スポーツと喫煙はすごく対照的な感じがするけれど、実際はプロスポーツ選手でも喫煙者は少なくない。サッカー選手の喫煙者としては、天才の名をほしいままにした元オランダ代表のヨハン・クライフが有名だけど、かなり多いのが日本のプロ野球選手。球界最年長投手である横浜の工藤公康投手や阪神の金本知憲外野手をはじめ、数々の選手が愛煙家であることが知られている。 今年の沢村賞を受賞した日本ハムのダルビッシュ有投手もその1人で、未成年での喫煙が問題となったあとに20歳になってから再開し、今年の夏場を前に禁煙したことがスポーツニッポンに紹介されている。さらに、2003年にロッテが三、五、七回に設けていた喫煙タイムを廃止し、千葉マリンスタジアム一塁側ベンチ裏にあった灰皿も撤去したというから、それまでは試合中に喫煙していたこと、そしてプロ野球の慣例であることがうかがえるのだ。 その禁煙先進球団であるロッテ選手で、禁煙