東京税関成田税関支署は3日、今年に入って密輸入で摘発された紙巻きたばこが4万8800本(20本入りで2440箱)と、記録が残っている1987年以降、同支署の年間最多量を超えたと発表した。 東日本大震災で、たばこ工場が被災するなどして極端な品薄状態になり、密輸で摘発された男は、たばこの品不足を理由に挙げたという。 発表によると、摘発されたのは40~50歳代の日本人3人と30歳代の中国人。日本人3人は仲間で、5月24日にフィリピンからそれぞれ3800~1万6000本を密輸。中国人の男は6月20日、一時帰国した中国から戻ってきた際に1万8800本を、スーツケースに隠して申告せずに持ち込もうとした。いずれも関税法違反(無許可輸入)などの疑いで摘発され、支署は4人に罰金相当額を納めさせ、たばこを没収した。日本人の男は「値上げのうえ、震災で手に入りにくくなったので、フィリピンで買ってきた」と話したとい
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