愛知県豊橋市で「カレーうどんを、ご当地グルメに」と、新たなまちおこしキャンペーンが繰り広げられている。うどんの下にとろろご飯を入れる独特のレシピ。参加する市内40のうどん店が基本の作り方を統一した上で、それぞれの味を大切にしながら売り出し中だ。 市内のうどん店は、麺(めん)類食堂組合加盟店だけで約70店ある。「ほぼ全店が自家製めんを使用」(豊橋観光コンベンション協会)という「こだわり」が自慢だ。カレーうどんは各店とも人気で、香辛料の配合やトッピングなどで味を競う。 そんな状況に市や商工会議所、コンベンション協会が目をつけた。昨夏から「豊橋カレーうどんをご当地グルメに育てよう」と店側に働きかけ、40店が基本的な作り方やトッピングを共通化して売り出すことに。 基本は、自家製めん使用▽底からご飯、とろろ、カレーうどんの順に入れる▽豊橋産ウズラの卵を使う▽福神漬け、または、つぼ漬けを添える。これに