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ブックマーク / booklog.jp (23)

  • 『中世ネコのくらし 装飾写本でたどる』(Kathleen Walker-Meikle)の感想(1レビュー) - ブクログ

    【書籍紹介】『中世ネコのくらし 装飾写でたどる』 | 株式会社Conservation for Identity https://www.cfid.co.jp/2023/12/22/cats-in-medieval-manuscripts/ Cats in Medieval Manuscripts by Kathleen Walker-Meikle – Review https://www.on-magazine.co.uk/arts/book-review/historical/cats-in-medieval-manuscripts/ Kathleen Walker-Meikle — King's College London https://kclpure.kcl.ac.uk/portal/en/persons/kathleen-walker-meikle 中世ネコのくらし 装飾写

    『中世ネコのくらし 装飾写本でたどる』(Kathleen Walker-Meikle)の感想(1レビュー) - ブクログ
  • 『「コミックス」のメディア史 モノとしての戦後マンガとその行方』(山森宙史)の感想(1レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 雑誌と並ぶ日のマンガの代表的形態であるコミックス。 マンガをめぐる紙から電子への流れが加速する一方で、コミックスでマンガを楽しむ読者は現在も多い。そもそもマンガはコミックスという出版メディアとどう出合い、コミックスはいかにして私たちの日常生活に溶け込んでいったのだろうか。 原型になった新書判の登場、雑誌の再読媒体という位置づけの獲得、書籍扱いである文庫とA5判の展開など、1960年代以降のコミックスの歩みをたどり、書店のコーナーができあがりマンガ専門店が登場する風景も掘り起こす。また、コミックス派を自任したり、美を求めてコレクションしたり、古書店で売買したりするなど、読者がモノとしてコミックスをどう扱ってきたのかも描き出す。 生産・流通・消費の視点から、コミックスの「モノとしての認識枠組み」が成立し変容するプロセスを解き明かし、現在のデジタル環境を踏まえた「メディア

    『「コミックス」のメディア史 モノとしての戦後マンガとその行方』(山森宙史)の感想(1レビュー) - ブクログ
  • 『はじめての沖縄』刊行記念:岸政彦さん×温又柔さんトークショー 「境界線を抱いて」その1 | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 岸政彦さんの著作、『はじめての沖縄』(新曜社)が5月5日に発売されました。重版がたびたびかかる人気のとなっています。 岸政彦さん『はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)』 ブクログでレビューを見る このの発売を記念して、岸政彦さん、温又柔さんによる、『はじめての沖縄』(「よりみちパン!セ」新曜社)刊行記念トークショー 「境界線を抱いて」が5月27日に開催されました。 今回のブクログ通信では、このトークショーの模様をお届けします。岸さん、温さんのの愛読者のかたがただけでなく、沖縄、台湾中国に興味を抱いているかたはぜひご覧くださいね。 登壇者プロフィール 岸政彦(きし・まさひこ)さん 1967年生まれ。社会学者。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。博士(文学)。研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。著作に、『同化と他者化—戦後沖縄の土就職者たち

    『はじめての沖縄』刊行記念:岸政彦さん×温又柔さんトークショー 「境界線を抱いて」その1 | ブクログ通信
  • 『はじめての沖縄』刊行記念:岸政彦さん×温又柔さんトークショー 「境界線を抱いて」その2 | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 岸政彦さん、温又柔さんによる、『はじめての沖縄』(「よりみちパン!セ」新曜社)刊行記念トークショー 「境界線を抱いて」その2をお届けいたします(その1はこちら)。お楽しみくださいね。 登壇者プロフィール 岸政彦(きし・まさひこ)さん 1967年生まれ。社会学者。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。博士(文学)。研究テーマは沖縄、生活史、社会調査方法論。著作に、『同化と他者化—戦後沖縄の土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『愛と欲望の雑談』(雨宮まみとの対談、ミシマ社、2016年)、『質的社会調査の方法—他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美との共著、有斐閣、2016年)、『ビニール傘』(新潮社、2017年、第15

    『はじめての沖縄』刊行記念:岸政彦さん×温又柔さんトークショー 「境界線を抱いて」その2 | ブクログ通信
  • 女性のための新しい本屋「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」オープン!その店内とは!? | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 3月23日(金)、日比谷に新しい屋さんがオープンしました。その名も、「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」(日比谷コテージ)。コンセプトは「すべての女性たちが、忙しい日々の中でふと立ち止まり、軽やかに歩き出す力を得る『東京の真ん中の小さな別荘』のような女性のための屋」とのこと。 女性のための屋。それは一体どういうものなのでしょうか?ブクログで、日比谷の新店舗に潜入してみました。 「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」潜入! 日比谷シャンテ、夜の外観 「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」は「日比谷シャンテ」3Fのテナントとしてオープンしました。JR有楽町駅、地下鉄日比谷駅などから歩いて数分の便利な場所にあります。 「日比谷シャンテ」3Fまで移動しましょう。なお、ベビーカーでも乗りやすいエレベーターがありますので

    女性のための新しい本屋「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」オープン!その店内とは!? | ブクログ通信
  • 『日本の装飾と文様』(海野弘)の感想(14レビュー) - ブクログ

    筆者の主観があまりにも目を引いたので、作品鑑賞に専念。教科書や図説でおなじみの美術品も含めて江戸期まで一挙に紹介、でも学生時代はここまで見入ることはなかったはず。知らぬ間に情緒が育まれでもしたのか。 昔正倉院展であれだけ見たのに今さら天平の美に圧倒されている。自分達だけの美を見出した国風がフォーカスされがちだけど、直輸入のオリエンタルビューティーを熱烈歓迎していたこの時代も案外良き。(憧れる気持ちも分からんでもないし) 正倉院蔵『黄金瑠璃鈿背(でんばい)十二稜鏡』は装飾や黒・緑・金の配色が個人的に好み。直径18.5㎝らしいがこれはコンパクトで欲しい笑 源氏物語効果も凄い。時代を経ても根強い人気を誇り、その世界観を着物にまで映し出した。天平時代よりぐっと淡色に、曲線もより滑らかになっている。今見ても違和感ないけど、自分達にフィットするスタイルをここまで相当模索したんだろうな。 室町後期〜安土

    『日本の装飾と文様』(海野弘)の感想(14レビュー) - ブクログ
  • 「文学的でないものが、本当は文学的」―柴田元幸さん訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』刊行記念!柴田さん独占インタビュー・イベントレポート! | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 ポール・オースター、スティーヴ・エリクソン、スティーヴン・ミルハウザーなど数々の現代英米文学の翻訳、また村上春樹さんとの交流でおなじみの、米文学研究者・柴田元幸さんの待望の新訳、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』が2017年12月20日に刊行されました。 今回、ブクログ通信は『ハックルベリー・フィンの冒けん』刊行記念としてて1月24日(水)青山ブックセンター店で開催された「『ハックルベリーフィンの冒けん』と翻訳 柴田元幸トークイベント」に潜入! なんとイベント直前に貴重なお時間をいただき、柴田元幸さんへの独占インタビューが実施できました!まずはそのインタビューからお届けします! 『ハックルベリーフィンの冒けん』と翻訳 柴田元幸 トークイベント」満員御礼! 1月24日(水)青山ブックセンター店 取材・文/ブクログ通信 編集部 持田泰 著者

    「文学的でないものが、本当は文学的」―柴田元幸さん訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』刊行記念!柴田さん独占インタビュー・イベントレポート! | ブクログ通信
  • 『舟を編む』のモデル?10年かけた辞書作りの舞台裏がここに!『広辞苑 第七版』刊行記念!岩波書店辞典編集部・平木靖成さんインタビュー | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 岩波書店が、来年2018年1月12日(金)に発売する『広辞苑 第七版』。10年ぶりの刊行にあたり、「広辞苑大学」の開催や、ベストセラー『舟を編む』の著者・三浦しをんさんのルポエッセイ『広辞苑をつくるひと』が予約特典になるなど、大きな話題になっています。 広辞苑サイトにて予約受付開始中! 今回、ブクログ通信編集部は、『広辞苑』制作の現場へ突撃取材を実施し、岩波書店で辞典編集をされている平木靖成さんにお話を伺いました。平木さんの人となりは、三浦しをんさん『舟を編む』の主人公・馬締さんと、どことなく似ているような……。 『第一版』から『第七版』まで語数は増えても変わらず厚さは80㎜!? 2008年『第六版』で「ナウい」がはじめて収録された訳とは!? 『初版』から変わらない「新村出編」の理由とは!? 『広辞苑』の魅力に迫ります! 取材・文・撮影/ブクログ通信 編集部

    『舟を編む』のモデル?10年かけた辞書作りの舞台裏がここに!『広辞苑 第七版』刊行記念!岩波書店辞典編集部・平木靖成さんインタビュー | ブクログ通信
  • 書店員という仕事の面白さを伝えたい─出版不況に対し自分の立場から言えること 久禮亮太さん『スリップの技法』発売記念インタビュー前編 | ブクログ通信

    こんにちは、ブクログ通信です。 久禮書店の久禮亮太(くれ・りょうた)さんが、2017年10月『スリップの技法』(苦楽堂)を刊行しました。久禮亮太さんは、「いろいろな場所にはみ出して屋をやる試み」と「専業の新刊書店のみなさんと一緒に今ある書棚を面白くしていく仕事」、このふたつに取り組む「フリーランス書店員」として、注目を集めています。いま主に取り組んでいるのは、「神楽坂モノガタリ」の選書です。 今回ブクログ通信では、久禮さんに『スリップの技法』刊行インタビューを試みました。まずインタビュー前編では、どんないきさつでこのを刊行したのかを聞き、に収録された各章の狙いを伺います。そして久禮さんは自らの著書が出版不況に対してどんな役割をもつと考えているか、その考えに迫ります。出版や書店に関わるかただけでなく、が大好きなかたはぜひご覧ください。 取材・文・撮影/ブクログ通信 編集部 大矢靖之 

    書店員という仕事の面白さを伝えたい─出版不況に対し自分の立場から言えること 久禮亮太さん『スリップの技法』発売記念インタビュー前編 | ブクログ通信
  • 売り切れ店続出の『デザインのひきだし』の秘密に迫る!津田淳子×吉岡秀典×佐藤亜沙美

    こんにちは、ブクログ編集部です。 『デザインのひきだし』という雑誌をご存知でしょうか。その圧倒的なのたたずまい(例:付録の紙サンプルの厚さが、雑誌体の背厚をしのぐ4cm!?表紙が刺繍!?)が話題にのぼることも多く、書店やSNS上でこのを目にされたことのある方もいらっしゃるかもしれません。 ブクログのTwitterでも、毎回大きな反響があるこの、いったいどんなふうに作っているの?と、気になっている方も多いのではないでしょうか。 圧倒的存在感!『デザインのひきだし』32号の付録は、背厚が4cm! そもそも、『デザインのひきだし』とは? プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌である『デザインのひきだし』は、2007年の創刊から、号を重ねるごとにその際立つ存在感を増し、今ではあっという間に完売してしまうほどの雑誌です。 (※2017年10月に発売された『デザインのひきだ

    売り切れ店続出の『デザインのひきだし』の秘密に迫る!津田淳子×吉岡秀典×佐藤亜沙美
  • 2000タイトルを突破した科学系新書「ブルーバックス」、編集長が忘れられない3作品 | ブクログ通信

    前編に続き、編集部への独占インタビューを通じてブルーバックスの魅力に迫ります! 編集長・篠木和久さんからブルーバックスの半世紀にわたる歴史をブルーバックス歴史スゴロクを眺めながら振り返り、今回は、ブルーバックスの編集方針、さらに篠木さんの忘れられない作品をご紹介します。 ブルーバックスの人気タイトルを様々にプレゼントする企画も実施いたしますので、最後までお見逃しなく! 取材・文・撮影/ブクログ通信 編集部 持田泰 猿橋由佳 創刊(1963年)〜90年代まで ※クリックすると大きくなります。 2000年代〜現在まで ※クリックすると大きくなります。 理系のための「ライフハック」の登場 90年代後半になると、別の方向性も始まっていて、藤沢晃治先生の『「分かりやすい表現」の技術』(1999年)もよく読まれました。さらに2000年代入って累計部数2位の『「分かりやすい説明」の技術』(2002年)

    2000タイトルを突破した科学系新書「ブルーバックス」、編集長が忘れられない3作品 | ブクログ通信
  • 50年間読み継がれる名著も!科学系新書「ブルーバックス」にロングセラー本が多い理由 | ブクログ通信

    岩波新書(1938年創刊)、中公新書(1962年創刊)に続き、1963年に創刊された科学新書レーベル「ブルーバックス」。今年1月に山崎晴雄・久保純子著『日列島100万年史』で2000番(タイトル)を突破したことを記念して、4週にわたり、編集部への独占インタビューを通じてブルーバックスの魅力に迫ります。さらに、ブルーバックスの人気タイトルを様々にプレゼントする企画も実施いたしますので、最後までお見逃しなく! 第一弾は、編集長・篠木和久さんにブルーバックスの半世紀にわたる歴史をブルーバックス歴史スゴロクを眺めながら振り返っていただきました。ロングセラーやチャレンジングな作品、さらに篠木さんの忘れられない作品をご紹介します。 取材・文・撮影/ブクログ通信 編集部 持田泰 猿橋由佳 創刊(1963年)〜90年代まで ※クリックすると大きくなります。 2000年代〜現在まで ※クリックすると大き

    50年間読み継がれる名著も!科学系新書「ブルーバックス」にロングセラー本が多い理由 | ブクログ通信
  • hamakadoさんの感想・レビュー

    出版社による紹介: https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0222980.html ◎推薦のことば……鳥飼玖美子 「国語」をやめて「英語」を公用語にする.その結果,どのようなことが起きるか.これは近未来の日の話ではない.アイルランドが実際に体験したことである. 植民地支配の歴史から英語を「公用語」として使うようになった国で,「自分たちのことば」であるアイルランド語が話せなくなった人びと.そのような「自分たちのことば」を再び国語にしようと,アイルランド政府は「アイルランド語が国語であり,第一公用語」,英語は「第二公用語」であると憲法で定め,二言語使用の国家を目指している. そのようなアイルランドの言語を巡る歴史と社会の現実をつぶさに検証している書を読むと,「英語」を第二公用語とする提案がなされた過去を持ち,昨今は「グローバル人材育成」政策を推進して日

    hamakadoさんの感想・レビュー
  • 『常用漢字の歴史 - 教育、国家、日本語 (中公新書 2341)』(今野真二)の感想(9レビュー) - ブクログ

    痒い所に手が届くというか……。『私の國語教室』で、漢字についてはあまり触れられていなかったのを、上手くカバーしてくれている。 常用漢字表の持つ力について、筆者はよくよく意識するよう伝えてくれる。 『道草』『羅生門』『山椒大夫』は今から(平成二十七年から)ちょうど百年前の、大正四年に書かれたとある。 さて、この百年は遠い昔とするか否か。 しかし、きっとこの時代に書かれたものを「そのままの形」では読めなくなっているのだろう。それも、恐らく、誰もが。 私も、朝日新聞で漱石の『それから』を改めて読むのが楽しみであった。 けれど、サイズが同じであったとしても、同じにはならなかった部分、それが字という問題点なんだろうと思う。 また、難しい読みをする固有名詞の漢字も、どんどんと平仮名化されている。 筆者の指摘に、なるほどなあ……と思わされた。

    『常用漢字の歴史 - 教育、国家、日本語 (中公新書 2341)』(今野真二)の感想(9レビュー) - ブクログ
  • 『漢文脈と近代日本 (角川ソフィア文庫)』(齋藤希史)の感想(6レビュー) - ブクログ

    ・ 明治の所謂文豪に関して何となく思つてゐること、それは漢文の素養があるといふことである。具体的に説明できないまでも、その作品から漠然と漢文の素養と 言つたり思つたりしてきた。私にはまともにそれが説明できないのである。ところが、これを具体的に説明してゐる書があつた。斎藤稀史「漢文脈と近代日」(角川文庫)で ある。おもしろい。蒙を啓くとはかういふことなのであらうと思ふ。「このは、近代日のことばの空間を漢文脈という視点から考えることを主眼とします。」(「はじめに」11頁)「近代日という時空間は、文体にしても思考にしても、漢文脈に支えられた世界を基盤に成立すると同時に、そこからの離脱、 あるいは、解体と組み換えによって、時代の生命を維持しつづけようとしました。」(同前13頁)そこで、書でそれを具体的に見ていかうといふわけであ る。 ・北村透谷「漫罵」、教科書にも載る有名な文章、「一夕友

    『漢文脈と近代日本 (角川ソフィア文庫)』(齋藤希史)の感想(6レビュー) - ブクログ
  • 東日本大震災で被災した日本製紙・石巻工場の奇跡の復興ノンフィクション『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』 - ブクログ

    東日大震災で被災した日製紙・石巻工場の奇跡の復興劇『紙つなげ! 彼らがの紙を造っている』を友達にシェアしよう 「この工場が死んだら、日の出版は終わる…」絶望的状況から、軌跡の復興を果たした職人たちの知られざる闘い 東日大震災で被災した日製紙・石巻工場。機能は全停止し、従業員でさえ復旧は無理だと考えた。しかし社長は半年での復旧を宣言。その日から彼らの戦いは始まった。 様々な出版用紙を生産するN6マシン (写真:野口博) 「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」 —— 2011年3月11日、宮城県石巻市の日製紙石巻工場は津波に飲みこまれ、完全に機能停止した。 製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。 しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。 にもかかわらず、工場長は半年

    東日本大震災で被災した日本製紙・石巻工場の奇跡の復興ノンフィクション『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』 - ブクログ
  • 『かなづかい入門: 歴史的仮名遣VS現代仮名遣 (平凡社新書 426)』(白石良夫)の感想(8レビュー) - ブクログ

    仮名遣い,特に規範としての仮名遣いの歴史が概観できる書。 副題が『歴史的仮名遣vs現代仮名遣』となっているとおりこの二つの優劣に関する論争が強く意識されている。『はじめに』で著者は「どちらかに肩入れしようとするつもりは,ない」(p15)と書いてはいるが,実際には歴史的仮名遣い支持の論調に対する批判が随所に見られる。これが歴史的仮名遣いにノスタルジックな幻想を持つ層から無用な反発を生んでいるようだ。文部科学省で国語教科書の検定を行ってきた著者の経験上敏感な話題なのかもしれないが,読後感が損なわれるのが残念。現代仮名遣いが圧倒的に優勢な今,両者の論争も歴史としてより客観的に書くこともできたのではないか。大量の日語がパソコン上でローマ字入力やかな入力という“よみ”を経由して書かれる現在,相当の教養がなければその“よみ”すら判らない歴史的仮名遣いに回帰することはないだろう。特に字音仮名遣いは致命

    『かなづかい入門: 歴史的仮名遣VS現代仮名遣 (平凡社新書 426)』(白石良夫)の感想(8レビュー) - ブクログ
  • 『スゴ編。』発売記念! 大ヒット作品の編集者に聞く「編集者の仕事ステップ5」 - ブクログ

    みなさんは、『出版業界』についてどのくらいご存じなのでしょうか。 作家さんは作品を通じて、書店員さんは屋さんで触れ合うことができますが、 一番の「謎」であると同時に、ちょっと憧れてしまう「編集者」さんについて知る機会ってほとんどないですよね。 そこで今回ブクログでは、数々のスゴ腕「編集者」さんのインタビューをまとめた「スゴ編。」の編集チームさんにご協力いただき、 様々な事例を元に、「編集者」の仕事について教えていただきました。 あの大ヒット作品の裏側ではどんな仕事が行われていたのでしょうか・・・全ての好き必見です! 最終更新日:2010年4月27日

  • 「電子書籍の衝撃」発売記念 佐々木俊尚インタビュー - ブクログ

    アメリカでのKindleのヒット、iPadの発売などで、2010年最も熱いトピックの一つ【電子書籍】。 「電子書籍によって、出版業界はどう変わるのか?」 好きのみなさんにとっても、私たちブクログにとっても、とても関心の高いテーマだと思います。 そこで、今回『2011年新聞・テレビ消滅』『グーグルGoogle 既存のビジネスを破壊する』などで、 既存の「メディア」や「IT業界」を次々に斬ってきたジャーナリスト・佐々木俊尚さんが電子書籍についてのを出版されると聞きつけ、インタビューをさせていただきました。 最終更新日:2010年4月8日 今回のを出版するきっかけを教えてください。 直接のきっかけは去年Twitter上で今回の出版元であるディスカヴァー・トゥエンティワンの干場社長(@hoshibay)に「電子書籍についてのを書きませんか」と声をかけられたことですね。 何千年も変わって

  • twitter猫本棚(猫フェアブックリスト)(twitter猫フェアブックリスト) - ブクログ

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