フジテレビ開局50周年ドラマとして放映されている「不毛地帯」(木曜22時)。初回の視聴率が14.4%、2回目が11.1%と、キャストの豪華さと放送前の宣伝のすごさを考えると物足りない。予想外の苦戦を強いられている要因は? 「不毛地帯」の原作は山崎豊子の同名小説で、1976年に仲代達矢を主演に映画化、79年には主演・平幹二朗でドラマ化(TBS)もされている。元大本営参謀のエリート軍人で、11年もの長きに渡るシベリア抑留を生き抜いた主人公・壱岐正が、高度経済成長期の日本を舞台に、再びビジネスという“戦場”に身を投じ、世界を相手に戦う様を描いている。 さて、22日の同時間帯の主なほかの番組の視聴率は、TBS「秘密の嵐ちゃん! 秋の2時間スペシャル」15.4%。日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」11.5%、テレビ朝日「報道ステーション」11.3%。これと比べると「不毛地帯」の数字は寂しい結果と言