もう一つのWWW 「知識のインフラ」辞書は技術の塊だった 三省堂のことばの壺 ワード・ワイズ・ウェブ 勝田敏彦 元朝日新聞記者、高エネルギー加速器研究機構広報室長 ワールド・ワイド・ウェブ(World Wide Web、WWW)が生まれて今年がちょうど30年になるという話を9月10日の『論座』に書いた。インターネットのWWWは、現在では社会のインフラになっており、使っていない人は少ないだろう。だが、ちょっと毛色が違う「もう一つのWWW」が存在することをご存じだろうか。 その名は「ワード・ワイズ・ウェブ(Word-Wise Web)」。三省堂の辞書部門が運営しているサイト「三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺(つぼ)」だ。「ワード・ワイズ」とは、「ことばに関する」「ことば志向の」「ことばに通じた」などの意味だという。 三省堂のWWWには、同社が刊行している辞書や辞典の紹介、言葉に関する
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