植物学者・牧野富太郎をモデルとした主人公を描いたドラマ『らんまん』(NHK)が放送中です。 神木隆之介さん扮する主人公・槙野万太郎と彼を取り囲む人々を、時にほのぼのと、時にどきどきしながら見守る方も多いのではないでしょうか。 またドラマに影響を受け、植物に興味を持ち始めたという方もいると思います。 2023年7月2日より練馬区立美術館で開幕する「練馬区立美術館コレクション+(プラス)植物と歩く」は、同館の充実したコレクションを中心に、植物がどのように作家を触発してきたかを探る展覧会。練馬区にゆかりのある人物として、牧野富太郎による植物図と植物標本も登場します。 「植物と歩く」とは? 展覧会のタイトルにもなっている「植物と歩く」。 植物と言えばひとつの場所に留まり続けるイメージがありますが、本展ではこの言葉に「植物の営む時間と空間に感覚をひらき、ともに過ごす」という意味を込めていると言います