大谷大学博物館は、大谷大学前身、東本願寺の学寮の 1665(寛文5)年創立以来、多く収蔵されてきた資料を広く社会に展示・公開するために設立され、2003年10月に京都府教育委員会指定の博物館相当施設として開館しました。 本館の収蔵品は、仏教・真宗学をはじめ、哲学・歴史・文学などの多分野にわたっており、典籍を中心に国の重要文化財10件を含む約12,000件を収蔵しています。これらは先学の寄贈にかかるものが多く、大学の長い歴史の中で守られてきたものであり、いわば本学の学問のあり方を伝える貴重な資料群ともいえます。 本展では、開館20周年を迎えるにあたり、代表的な館蔵品である国指定の重要文化財10件と、それと深い関わりをもつ作品を他機関からお借りをし、本学の学問および博物館の役割をあらためて振り返ると共に、未来への展望を願って開催するものです。本展によって、本学の学問がこれまで以上に広くご理解い
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