イラクの首都バグダッド(Baghdad)東部を巡回中、ストライカー装輪装甲車からライフルの照準を定める米軍兵士(2006年10月2日撮影)。(c)AFP/DAVE CLARK 【1月21日 AFP】(一部更新)イラクとアフガニスタンに駐留する米軍が、ケースにキリスト教の聖書の箇所を示す刻印が入ったライフル照準器を使用していることが分かり、米国内のイスラム教徒団体などが20日、強い怒りを表明した。 この照準器の製造会社トリジコン(Trijicon)と、米陸軍および海兵隊が、80万個を超える同照準器の納入契約を結んでいることが明らかになった。 米国のイスラム教徒の権利擁護を推進する公共機関、ムスリム公共問題審議会(Muslim Public Affairs Council、MPAC)は、この契約の存在が明るみになるとただちに、ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官に対し、聖書を