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ブックマーク / www.axis-cafe.net (6)

  • ダウンロード犯罪化の経過について - おおやにき

    著作権法を改正して音楽・動画の違法ダウンロードに刑事罰を導入しようという案件について。すでに2010年から違法行為との位置付けはされていたが、その際には見送られた犯罪化をしようという動きがあり、4月13日の自民党文部科学部会で改正案が了承され(山一太議員のブログ)、政府・民主党も「著作権者の許諾なしにインターネットのサイトから音楽や動画を違法ダウンロードする行為に罰則を科す方針を固めた」との報道である(47news)。 ここで書きたいのはこれがどういう経過を示しているのかということで、というのは「しかも今回、途中までは議員立法でやるという話だったものが、突然どさくさにまぎれて閣法に盛り込まれた。立法プロセスとしても相当タチ悪いよこれ。関係者呼んでヒアリングさせて「十分議論して進めますので」と宣言してから1カ月も経ってないのにこんな手段で通そうとする。ふざけんなよって話。」(twitter

  • 長岡行き - おおやにき

    「UD教育プロジェクト」が主催する第5回国際連携教育シンポジウム「国際連携教育とユニバーサル・デザイン」というので喋ってくれと言われたので行ってきました。会場は長岡技術科学大学。いろいろ考えたのですが(米原回り北陸線とか高山線富山経由とか)日程も詰まっていたのであきらめておとなしく新幹線東京乗り継ぎ。乗り換え前後がちょうど100分ずつくらいの見当ですかね。まあちいと遠い。 東海道新幹線には乗り慣れているわけですがJR東日のは久しぶり、というか実は上越新幹線に乗るのこれが初めてじゃねえかな私。MAXときの、行きは2階席・帰りは1階席を選んで取ってみる。なんかこう、やっぱり微妙に天井が狭いですね。それにしても、高崎あたりまでは普通に冬の関東平野という風情だったのが、トンネルを抜けた途端に雪景色なのにはやはり驚きましたな。当に『トンネルをぬけると雪国」なんだねえ、あれは上越線らしいですけ

  • ものくうわたし - おおやにき

    えらいもん作ってもうたシリーズ第二弾。何かというと写真からはよくわからないと思いますが、黒米(古代米)のお粥です。『北京のやさしいおかゆ』に書いてある通りびっくりする味のものではありませんが(白粥と小豆粥の中間みたいな感じ)、すごい量の色素です。まあそりゃ、白米に2割混ぜただけでこんなんなるわけですから、100%古代米ならそりゃこうなるか。なお個人的には白粥か小豆粥の「どっちかにしてくれ」と思うわけですが、さてあと約1合あるでねえ。 というわけで『愛がなくても喰ってゆけます。』、店頭で気になってはいたのだが某紙書評を見て購入。いい話だ。特にそう思ったのは書評でも引用されていたが、主人公の「Yなが」が非常に好条件のオトコをあんこう鍋屋の味の評価をめぐって捨ててしまう、という部分。というか事というのも人間の非常に基的な欲望に関連する部分なので、そこのセンスが一致しない人間と共同生活するとい

  • 出版とそのリスクについて - おおやにき

    たいしたことでもないが、「自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ」(asahi.com)という話について、これが出版不況とか自費出版の売れ行きがどうこうという問題とは無関係だということをメモしておこうと思う。というか当の「自費出版」なら出版費用は作者がすでに全額出しているので売れようが売れまいが出版社の経営にはまったく影響がないはずだろうと。 つまり簡単に言うと出版には二つのビジネスモデルがあり、(1) 版元がコストを負担するかわりに利益も受けるので著者には一定の割り前(印税・原稿料)が回るものと、(2) 著者サイドでコストを負担するので利益も帰属し、出版社は一定の作業に対する対価を受け取るものとということになる。もちろんこの二つは理念型であって、原稿作成・組版・印刷製・流通・販売・宣伝広告といった一連の作業を著者と出版社でどう分担するかに応じてその中間形態がいろいろ考えられるわけだが、

  • 翻訳について - おおやにき

    引っ越しても相変わらずダイニングの机で仕事をしているのだが、旧居は台所が堂から横に突きだしたような形になっていたのに対して新居はLDKがひとつながりの大きな部屋になっていて卓のちょうど脇にシステムキッチンがある。おかげで仕事中に茶を入れたりだの雑誌だのレシピノートだのを見ながら炊事をするのは非常に楽になったのだが、最大の欠点は仕事に少し詰まるとたちまちガス台が綺麗になり始めることである。さて。 ちょっと事情があって大量の英文(しかも基的にダメな)を読む羽目になったので、気分転換も兼ねて積んであった『アメリカ法思想史』(スティーブン・フェルドマン、猪股弘貴訳、信山社)を読んでいたのだが、ええとこれはどうしたものか。まあ文章について「である」が連発されるのは趣味の問題だとしても主語が二つあったり文頭文末が合っていなかったりするケースがしばしば見られる。まあそれは校正ちゃんとしなかったの

  • あららの話(3・完) - おおやにき

    さて、こう書いてくると「しかし企業間の紛争じゃないだろう」と言いたくなるひとが増えてくると思うのだが、まさにその通りであってそこが指摘したいポイントである。つまり上記の通り唐沢氏側の対応はたとえば企業間紛争における法務担当者のものとしては非常に真っ当であっておかしくも何ともないと思うのだが、件の被害者である筆者氏は企業でもなく、法務担当者とか法律屋でもないわけである。ここでは紛争処理のルールの違うひとが相互に直面しているわけで、そのことがトラブルの最大の原因ではないかという気がする。 典型的には企業間紛争の特徴は、それが結局はカネの問題だということだ。筆者氏によれば唐沢氏側から提示された慰謝料は20万円だったということだが、まあこの金額が音なのか交渉過程でたとえば5割増しになることを見込んでの言い値なのかはわからない。わからないが、いずれにせよ財産的被害に対する補償としては結構な金額で

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