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ブックマーク / r25.yahoo.co.jp (10)

  • 高橋秀実「面白いのはあなたです」 | web R25

    イラスト・小笠原 徹 「どうすれば面白い文章が書けるんでしょうか?」 時折、そう訊かれることがある。私は正直に「わかりません」と答えていたのだが、それも愛想がないので、「そんな方法があるなら、私も教えてほしいくらいです」と切り返すことにした。実際、そう思っていたのだが、これは間違った答えであることに最近気がついたのである。 方法やコツが「ある」などと思えば、それらを知るまでは面白い文章が書けないことになる。文章より内容などを考え込んでしまうことにもなり、肝心の文章が先に進まないのだ。 才能もそうだろう。文章は才能だと言う人もいるが、自分に才能が「ある」などと思うと、文章を書く際にその才能を見せなくてはならなくなる。モノであれば「ある」のを見せるのはたやすいが、才能はモノではないので、見せるといっても何を見せるのかよくわからず、見せようとしている姿勢を見せることになって、自意識過剰に陥

    高橋秀実「面白いのはあなたです」 | web R25
  • 増加中!地方スポーツ雑誌の情熱 | web R25

    1993年のJリーグ誕生以降、スポーツ界のキーワードとなっている「地域密着」。長らくプロ野球チームがなかった東北でも、楽天が創設9年で初優勝を果たした 「出版不況」という言葉がささやかれてずいぶん経つ。有名雑誌の部数減少や老舗雑誌の休刊、出版社倒産のニュースも珍しいものではなくなった。ところが今、こんな出版界の事情に逆行するような、ある現象がおこっている。それは下記のような地方発のスポーツ雑誌の増加だ。 北海道『北の球児たち』 岩手『Standard』 群馬『Gsports』 神奈川『ベースボール神奈川』 静岡『静岡高校野球』 岡山『岡山県高校野球』 沖縄『ベースボール沖縄』 目立つのはスポーツの中でも高校野球関連の雑誌。総合スポーツ誌である『Standard』も高校野球特集はメインコンテンツであり、『Gsports』は『群馬の高校野球』という別冊も発行している。 ま

    増加中!地方スポーツ雑誌の情熱 | web R25
  • しゃべるのが最も難しい方言は? | web R25

    東条操氏の「方言区画」による方言の分類をイメージ化したイラスト。例えば西部方言なら、北陸・近畿・中国・雲伯・四国方言に細分化されるという イラスト/GRINGO&Co. 日にはたくさんの方言があるけれど、東京の人にとってしゃべるのが一番難しい方言はなんだろう? 方言に関する多数の著書がある東北大学方言研究センターの小林隆教授に聞いてみました。 「主に沖縄や奄美諸島などで話される、琉球方言と考えるのが妥当でしょうね。母音が『あ』『い』『う』の3つしかなかったり、奈良時代の日語の名残である『は行』が『ぱ行』になる現象があったりなど、州の方言には存在しない独自の特色があります。東京の人にとっては発音や文法などの根から異なる部分が多いため、マスターするのは難しいでしょう。さらに、琉球方言は奄美方言、沖縄方言、そして宮古島や石垣島などの先島方言に分かれており、その多様さと複雑さは州全体で

    しゃべるのが最も難しい方言は? | web R25
  • 「男性は右前、女性は左前」そのナゾを解き明かせば… | web R25

    撮影/クドー写真事務所 古着屋さんで安売りされている服を買ってみたら、どうにも着づらい。よく見てみたら女性用のシャツで、ボタンの左右が逆。あ~ガッカリ…なんて経験したことありません? でも、なぜボタンって男女で逆なんでしょう? もしかして、男が脱がしやすいから!? さっそく、文化服装学院で西洋服装史を教えている朝日真先生にお話を伺いました。 「ボタン文化は、アジアからヨーロッパに伝わったのですが、アジアでは、右前左前は明確には決まっていませんでした。ボタンがヨーロッパで一般的に広まったのは14~15世紀。意外と歴史が浅いのです」 では、なぜアジアからヨーロッパに伝わった段階で、男性は右前、女性は左前というルールになったのでしょうか? 「それにはいろいろな説がありますね。例えば、“王宮で男性は自分で服を着て、女性は他人に着せてもらうから左右逆になった”“左の腰につけた剣をスムーズに出

  • 日本の家の平均寿命が短い理由

    多くの人にとって生涯で最も高い買い物は家だろう。だからこそできるだけ長く住み続けたいところだが、日住宅は欧米諸国に比べてかなり寿命が短いことをご存じだろうか? 平成8年に国土交通省が試算したデータによれば、日住宅が平均築26年で建て替えられるのに対し、アメリカは築44年、イギリスは築75年。日住宅はなぜこんなに寿命が短いのだろうか? 「日が高度成長を遂げた時代に住宅ローンが創設され、多くの国民が家を持つ時代に入りました。そうしたニーズを満たすために住宅の大量生産が求められるなか、安価で質の悪い資材を使った、質の悪い家も多く建てられ、結果として日住宅寿命が短くなるきっかけとなったように思います」(良質住宅促進協議会理事長の澤田升男さん) では、澤田さんのいう “質の悪い家”とは、どんな家なのか? 「それは日の高温多湿の気候を無視した間取り、工法、材質を用いた家です。

  • 世界の「ねこマップ」作成進行中 | web R25

    での登録状況。このほかヨーロッパや北米の登録が多い ※この画像はサイトのスクリーンショットです ロンドン動物学会が、世界各地に生息するたちのデータを収集して、オンライン上の地図に書き込むプロジェクト「Cat Map」を立ち上げている。の名前や写真、住所、色、性別、年齢などを入力してサイトに反映させると、世界地図の上に“ここにがいます”というのアイコンが表示されるほか、年齢や色などから“逆引き”でを探すことも可能だ。 そもそもこの地図は、ロンドン動物園で3月22日にオープンする“もっとも大きな”であるスマトラトラの飼育舎に関心を持ってもらうために立ち上げられたもの。3月5日、WIREDがこのことを報じると、好きのネットユーザーが早速反応。ツイッター上では 「これはおもしろい」 「何これ気になる!」 「これ見てるとすぐ20分ぐらい過ぎる」 という声があがり、ハマっ

  • 岩手に雑誌が売れる土壌を作った男 | web R25

    盛岡市内では地元に根差した雑誌を多く見かけました。岩手県内のスポーツを扱う専門誌までありましたよ! 宮沢賢治や石川啄木、高村光太郎を輩出し、柳田國男が『遠野物語』の取材を行った岩手県は古くから文芸にゆかりのある地。毎年秋に行われる、高校生のための文芸賞「全国高等学校文芸コンクール」では、岩手県の高校生が1999~2011年で最優秀賞を9回受賞するなど、文芸への親しみは今も健在のよう。 そんな岩手県には、実は「日一雑誌好きな県」という横顔があります。「平成21年地域,品目別1世帯当たり1か月間の支出」(二人以上のうち勤労者世帯)によると、「雑誌・週刊誌代」が544円と全国1位。 詳しく調べてみると、その背景には、とある書店の活躍が関係していそうなことが見えてきました。好きや書店員なら一度は耳にしたことのある有名書店「さわや書店」です。 さわや書店は県内に10店舗を有する地元の屋さ

  • カップ焼きそば ソースの秘密 | web R25

    「マルちゃん」の「昔ながらのソース焼そば」。液体と粉末、それぞれ好みはありそうですが、液体・粉末併用商品も含めて、カップ焼きそばファンの好みに合うように作られているんですね 数あるカップ麺のなかでも不動の人気を誇るカテゴリーが「カップ焼きそば」。かくいう筆者もファンの1人で、無性にべたくなることもしばしば。だが最近、妙に気になることが。カップ焼そばのソースには、なぜ液体と粉末の両タイプがあるのか? 両者は意味があって使い分けられているのか? 明星品の広報に聞いてみた。 「液体タイプは油分を使用しているために麺がなめらかになり、混ぜやすくなります。いわゆる『コク』と呼ばれる深みのある味わいを出しやすいのが特徴ですが、粉末タイプに比べてカロリーはやや高めです。一方の粉末タイプは混ぜにくさはありますが、麺に直接染み込む分べたときにソースの味そのものの『スパイシーさ』を感じやすい、というメ

  • 万年筆のような書き味と手軽さを両立した新しい筆記具 | web R25

    デザインはクラシックなものから現代的なものまで12モデルがラインナップ。女性向けにボディが細身のスリムタイプもある。交換用のリフィール(替え芯)は11050円 ときおり万年筆を使っている人に出会うが、聞けば日常的に使うには結構ハードルが高いそうだ。理由は、インクの補充や小まめなメンテナンスなど、何かと手間がかかるためだとか。それでも使い続けるのは、他の筆記具では味わえない書き味が魅力だから。使い込むほどペン先がわずかに摩耗して、使用者の“書きグセ”にペンがなじんでくるのだという。 そんな万年筆さながらに、自分だけの“書き味”を簡単に手に入れられるペンが登場した。米国の高級筆記具ブランド、パーカーの「インジェニュイティ」だ。このペンは「パーカー5thテクノロジー」という、まったく新しい筆記具の構造を採用したもの。この「5th」とは、万年筆、ボールペン、ローラーボール(水性ボールペン)、シ

  • わらじが現代によみがえる!? 江戸時代に想いを馳せるサンダル | web R25

    メンズのサイズはS(24.5~25.0cm~)、M(25.5~26.0cm)、L(26.5~27.0cm)。重さは約220g(Mサイズ片方)と軽い。下記リンク先HPでは、動画のほか、共同開発者である東京大学大学院・深代千之教授のコメントなどを読むことができる 大河ドラマの影響もあり、坂龍馬がブームになっている。『脱藩の道をわらじで歩く』なんてイベントもあるようだが、江戸時代の人間は1日に30km以上の距離を歩くこともあったようだ。 その尋常ならざる脚力を支えたのが「わらじ」。長所は、鼻緒から出た2のひもを締め上げることでソールと足がぴったりと密着するフィット性。そして、足指の下にソールがないことで、指の付け根部分でしっかり踏み込んで蹴り出しができることだと言われている。 この長所を再現し、最先端の技術と融合させたのがウォーキングサンダル『ミズノ WAVE REVIVE(ウエーブ リ

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