「文藝春秋」を飾った画期的論考が一冊に 俗論に流されず、貫き通した持論とは。小泉信三、田中美知太郎から石原慎太郎まで、碩学十三人が一石を投じた「常識」の集大成! ●小泉信三「平和論」〔昭和27年1月号〕 ●林健太郎「マルクス主義との格闘」〔昭和34年6月号〕 ●小林秀雄「歴史と人生」(「プルターク英雄伝」〔昭和35年11月号〕 ●竹山道雄「なぜ目を閉じ耳を塞ぐのか」〔昭和36年12月号〕 ●大宅壮一「マイホーム国家の没落」〔昭和44年9月号〕 ●福田恒存「日米安保は幻想である」〔昭和48年12月号〕 ●山本七平「領土の研究」〔昭和52年6月号〕 ●田中美知太郎「常識の立場」〔昭和57年2月号〕 ●塩野七生「浩宮へ・一先輩より」〔昭和58年年1月号〕 ●江藤淳「生者の視線と死者の視線――靖国問題を検証する」〔「諸君!」昭和61年4月号〕 ●佐伯啓思「誰がための『構造改革』か」〔「諸君!」20