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ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (230)

  • 美術館・博物館:入場フリーショップ、カフェ一覧 | 青い日記帳 

    展覧会はもう見ちゃったけど、買い損ねたグッズだけ購入したいとか、美術館のカフェだけ利用してみたい。と思うことしばしばあります。 ほぼどこの美術館・博物館でもショップやカフェ併設されています。美術館ガイドブックは何冊も発売になってますが、入場券払わずにそれらだけ利用出来るかどうかは、実際行ってみないと分かりません。 東京の出張終え帰りに、ちょっと上野駅公園口前の国立西洋美術館に立ち寄りグッズを購入出来るのか?はたまた雑誌等でも話題の山種美術館やブリヂストン美術館のカフェのみの利用は果たして可能なのか?意外と盲点だったりします。 Twitterで「展覧会チケット購入しなくても利用できるミュージアムショップ、カフェ一覧とかあったら便利ですか?」とツイートしたら沢山の方からリプライ貰ったのでひとまず都内限定ですが、チケット無しで利用可能なショップとカフェ(レストラン)一覧作ってみました。 美術館・

  • 「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」 | 青い日記帳 

    松屋銀座で開催中の「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」プレス内覧会にお邪魔して来ました。 →以前紹介した記事はこちらです。 ロートレックにミュシャ、スタンランそしてクリムトにシーレといった名の知れた作家によるポスター幾度となく様々な展覧会で目にした機会あろうかと思います。 ちょっと観飽きた感も無きにもあらずかと。 でもでもこの「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」決して見逃してはなりません。メジャーな画家のポスターは勿論ですが、普段決してお目にかかれないような当時の社会性を反映したとても興味深い名の知れぬ画家によるポスターが目白押し&大注目です! 期待せずに伺うと「大物」に出会うことしばしばありますが、この展覧会はまさにその典型。チェコ国立プラハ工芸美術館、チェコ国立モラヴィア・ギャラリー等より約130点の初めて目にする新鮮で鮮烈な印象を与えるポスターが松屋銀座に勢揃いしています。 例え

  • 「智恵子抄展」 | 青い日記帳 

    菊池寛実記念、智美術館で開催中の 「智恵子抄 高村光太郎と智恵子 その愛」展に行って来ました。 いつの頃だったでしょうか。確か中学生時代の教科書に高村光太郎の「智恵子抄」が載っていたのは。「恋」や「結婚」ましてや「」などといった言葉とは縁遠かった子どもの心にもずしんと衝撃を与えたシンプルな口語詩。 それは見た目シンプルでありながら、実は重たく冷たい氷塊のような破壊力を有した詩であったことは、今この年齢になってもまだ心にその時の痣が残っていることからも明らかです。 風にのる智恵子 狂つた智恵子は口をきかない ただ尾長や千鳥と相図する 防風林の丘つづき いちめんの松の花粉は黄いろく流れ 五月晴の風に九十九里の浜はけむる 智恵子の浴衣が松にかくれ又あらはれ 白い砂には松露がある わたしは松露をひろひながら ゆつくり智恵子のあとをおふ 尾長や千鳥が智恵子の友だち もう人間であることをやめた智恵子

  • 「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」|弐代目・青い日記帳

    川村記念美術館で開催される 「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展のプレスプレビューにお邪魔して来ました。 追記:川村記念美術館さんよりプロのカメラマンさんが撮影した会場内の写真お送り頂きました。こちらの記事に掲載しました!画像で観ても圧倒されます。 千葉県佐倉市の南西端に位置するDIC株式会社の広大な敷地内にとんがり帽子が二つ並んだ可愛らしい外観の美術館があります。このブログでも度々登場する川村記念美術館。東京から最低でも90分を要するこの美術館に6月7日(日)まで「奇蹟」が。その奇蹟の名こそ「マーク・ロスコ 瞑想する絵画展」 展覧会を観る前に待ちきれなく書いてしまったこちらの記事「川村記念美術館のロスコ展を見逃すな!!」いくらなんでもそこまでは…と訝しがられた方も多いかと。でも、実際に拝見して来た今、あらためて言っちゃいます。「間違いなく、2009年前半の一番目玉となる展覧会です。」 川村

  • 「コーネル展」に行こう! | 青い日記帳 

    川村記念美術館で好評開催中の 「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎−箱宇宙を讃えて」展。 4月10日から始まったこの展覧会。千葉県佐倉市という立地条件の決して良いとはいえない場所にある美術館での開催ながら、大勢の方が「これだけは!」と遠路はるばるお出かけになっています。 古来、小さいものに「うつくし」という思いを見出した日人のDNAをくすぐり、心の琴線に触れるものが、コーネルが作り出すミニマムな世界にはあるのでしょう。 会場入ってすぐの壁にはコーネル芸術を深く敬愛する高橋睦郎氏がコーネルを讃えて詠んだ詩「この世あるいは箱の人」が。 ☆コーネル展会場写真は全てクリックで拡大します。 まず、急く気持ちをぐっとおさえまずはこちらで、コーネル+高橋の世界のプロローグを。許されるなら詩って声に出して読んでみたいものですよね。 ジョセフ・コーネル「無題(ラ・ベラ[パルミジャニーノ])」 ガラスの壁で仕切ら

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2010/04/26
    屏風をみるのなら五月中なんだらうな。
  • 「お江戸の絵画は大賑わい」 | 青い日記帳 

    板橋区立美術館で開催中の 館蔵品展「お江戸の絵画は大賑わい」展に行って来ました。 平成21年度新収蔵作品4作品を含む板橋区立美術館館所蔵の43点の作品が現在「お江戸の絵画は大賑わい」と題され公開されています。 館蔵品展の時は毎度のことながら、ここの美術館の太っ腹ぶりが大いに発揮されます。畳の上に屏風を展示した「お座敷コーナー」では作品と鑑賞者を隔てるもの一切なし。ガラス一枚ありません。立ち入り禁止線もないので吐息がかかるほど間近に寄りなめまわすように鑑賞することも可能。 展示室の一角には畳敷きの大広間を再現し、物の屏風を直接ご覧いただくコーナーを作ります。お江戸で活躍した絵師たちの息づかいを体感していただければ幸いです。お座敷コーナーにはご丁寧にも座布団まで毎回用意されており、ゆったり腰を下ろしあぐらでもかきつつ、大名気分、豪商気分で屏風絵を愛でられます。贅沢だ〜 しかも今回は河鍋暁斎の

  • 「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎」 | 青い日記帳 

    川村記念美術館で開催中の 「ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」展に行って来ました。 待ちにまった「コーネル展」 小箱ならぬ小部屋に川村記念美術館が所蔵する16点のコーネル作品が配置されています。規則正しい配置ながらひとつひとつの作品が星座を形作る星たちのように輝きを放っています。 実際その星座の中に身体を置くと、コーネル・ボックスの住民になったかのような印象を受けます。そう特別展会場自体が「箱の中」なのです。 注:画像は美術館の許可を得て撮影したものです。 ネタバレなんてつまらない心配は無用です。いくら会場写真を目にしようが、「箱の中」に自ら入り込んでみない限りこの展覧会の質は、僅かなかけらすら手にすること出来ません。 会場はさながらプラネタリウムのよう。暗闇に浮かびあがる16個のコーネル作品。小宇宙を浮遊しながらの作品鑑賞。この特別な空間だけでも気持ち高鳴るの抑えること困難

  • 1/4 「洛中洛外図屏風 舟木本」 | 青い日記帳 

    東京国立博物館所蔵の重要文化財「洛中洛外図屏風 舟木」(「舟木」とは長浜の医師、舟木栄氏が所蔵していたことに由来。)保存の観点から公開されるのは稀ですが、嬉しいことに来年新年1月から館で公開されます。 6曲1双 紙金地着色 端扇各縦162.5 横54.2 中扇各縦162.5 横58.3 江戸時代 2010年1月13日〜2月21日まで館7室にて展示公開。京都の市中と郊外を描く洛中洛外図の一つ。右端に豊臣氏の象徴である方広寺大仏殿,左端には徳川氏の二条城を置いて対峙させる。鴨川の流れが左右の2隻を連繋し,密集する京の町が四方に広がる。各層各種の人物が生き生きと活写され,その数は2500人に及ぶ。もと滋賀の舟木家に伝来し,舟木の名で親しまれている。 東博のサイトにはこの舟木の作者について言及していませんが、専ら岩佐又兵衛作の洛中洛外図として通っている屏風絵。 辻惟雄先生も昨年刊行さ

  • 「イタリア・ルネサンスの版画展」 | 青い日記帳 

    国立西洋美術館で開催中の チューリヒ工科大学版画素描館の所蔵作品による「イタリア・ルネサンスの版画―ルネサンス美術を広めたニュー・メディア」展に行って来ました。 版画と聞くと、浮世絵やウォーホルなどしか頭に思い浮かばない私なのですし、版画に関する知識ゼロに近いので、この展覧会はパスしようかな〜と思っていました。 でも、国立西洋美術館研究員の渡辺晋輔氏によるスライド解説があるというのでそれを伺ってからなら少しは楽しめるかなと思い出かけて来ました。 結論から先に言いますと、とても面白い展覧会です。 展覧会を担当された渡辺氏の解説がとても分りやすく、鑑賞の手助けになったことがその大きな要因だと思います。今日の記事はその渡辺氏の解説を中心に私の感想は極僅かにし、ご紹介したいと思います。 展覧会の構成は以下の通りです。 第1章 イタリアにおけるエングレーヴィングの誕生 第2章 ヴェネツィアの版画 第

  • 「動物絵画の100年展」 | 青い日記帳 

    府中市美術館で開催中の 「動物絵画の100年 1751-1850」展に行って来ました。 はろるどさんからこの展覧会が開催されることを教えていただき いまかいまかと開催を首を長くして待っていました。 待ちきれずにこんな記事も書いてしまったほどです。 府中市美術館へは今回、初めて行きました。 まだオープンして数年しか経っていないということでとても綺麗な美術館です。 都立府中の森公園の中にあるので世田谷美術館と感じが似ているとこあります。 美術館スタッフの対応もとても丁寧で親切でした。「初対面」の印象は二重丸。 さて、早速待ちわびた展覧会の様子でも。 構成は以下の通り。 ・神性 ・科学と好奇心 ・迫真の妙 ・もの思う動物 ・子犬と虎 ・奇と個性 ・情景 当然ですが全て「動物」を描いた作品です。 ただ、「動物」といっても、空想上の動物、龍や鳳凰、麒麟などから、 魚や蛙、バッタのような昆虫までありと