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ブックマーク / note.com/miraisyakai (6)

  • 野党共闘は失敗か?|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    2021年10月31日に行われた第49回衆院選では、2012年に自民党が政権を奪回して以降、はじめて衆院選での大規模な野党共闘が実現されました。しかし選挙結果は多くの野党支持者の期待とはうらはらに、野党第一党である立憲民主党が選挙前から13議席減らし、共産党も2議席失うという後退を示しました。この結果をうけて野党共闘の評価は割れています。 もちろんこうした結果をうけて試みを再考するというのは必要なことでしょう。しかしながら結論をはじめから決めてかかるような主張もまた、見かけないわけではありません。ここではそうした議論ならざる議論に終止符を打ち、真に内実のある議論へと進むべく、選挙結果をもとに野党共闘の検証を行っていきます。 野党共闘とは これまでの衆院選では、小泉政権下での一部の例外を除き、自民と公明の得た票の合計は全国の有効投票総数の半分に届いていませんでした。それにもかかわらず自公が圧

    野党共闘は失敗か?|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2021/11/16
    小選挙区制である以上、当然他に道はないでしょう。根拠のない共産アレルギーに乗っかるような真似をせず、労働者層・左派・リベラルを軸・中心にカバーする勢力を結集してもらいたいところ。
  • これは政治的事件である――立憲民主党の本多議員をめぐる調査報告書の問題について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    性犯罪刑法改正の議論の場で多平直氏が行ったとされる不適切発言に関して、7月12日、立憲民主党ハラスメント防止対策委員会から調査報告書(以下、報告書)の提出がなされました。 報告書全文ダウンロード この報告書からただちに明らかなのは、検証すべき事実関係が執筆者の持論と切り分けられておらず、肝心の事実関係に関しても正確な記述を欠いていることです。これは論理的に飛躍のある箇所が含まれる点にとどまらず、多数の主語の欠落や文章の破綻にまで至っており、件の調査報告のずさんさがうかがわれると言わざるを得ません。 報告書文における個々の瑕疵については、先日発表された詳細な記事『立憲民主党は立憲主義と民主主義を放棄するのか、あるいは多議員をめぐる報告書の致命的欠陥について 』があるためそちらに譲りますが、この記事では「筆者の主観的な評価と、対象者の言動が全く区別が付けられないまま著述が展開されていく

    これは政治的事件である――立憲民主党の本多議員をめぐる調査報告書の問題について|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2021/07/19
    報告書の不備は正されるべきだが、普段 政権&自民の疑惑や不祥事や暴言が有耶無耶にされていることをロクに批判しない連中が、ここぞとばかりに「これだから立民は」などと燥いでいるのを見ると、醜悪だとしか。
  • 「今」を歴史の転換点にしよう|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    今度の衆議院選挙では、新型コロナウイルスをめぐり、医療や経済が争点にのぼるでしょう。しかしそれだけではありません。首相の虚偽答弁や公文書の改竄が発覚してから初めての衆院選にもあたるのです。政府統計の不正が露見してから初めての衆院選でもあります。ですからそれは過去の選挙に輪をかけて重要となるもので、これまで損なわれてきた社会のあり方や、倫理、道理といったものを前にして、私たちに何ができるのかが問われることになるはずです。また、そうしたことをきちんと問えなければ、与野党の勝敗のいかんにかかわらず、今度の選挙は敗北と言わざるを得なくなるのでしょう。 新型コロナはこの一年を通して次の二点を浮き彫りにしてきました。それはすなわち、政府の問題解決能力のなさと、国民軽視の姿勢にほかなりません。 もともと私たちの社会には、感染症ばかりでなく様々な問題が生起します。それは地震や台風などの短期的なものから、少

    「今」を歴史の転換点にしよう|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2021/03/21
    “諸外国の脅威を煽ったり、中韓への反感をかき立てたりする、また歴史修正主義に走って日本の加害を正当化するといったことが保守派の主張に欠かせなくなったのは、保守が理念を失ったことの結果にほかなりません”
  • 「経済かコロナ対策か」という問題のとらえ方は始めから間違いです|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    これまでの政府の新型コロナウイルス対策は、とても合理的とは言えないようなものばかりでした。 Go Toキャンペーンは、もともと閣議決定された緊急経済対策に「感染症の拡大が収束し、国民の不安が払拭された後」に行うと書かれていたものです(出典)。しかしそれは前倒しで始められ、11月に状況が悪化すると、今後の感染者数は「神のみぞ知る」という発言を大臣がしました。将来の見通しのなさを吐露する一方で、かたくなにGo Toを継続するという方針がとられている――そこには一体どのような合理性があるのでしょう。 今はすでに一部の都道府県で独自の非常事態宣言が出されており、「自粛が要請」されています。自発的に行うものであるはずの自粛が政治家によって要請されるというのも、まるで政治の責任の放棄を象徴するような日語です。「Go To」と言いながら、他方では「自粛」と言う。矛盾する方針で翻弄され、自己責任論をおし

    「経済かコロナ対策か」という問題のとらえ方は始めから間違いです|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2020/12/06
    “一人一人が力を発揮できる職場や教育現場を実現してこそ経済は成長するのであり、本来ならその采配をするのが政治”
  • 一部の政治家が安楽死や尊厳死の議論を呼びかけていることについて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    難病の女性患者が殺害された事件をめぐって、7月23日に2人の医師が逮捕されました。この事件を受けて、一部の政治家が、安楽死や尊厳死の議論を呼びかけはじめたことについて、コメントを出します。 まず第一に書いておかなければならないことは、逮捕された医師は「優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた」と報じられているのであり(7月23日京都新聞)、これに従えば優生思想を持つ人間が嘱託殺人の疑いで逮捕されたということで、こういった事件をもとに政治家が安楽死や尊厳死の議論を持ち出すのはどういう神経をしているのかということです。どういう人権意識を持ち、どういう社会観を持っているのかということです。 そして第二に、政治家は、安楽死や尊厳死の持つ公的な性格に自覚的であるべきということです。 安楽死や尊厳死というのは、一見して自己決定権に関する個人の問題であるようです。しかし、それらがも

    一部の政治家が安楽死や尊厳死の議論を呼びかけていることについて|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2020/07/24
    “死を選ぶということが「個人の権利」から同調圧力になり、そして事実上の「公の義務」にすり替えられる余地があるということ”
  • 産経・FNN世論調査の不正にたいする見解|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が合同で実施している世論調査について、業務委託先で架空の結果の入力をする不正が行われたことが明らかになっています。 これは重大な問題で、世論調査そのものが信用ならないといった声が各所から上がりました。そこで、今回の件に対する考えを書きます。 ⭐意図的な不正とは考えにくい まず世論調査の不正と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、特定の支持率を過剰に高く、あるいは低く発表するということであるはずです。 特に産経は政権に親和的な立場の新聞であることが知られていますから、内閣支持率を意図的に高く発表していたのではないかという疑問が浮かぶのは当然です。 しかし、産経・FNNの世論調査が内閣支持率を高めに出してきたという事実はありません。下のグラフには、各社世論調査の内閣支持率と不支持率について、発表されたそのままの結果を表示したものです。太線で示した産経・F

    産経・FNN世論調査の不正にたいする見解|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    gaka48
    gaka48 2020/06/20
    本当に頭の下がる仕事。いつも参考にさせてもらってます。
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