特定保健用食品(特保)として許可されている花王の食用油「エコナ」が販売自粛されている問題で、花王は8日、東京都の保健所に特保の許可の失効届を提出し、受理された。 同社では、発がん性物質に変わる可能性があるとして自粛の原因となった成分について、一般の食用油と同レベルの量まで引き下げた上で、新たに特保の許可の申請をする方針。エコナ関連製品の年間売り上げは約200億円。
健康をうたい文句にし、厚生労働省から特定保健用食品の許可も受けていた花王の食用油「エコナ」シリーズが一時販売自粛・出荷停止になりました。 対象となる製品は単純にエコナ油だけでなく、エコナを使ったドレッシングやマヨネーズ、ドッグフード、さらにははごろもフーズのエコナ シーチキンシリーズにまで及んでいます。花王は返品に応じるとしており、2010年2月の販売再開を目指すそうですが、一体何がどのようになって今回の販売自粛・出荷停止にまで結びついたのでしょうか? 今回の騒動の原因となっている「グリシドール脂肪酸エステル」とは何か、そのあたりの事情をいろいろと調べてみました。詳細は以下から。 ~もくじ~ ◆その1:グリシドール脂肪酸エステルの安全性について ◆その2:エコナに含まれるグリシドール脂肪酸エステル量はパーム油の100倍と予測 ◆その3:エコナの安全性についてのQ&Aを突然、厚生労働省が20
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