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ブックマーク / bookbar5.exblog.jp (19)

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  • 喜多八師匠の文字絵 | bookbar5

    渋谷東急ハンズで。動物や噺家さんを文字で描いたポストカード。「清く けだるく 美しく」であごのライン、右手人差し指から先の扇子のラインに「チャリンコ」、いいねぇたまらないねぇもっともっとみたいねぇ。作家の自分が作ったポストカードの説明をするブログ/師匠その2。Tシャツもあるのか。欲しいな。

    喜多八師匠の文字絵 | bookbar5
  • 『ヘンリー・ダーガー 非現実を生きる』 | bookbar5

    ヘンリー・ダーガー 非現実を生きる (コロナ・ブックス)(小出由紀子編著) ヘンリー・ダーガーが暮らした部屋や絵に圧倒されるばかりで15000ページ以上のタイプ原稿として残された『非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語』(=『王国』)には近づくことができない。子供時代/ヘンリー・ダーガーの部屋の考古学/『王国』を構成する三つの要素/非現実の王国へようこそ/『王国』は戦争中!/イメージの救出、あるいは拉致?/アーロンバーグ・ミステリー/現実性と非現実性/アルカディア、とコンパクトに分解したキーワードで、誰かに読ませたい読んでもらいたいと書かれたものではないことを知りながらの傲慢な、でもせずにおれないアクセスに耳打ちしてくれるのが書。坂口恭平さんが寄せた「ヘンリー・ダーガーという技術」のことと学習

    『ヘンリー・ダーガー 非現実を生きる』 | bookbar5
  • 『昭和の子ども生活絵図鑑』 | bookbar5

    『昭和の子ども生活絵図鑑』、ながた はるみ 絵/奥成 達 文 金の星社。 1926年から1989年が昭和。太平洋戦争をはさんだこの年月をひとくくりにして「昭和」とはいえないと、著者のお二人が少年少女時代を過ごした昭和21年から40年ころの思い出を中心に、人、物、風景をできるだけ多く集めて描き下ろしたとあとがきにある。 わたし自身の子ども時代の暮らしには重ならないが見覚えのある物や似た遊びがいくつも出てくるし、ながめていると両親やおじおばに聞いてきたことや映画で繰り返し観たことが自分の中に「懐かしさ」となって溜まっていることに気づいて可笑しくなる。懐かしい〜って雰囲気でいうけどじっさいなにも知らないでしょ>自分。でも懐かしいと思うのだ。親戚が集まったときに語られる話が完成度があがってがっちりインプットされるというのとも違う。外で庭木が枯れている。 入学式、授業参観、道草、お祭り、縁側、茶の間

    『昭和の子ども生活絵図鑑』 | bookbar5
  • 『海よ』神戸元町「海文堂書店」のための小さな唄 小野原教子 | bookbar5

    神戸の詩人・小野原教子さんが9月いっぱいで閉店した海文堂書店のために詩を書いたと聞いた。お店と店長に手渡しするために挿画と装訂を戸田勝久さんにお願いしてその言葉をに仕立てたという。思い→言葉→(届けるための)冊子。そうしてできたものを何て呼べばいいのだろう。 小野原さんが私信でくれた話だけれどどうしてもしゃべりたい。これは特装でも限定でもない。そのまんまなんだ。 (撮影:戸田勝久) 『海よ』神戸元町「海文堂書店」のための小さな唄 詩 小野原教子 装訂/水彩カット 戸田勝久 それぞれに海文堂書店の栞を一枚添付する 綴じ糸には絹で作られた三味線三の糸を使用 2013年9月30日刊行 印刷・製・発行/黄昏書局 戸田勝久さんの個展会場で『海よ』の展示もあり。 ・「叙友舎」「書坊の夢」戸田勝久展
10/12(土)~20(日) ・啓祐堂ギャラリー戸田勝久展 12/14(土)〜22(日)

    『海よ』神戸元町「海文堂書店」のための小さな唄 小野原教子 | bookbar5
  • 浮世絵木版画彫摺師三代目  梶川芳雄 | bookbar5

    浮世絵木版画彫摺師三代目 梶川芳雄 わたしのところは代々浮世絵の摺師で、この土地で仕事を続けて来ました。わたしは三代目にあたり、大正11年1月15日に現在の元浅草、当時の永住町に生まれて、現在68歳になります。初代は伯父の山歌五郎、二代目は父親の梶川留吉です。(略) 日の初期版画というのは墨線だけのものなんです。墨の線だけで色のつかない版画ですね。なぜ墨線だけかというと、僕の考えでは、こういう木版の技術というものは中国から伝わって来たものなんですね。それは仏教の経典からなんです。お経を版にするという技術は相当古くから伝わっているんですよね。そこでその技術を絵に利用したことが、日に浮世絵が出来たきっかけだと思うんです。字が彫れるんだから墨線の絵だって彫れるわけなんですね。これが浮世絵の元祖だと思うんです。初期の版画としては菱川師宣の大きい墨線の版画があるんです。最初はそれに筆でちょちょ

  • 阿部川町の刷師 北島秀松 | bookbar5

    阿部川町の刷師 北島秀松 明治38年生まれだからかぞえで74歳になんの。ところは阿部川町よ。いまじゃ元浅草……。昔は浮世絵関係がごまんといたとこだね。(略)おやじの後輩で関岡仙太郎って人に弟子入りしたの。あたしがいた時分には小島町にいてね。小島町から転々と越したけどね。(略)うちのおやじは北島権次郎ってね。仏画ばかりやってたし、兄貴は名人はだで、酒で早く死んじゃったが、そんなわけで自分もがんばらなくちゃていうんで、うちからの出じゃ一人前になれないんで、手間とってほうぼう京都、大阪と歩いたね。天皇陛下がご大典の時は関西へ行ってお掛字刷ってね。あたしは陛下の顔だけ刷って、向こうの職人が体刷ってね。(略) 田原町に弟子をつかってやりだしたのは昭和8、9年の頃だね。(略)終戦後、あたしあたしが鏑木清方の「築地明石町」を刷ったの。下谷神社にいま模擬の機械刷りのがかかってるけど、博物館に板があったのを

  • ウミネコ | bookbar5

    ウミネコ鳴く鳴く。夜も。まだ姿は見ていない。 以下、2011年6月の朝日のニュース記事より。 ウミネコ、東京のど真ん中で子育て 上野のビルに巣30 北海道や東北の離島などで子育てをするカモメの仲間のウミネコが今年6月、東京・上野のビルの屋上で繁殖していた。東京大学の樋口広芳教授(生態学)が初めて確認した。繁殖力が強い鳥だけに都市の生態系に影響を与えないか、調査を続けていくという。海鳥のウミネコは春、北海道や東北地方の海岸の岸壁や沖の小島で子育てをする。都内で姿を見かけるのは越冬期だけだった。しかし、4〜5年ほど前から、春から夏にかけても、都内で姿が見られるようになった。ただ、これまで繁殖は確認されていなかった。樋口教授は今年6月末、上野の不忍池に近いビルの屋上で約200羽が集まり、20〜30のペアが営巣しているのを見つけた。複数の幼鳥もいた。ウミネコは近年、減農薬の水田が増えたことなどから

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  • 「ユリイカ」2012.10 特集:ジョン・ケージ | bookbar5

    「ユリイカ」2012.10 特集*ジョン・ケージ 鳴り続ける〈音〉 生誕100年/没後20年 p175) 「異なる流れ」の詩学 ジョン・ケージと墾久理途詩【コンクリートポエトリー】 金澤一志 …… ちょうどそのころである。「コンクリート」から線が引かれるビル、ファールシュトレームという定義上の系譜。「ポエトリー」を支えるアルス、マラルメ、スタイン,パウンドらの文学的系譜。いずれにも重みがなくなって教義が後方に去ったころ、のろのろとケージがメソスティックを書きはじめる。ケージ自身が認めているようにこの書法は、とくに書き始めのころのメソスティックは、テクストの意味とかたちをグラフィックに整理しなおすという点でコンクリートに類似している。しかし国際的なピークを過ぎ、著名なアンソロジーも出揃っているのでケージとコンクリートの関係が疑われることはほとんどなかった。グループや国家を単位にして扱われるこ

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  • 「ルリユール、書物への偏愛」展 | bookbar5

    Les fragments de M /レ・フラグマン・ドゥ・エム(frgm フラグム) は製家・市田文子さん、羽田野麻吏さん、平まどかさんと箔押し師・中村美奈子さんによるユニット。今秋からサロン形式の展示を行うのに先駆けての展示。12日には鹿島茂さんによるレクチャー、19日は羊皮紙作りのワークショップ、2日には表紙に羊皮紙を使ったノート作りのワークショップあり。会場には古書日月堂、古書往来座による<古今東西の書物狂の悲喜交々を題材としたを集めた>コーナーも。

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  • 渋谷毅×平田王子「jazz life」2011.10 | bookbar5

    …… 平田:そう、渋谷さんの音ってシングル・トーンがとてもきれいに響きます。……この前一緒に作っていただいた『ルース・ド・ソル』の話をしませんか? 渋谷:ずっと平田さんとふたりのアルバムを出したいと思っていて、……ただその編集を僕がなかなか進められなくて、そのうちあなたがシビレを切らせちゃった(笑)。 …… 渋谷:平田さんはね、オリジナルがとってもいいんです。変に歌謡曲っぽくなくて、僕に言わせるとちゃんとしている。やっていて自由度があるし、気持ちが良い。 …… 平田:渋谷さん、よく「僕は自分で曲は書かなくていいんだ」とおっしゃいますよね。そのへんの理由をもうちょっと聞かせてください。 渋谷:誰の曲であっても音楽って神様の思し召しでできている。だから誰のオリジナルとか言うのは無意味だと思うわけ。だから僕がやる曲もみんなが作ってくれる、神様からの贈り物だと。そう考えれば別に作っても作らなくても

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  • 世田谷美術館、週末は小堀四郎と山崎曜 | bookbar5

    世田谷美術館に「小堀四郎と鷗外の娘 ひと筋の道」展。四郎が2,30年代に渡欧先や世田谷で描いた人物がすばらしい。四郎が装丁した・杏奴の『追憶から追憶へ』『不遇の人鴎外』も並ぶ。梅が丘の自宅の玄関ホールだろうか、二人が並んで写る写真もいい。四郎の作品は世田谷美術館に、杏奴の原稿や書簡などは世田谷文学館が所蔵、文学館では「父からの贈りもの―森鷗外と娘たち展」開催中。 写真は「ベルリン森鴎外記念館の歴史」より。1984年10月、左端が杏奴、ひとりおいて四郎。 美術館で開催中の山崎曜「手で作るの教室」展は19日(日)まで。今回は物理的に大きいものが目立つ。大小に関わらず手間は一緒であるけれどでかいのはそれだけ失敗の機会も増えるからやっぱりたいへん。ただ、大きいを作ろうというのではなくて必要があってこの大きさになったというのが山崎曜組の思考回路の特徴のひとつ。曜先生はモデルを与えず、個々の着

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  • 山崎曜「手で作る本の教室」展 | bookbar5

    山崎曜さんの「手で作るの教室」展が9月14日(火)〜19日(日)、世田谷美術館で。DMにはいつもながら全参加者の作品が並びます。会場にはこれまた毎度のことながら、制作過程の秘話がそこいら中に埋め込まれていることでしょう。これを見つけて曜先生や作者の話を聞くのが楽しいのですよ。製教室の作品展にちがいはないが、作り手の発表の場というより愛好者が出かけて楽しめるネタ公開の場、主催側の思惑ではないかもしれませんがそういうわけで格別待ち遠しい作品展。

    山崎曜「手で作る本の教室」展 | bookbar5
  • ヤリタミサコ 向山守『カミングズの詩を遊ぶ』 | bookbar5

    『カミングズの詩を遊ぶ E.E.カミングズ詩集』 著:E.E.カミングズ 原著:E.E.Commings 翻訳:ヤリタミサコ  向山守 出版社:水声社 表紙カバーまわりを担当しました。背から表1・4に流れる「線」は藤富保男さんの「入れない入口」。ですからこれはカミングズの詩の館に、ヤリタさんと向山さん、そして藤富先生が、「入れない入口」のふりをしつつ、その実、読者を愉快に招き入れようとしている扉のシルエットというわけです。

    ヤリタミサコ 向山守『カミングズの詩を遊ぶ』 | bookbar5
  • 橋本平八と北園克衛 | bookbar5

    三重県立美術館で8月7日(土)-10月11日(月・祝)、【橋平八と北園克衛展】開催。伊勢市出身の彫刻家・橋平八(1897-1935)と、詩人・北園克衛(名・橋健吉、1902-1978)兄弟の活動を紹介する。

    橋本平八と北園克衛 | bookbar5
  • 藤井敬子「アトリエ・リーヴス」ルリユール展 | bookbar5

    藤井敬子さんの版画製工房「アトリエ・リーヴス」のルリユール展「かざる」が京都のギャラリー i (東山区祇園町南側584)で10月27日から11月1日(日)まで。〈版画を綴じた、和紙で作った海外のコンクール出品作など、15名のルリユール作品がそれぞれのしつらえで並〉ぶそうです。お近くのかたは藤井さんをつかまえて質問攻めにしてしまいましょう。NHK趣味悠々の藤井さんの講座はどんどん再放送して欲しいなぁ。うちにある『お気に入りをとじる』はすっかりぼろくなりました。しかしこのNHK出版のウェブは色が悪趣味だし犬もカートも古くさいしなにより見にくくて???お近くに屋さんがありましたら少し時間はかかりますがお手元に届くまでの送料は無料ですのでどうぞお取り寄せを。屋さんは日全国で12000件くらいになってしまったそうです。 写真は東京製倶楽部ウェブサイトの同展案内ページより。

    藤井敬子「アトリエ・リーヴス」ルリユール展 | bookbar5
  • 糊を炊く。 | bookbar5

    東洋美術学校C棟C-1教室(地下教室) で10月25日(日)13:30から「糊を炊く。日画修復vs東京製倶楽部-生麩糊って、なに?・・その実演と討論-」。同校保存修復専攻講師の島田達生さんが製家でランビエンテ修復芸術学院紙作品修復科講師でもある岡幸治さんと吉備国際大学文化財学部教授の鈴木英治さんとともに実演かつ討論とのこと。主催は東京製倶楽部、入場無料。 糊って誰もがあまりに馴染みなのに奥が細かに深すぎ。なんでもそっか。でも糊を”炊く”って雰囲気がつかめないなど気が遠くなりつつ、広さを感じるのは気持ちいい。今日おりしも短い未来にむけたノリ製を試してきたところ。あらわれる物には対極を感じるがナニナニ糊的には揺るぎなき系統樹下にありまして。以下、同校ウェブサイトより。 修復作業で欠かせない『生麩糊』について、3名の先生方に実演とお話をしていただきます。表装や日画修復の作業では伝統

  • 高橋昭八郎『 ペ/ージ論』 | bookbar5

    ペ/ージ論 2009年5月1日発行 著 者 高橋昭八郎 構 成 金澤一志 発行者 小田久郎 発行所 株式会社思潮社 印刷所 オリジン印刷 製所 誠製 装 幀 著者 帯   奥成達 編 集 思潮社・三木昌子 読 者 です、と名のりたがる全てのしあわせなひと

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  • 東京製本倶楽部展「紙の技、本の技」 | bookbar5

    活動10年を迎えた東京製倶楽部の記念展「紙の技、の技」がゴールデンウィークに開催されます。 さまざまなルリユール作品のほか、和紙によるルリユールや未綴じ、コレクションの展示もあり。 ■会期:2009年4月29日(水)-5月6日(水) ■会場:目黒区美術館 区民ギャラリー 会員による「目黒製工房」の実演がうれしい。全部、みたいな。 4月30日 近藤理恵さんの「折」/中村美奈子さんの「箔押し」 5月1日  内田由紀子さんの 「交差式製」/坂井えりさんの 「和紙のしわ染め」 5月2日  藤井敬子さんの 「リンクステッチで綴じる」/岡幸治さんの 「中世製サンプル」 5月3日  未々月音子さんの 「和綴じ」/岡幸治 さんの「交差式製」 5月4日  大家利夫さんの 「はなぎれ」12:00-14:00 5月5日  田村正さんの 「紙すき」11:00-13:00、14:00-16:00

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