自民党総裁選に向けて準備する党神奈川県連の関係者を前に、あいさつする菅義偉官房長官=横浜市中区で2020年9月5日、手塚耕一郎撮影 自民党総裁選に立候補を表明した菅義偉官房長官が政策集を発表したが、「安倍政権の継承」の内容に新味はなかった。毎日新聞のインタビューで新しい政策課題を問われた際も、政府の経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に「全部、私たちは入れている」と発言。大本命候補の独自カラーが見えないまま、総裁選は8日に告示を迎える。 「自助・共助・公助、そして絆」と題した政策パンフレットは5日夕、菅氏のブログで突然公表された。対立候補の岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長は記者会見で政策集を発表してアピールしたが、菅氏は自身の意向で会見は開かず、メディア各社にとっても「寝耳に水」の発表となった。 A4用紙2枚分のパンフのうち…
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