった世界 これは大傑作。 南北戦争前のヴァージニア州マンチェスター郡で黒人奴隷のオーガスタスは一生懸命に働いて金を貯める。所有者の白人ロビンズから、自分と家族の自由を意味する解放証明書を買うために。そして家長の必死の思いが実って一家は自由の身になった。しかし、少年の頃、ロビンズに可愛がられて育ったオーガスタスの息子ヘンリーは、成長すると黒人奴隷を購入し、奴隷制を嫌う両親と激しく対立する。(黒人が黒人を奴隷として所有することができたという史実にもとづく)。 独立した青年ヘンリーは奴隷を増やし、農園経営で経済的な成功を手にするが、ある日、カルドニアと大勢の奴隷を残して突然に他界してしまう。残されたも彼らを解放することはせず、古くからいる黒人奴隷のモーゼズと逢瀬を楽しむようになる。 人間が人間を所有することが公に認められている世界。白人が黒人を奴隷として所有するだけでなく黒人が黒

  • 国語教科書の中の「日本」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・国語教科書の中の「日」 いやあ、おもしろいなあ、痛快だな。子ども時代からのもやもやがすっきりしていく。昔からそうだったよ、国語の教科書は。 著者は、小中学校の教科書を精査し、国語教育が「古き良き日」ばかりを教える偏った道徳教育になっている実態を批判する。私の頃もそうだったがトップシェアの光村図書の教科書を中心に、そこは保守イデオロギーの塊なのだ。 「光村図書の『こくご 上』を読んでいたときのことだ。小学校に入学してはじめて手にする国語の教科書である。だから、「あいうえお」を学ぶことになる。それに例示されているものが気になったのだ。「あ」は「あめ・あり・あひる」、「い」は「いす・いるか・いのしし」、「う」は「うし・うみ・うちわ」、「え」は「えき・えほん・えんとつ」。いまの子供が「うちわ」や「えんとつ」にどれだけのリアリティーを感じるだろうか。しかし、もっとおかしいのは「おけ・おに・おの

  • 勲章 知られざる素顔 - 情報考学 Passion For The Future

    ・勲章 知られざる素顔 凄く面白い5つ星の新書。 十字軍の戦士が身につけた十字架の記章を起源とし、日では「薩摩琉球国勲章」を嚆矢とする勲章とその制度は、実はそれを運用する法律がない。明治の勅令や太政官布告によって運営されている。諸事情と経緯を背負った不思議な制度である。 日では春と秋の叙勲で約4000人ずつ、高齢者叙勲、死亡叙勲、外国人叙勲、気兼業務従事者叙勲、緊急叙勲を含めると受勲者は年間2万人を超える。対象は「国家又は公共に対し功労のある者」。最高位の大勲位菊花賞頸飾の下に、総理大臣ら政治家や公選職、民間人系の旭日大綬章、公務員系の瑞宝章の2系列があり、それぞれに重光章、中綬章、小綬章、双光章、単光章と続く。国家・公共にとっての功労とは何か。2003年の改革で勲一等のような数字による等級区別は廃止されたが、その度合いが等級によって序列化されるしくみにかわりはない。だから受賞者をみれ

  • チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌 - 情報考学 Passion For The Future

    ・チェルノブイリの森―事故後20年の自然誌 ウクライナアメリカ人ジャーナリストによる長年のチェルノブイリ訪問取材をまとめた渾身のルポタージュ。ロシアウクライナ、ベラルーシにまたがる原発事故の地の意外な真の姿がわかる。 視覚的にはチェルノブイリは死の街などではない。 「ところが事故の十年後の1996年に初めてチェルノブイリ地区を訪れると、驚いたことに、いちばん目につく色は緑色だった。このときの取材記録を見ると、「原野」や「森」や「野生生物か!?」などの語句を下線で強調したり、丸で囲んだりした説明がびっしりと書きつらねられている。通説や想像とうらはらに、チェルノブイリの土地は独特の新しい生態系に生まれ変わっていたのだ。悲愴な予言などものともせず、ヨーロッパ最大の自然の聖域として息を吹き返し、野生の生物で満ちていた。動物は、思いもかけず魅力的な棲みかとなった森や草原や沼と同様に、放射性物質で

  • 方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム - 情報考学 Passion For The Future

    ・方法への挑戦―科学的創造と知のアナーキズム 孤高の天才科学哲学者ファイヤアーベントの代表作。知のアナーキズム。ゲーデルの不完全性定理やドーキンスの生命機械論並みに、人生観を変えるくらいのインパクトがある。 「科学は質的にアナーキスト的な営為である。すなわち理論的アナーキズムは、これに代わる法と秩序による諸方策よりも人間主義的であり、また一層確実に進歩を助長する。」よって、進歩を妨げない唯一の原理は、anything goes(なんでもかまわない)であるというのがこのの理論である。 ファイヤアーベントは、科学は一般にどこまでも合理的と考えられているが、実は神話に近いものであり、人類の数多くの思考形式のひとつに過ぎず、特別なもの、最良なものというわけではないと論ずる。なぜなら科学の進歩は、古い合理性の外側からやってきた非合理な発見によって牽引されてきたからである。 「繰り返して言うが、

  • iPadで古事記の傑作漫画を読む 「まんがで読む古事記」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・まんがで読む古事記 第一巻 電子書籍じゃなくても名作だと思うのですが、電子書籍の名作です。 最先端の電子機器iPadで日最古の古事記を読むという、とり合わせの面白さだで紹介するわけではありません。もともと私は古事記・日書紀が好きなので、現代語訳や漫画作品が出るたびに買っていますが、この漫画は娯楽的にも教育的にも抜群に素晴らしいと思います。完成度が高いエデュテイメント作品です。 古事記の話そのものは荒唐無稽で、おまけにエロスとバイオレンスに満ちた展開ですから、そのまま漫画にすると解説なしにはわかりにくくて、素直に楽しめない作品になります。でも、脚色を入れてドラマとして面白くし過ぎると、今度は来の古事記の内容を知るという教育目的が果たせなくなります。この作品はそのバランス感覚が素晴らしいのです。 解説や神々の系図もちゃんとつけられています。作品には御参拝記念用「まんがで読む古事記」神

  • PCでラジオを録音 Logitec USB対応 FM/AMラジオチューナー Windows用 LRT-FMAM200UW - 情報考学 Passion For The Future

    Logitec USB対応 FM/AMラジオチューナー Windows用 LRT-FMAM200UW PCでAM/FMラジオ番組を聴く、録音する、iPodやiPhoneで聴くということが簡単にできるUSBラジオチューナー。ネットでラジオ放送を流すradikoもあるがNHKなど非対応局や非対応地域では聴けない。ラジオ放送を良好に受信できる環境で使う必要があるが、あらゆるラジオ放送を録音できるのが、このチューナーのよいところ。 AMラジオ用の外部アンテナが付属する。 最初に地域を設定して、周波数スキャンを行うと、受信環境が整う。録音予約は時間帯と局をマニュアルで設定する必要がある。 ラジオ受信・録音ソフトの「らくラヂ」と音声ファイル管理ソフト「らくチューン」がある。タイマー録音、早聞き、遅聞き、スキップ再生、自動ファイル分割、iTunes転送、無音部自動検出などの機能がある。 この値段は安い

  • 楽しい昆虫料理 - 情報考学 Passion For The Future

    ・楽しい昆虫料理 これは相当やばい...気のだったか。 「昆虫料理の世界へようこそ。書を手に取られたあなたの好奇心に敬意を表します。さあごいっしょに、おいしく楽しい昆虫料理の扉を叩きましょう。 書では昆虫よりも昆虫料理という用語を多く使っています。昆虫と聞くと佃煮を思い浮かべられる人が多いでしょう。でも昆虫にはもっとさまざまなおいしいべ方があるはずです。肉料理や魚料理があるように、昆虫料理と言うジャンルがあってもいいのではないでしょうか。」 どういう料理かというのはアマゾンのなか身!検索があるので一目瞭然(これほどなか身検索!が効果的なはあるまい)。バッタ、カマキリ、キリギリス、コオロギ、カイコ、アブラゼミ、タガメ、ナメクジ、イナゴ、スズメバチ、ゴキブリ、ジョロウグモ、ミールワーム、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ナナフシ、ムカデ....など多数。 え、カブトムシ?

  • てにをは辞典 - 情報考学 Passion For The Future

    ・てにをは辞典 コラムやエッセイ、創作など、自己表現する文章を書く人を支援する。「逆引き頭引き日語辞典」の小内一氏編纂。 「空が晴れる」なら「空」と「晴れる」。 「を」「が」「に」「の」を介して結びつく言葉の辞書。 近現代の大衆小説・時代小説・純文学・評論など250名の作家の作品から、編者が20年かけて採集した語例が60万語。主に文庫になったから選んでいる。 「言葉は単独でもつかわれますが、多くの場合、二つ以上の言葉が結びついて使われます。この結びついた形を、書では、「結合語」と呼ぶことにします。国語辞書は言葉の意味と文法的な解説を主とするので、紙面の制約上、わずかしか結合語の例を載せられません。 書には、言葉の意味と文法的な解説はありませんが、のべ六十万語の結合例を載せています。書は、国語辞書を補完する一冊として使っていただくと、より力を発揮すると思います。」 実際、ちょっと

  • 裸はいつから恥ずかしくなったか―日本人の羞恥心 - 情報考学 Passion For The Future

    ・裸はいつから恥ずかしくなったか―日人の羞恥心 ペリーの日遠征に随行した画家の「下田の公衆浴場」という絵には、全裸の男女が秘所を隠すこともなく混浴の浴場でくつろぐ様子が描かれている。若年や中年の男女が多いが、誰も互いの裸体に欲情していないし、恥ずかしさも感じていないことがみてとれる。この絵を見たアメリカ人は日人を「淫猥な人たちだ」といい、フランス人は「日人に羞恥心はない」といい、オランダ人は「男女の性別を気にしていない」といって驚き、そして軽蔑した。 150年前の日では「男女が無分別に入り乱れて、互いの裸体を気にしないでいる」のは普通だったのだ。江戸時代の日人にとって、裸体は顔の延長のようなものであり、現代人の我々がスッピンの顔を見られても恥ずかしくないように、裸を見られても平気だった。 江戸時代の日人がいかに裸に対しておおらかだったか、具体的な記録から明らかにされる。若い娘

  • 日本語作文術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日語作文術 「書は、高望みはせずに定型的な文章を書くことでよしとする。一定の言い回し(表現の型)を踏まえれば、誰にもそこそこの文章が書ける。文章を書くとは一定のマニュアルに従って定型表現をつなぎ合わせることだ。世の文章指南書のお勧めやタブーにあちらこちらで異を唱えながら、書が説くのは「型」を重視する「パッチワーク的文章術」だ。」 読みやすい、分かりやすい、説得力がある"達意"の文章を書くための指南書。 ・一文を短く書く ・使い古された言い回しを上手に使いこなす ・主観的、曖昧な日語を、英語のように客観的、論理的に書く ・文の単位は長い順で並べる といった指導がある。わかりやすく、誰でも実践できる方法論ばかりだ。 特に曖昧さ回避で、わかりやすくは基だと思う。 川端康成『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は、主語として「汽車」が省略されていると著者は指摘する。英

  • 日本神判史 盟神深湯・湯起請・鉄火起請 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日神判史 盟神深湯・湯起請・鉄火起請 最近読んだ新書で一番面白かった。名著だ。 日書紀に盟神深湯(くかたち)という神判が出てくる。熱湯に手を入れたり、焼けた斧を握らせる神判である。古代史の話は実際に行われたのかわからないが、室町時代には、煮えたぎった熱湯の中に手を入れて火傷の具合で有罪無罪を判定する湯起請があった。そして、江戸時代には真っ赤に焼けた鉄片を握らせて判定する鉄火起請が、現実に行われていた。著者は記録に残っている湯起請87件、鉄火裁判45件の事例を、丁寧に分析して神判の実態を明らかにしていく。 土地の領有権や男女問題など解決が困難な問題がこじれて大ごとになると、湯起請・鉄火起請は行われた。当事者たちは決死の思いで神判に挑んだこと(負けたり逃げたりすると処刑されることもあった)、どんな思いで関係者はそれを見ていたか、事後どういうことになったか、などの顛末が多数語られる。細部が

  • 電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア - 情報考学 Passion For The Future

    電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア 電子書籍と出版というベタなタイトルのを書きました。7月10日発売です。 共著者は、高島 利行 (株式会社語研取締役営業部長/版元ドットコム有限責任事業組合組合員), 仲俣 暁生 (フリー編集者・文筆家/「マガジン航」編集人), 橋 大也 (株式会社取締役会長/ブログ「情報考学」運営), 山路 達也 (フリーライター・編集者), 植村 八潮 (東京電機大学出版局長/日出版学会副会長), 星野 渉 (「文化通信」編集長), 深沢 英次 (メディアシステム・ディレクター/グラフィックデザイナー), 沢辺 均 (ポット出版代表取締役社長・版元ドットコム有限責任事業組合組合員)という出版業界の(くせものぞろいの)論者たち。いま電子出版にはどんな問題意識、議論があるのかがよくわかる一冊です。 私が登場する第1章「2010年代の『出版』を考え

  • 振仮名の歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・振仮名の歴史 平安時代から現代まで振仮名の歴史を振り返るトリビアな新書。 日語特有の表記法である振り仮名には大きく「読みとしての振仮名」と「表現としての振仮名」の二つがある。「合図」と書いて"あいず"と振るのが前者であるなら、"サイン"と振るのが後者である。 古くは、漢語で書かれた日書紀にも振仮名が振られていることがわかる。中国語を日語で読むことが契機となって誕生したものであるらしい。二つの使い方は当初から存在していた。室町時代の頃には左右両振仮名というのもあって、読みと表現の両方を左右に書いた例もある。 表現としての利用が極まった例として、実際にはない漢字をでっちあげて、それに振仮名を振って遊んだ平安時代の嘘字なども紹介されている。実用性だけではなくて、それ自体がかなり饒舌なサポーターとして日文化を支えてきた。 明治時代に官権派の「大新聞」は振仮名を振らず、大衆的な読者を対象

  • 努力しない生き方 - 情報考学 Passion For The Future

    ・努力しない生き方 20年間無敗の雀鬼 桜井章一の語る人生哲学。努力と書いて「努めて力まない」ととく、そのココロは?。ポジティブシンキング、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング全部試したけどダメ、肌に合わないよっていう人は、このでうまくいくかもしれない。 「このでは「努力する」「求める」「つくる」といった足し算へと向かうさまざまな発想や行為を俎上に載せている。そしてそれらがどれだけ無理で不自然なものを孕んでいるか、それゆえ破綻しやすく、かつ人生に対していかに破滅的なものになりうるかを述べたつもりである。」 確かにどんな分野でも達人の極意は、いかに力を入れないか、にある。 「つまり、麻雀にせよ、何にしろ、そこにあったのはいつも「努力」ではなく「工夫」だったと思う。「工夫」があれば何事も楽しくできるのだ。「努力」をしようとすればかならず余計な力が入る。練習して上達を続けるには力が入っ