前回記事を読み直して、「航空母艦」の索敵システムのどこがすばらしいかについて、具体に言及できていないことに気がつき、補足です。 従来の空母戦ゲームは、索敵報告を相手プレイヤーに委ねていました。 フラットトップはサイコロを相手プレイヤーが秘密裏に振り、索敵判定表を照合して情報の確度レベルを決めました。 これでは、相手が故意に情報操作しても、自分には全くわかりません。 ここを疑っては、ブラインドサーチゲームはそもそも成立しないのですが、人間ですから間違ってしまうこともあるのです。 日機では索敵チットを相手が引き報告をするのですが、引いたチットは対象の艦隊マーカーにスタックされるので、ウソをついても後でバレるため、ある程度抑止力にはなります。 システムとしては考えられていますが、艦種誤認チットを引く確率が、索敵が進むにつれて上がるかもしれないという問題(同人GJ58号の空母戦ゲーム特集号で指摘)