先週、メディア王ルパート・マードックの保有する英メディア大手ニューズ・インターナショナルが、傘下のニューズ・オブ・ザ・ワールドを廃刊すると発表し、大きな衝撃が走った。ニューズ・オブ・ザ・ワールドは168年の歴史をもつ老舗の大衆紙で、これまでも安定した利益を挙げていた。 ところが同紙は、盗聴疑惑によって非難の嵐にさらされるようになった。同紙はこれまで、殺人事件やイラクやアフガニスタンで亡くなった兵士、2005年のロンドン同時多発テロの犠牲者など、事件の被害者の身内の携帯電話から、留守番電話のメッセージを盗聴したとされている(政治家や有名人の留守番電話も盗聴していた)。 読者と広告主からボイコットされて経営が立ち行かなくなることは目に見えている。同社は人々の激しい怒りを封じ込めるために廃刊を決断したようだ。 彼らのやったことには嫌悪感を覚えたが、正直言って驚きはしなかった。イギリスの新聞、とり
とりあえず、新聞報道から。 →死亡のうわさ「事実無根」 東電、福島第一原発作業員(朝日新聞) 東京電力は8日、福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋内で3月に起きた男性作業員3人の被曝(ひばく)事故の後、「作業員が亡くなった」とインターネットでうわさが流れているとしたうえで、そうしたうわさは「事実無根」と発表した。 同社と、作業員を治療した放射線医学総合研究所(千葉市)に、問い合わせが複数寄せられていた。東電によると3人は東電の協力会社の作業員。現在は通常通り勤務を続けているという。 公式にはなかったんで、あとで確認しよう。 →プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力 「作業員が亡くなった」デマのまとめは以下のところなどにあります。 →Togetter - 「ソース無し」 →http://twitter.com/majowithc/status/8715976273048
サーチナが、台湾人留学生が日本政府が外国人留学生に対して支給している東日本大震災の補助金の受け取りを拒否されたと報じている。同記事によると学校側が「台湾は国家ではないため、台湾からの留学生は補助金を受け取る資格がない」と説明したとあるが、(財)交流協会によると他の留学生と同様に補助金が支払われるように文部科学省から指示を受け支払いを行っているそうだ。 サーチナの該当記事と、サーチナの記事を転載しているポータルサイトの該当記事で数多くの批判的コメントがついている。親日家が多いとされる台湾の留学生を差別したと誤解したと憤っているが、台湾の主要誌「自由時報」の誤報によるガセ記事か、栃木県宇都宮市にある大学事務の誤解に基づく不幸のようだ。少なくとも日本政府が拒否しているわけではないので、菅政権が中国政府に気を使いすぎているわけではない。 台湾人に対して感謝の意を表したり台湾人留学生を援助することが
なるほど、この半世紀にわたる正社員層の1日の労働時間の着実な延長を見事に示しているわけですな。 http://twitter.com/#!/kumakuma1967_o/status/88553635407085568 >おいらが子供の頃、ニュースって言えばNHKの7時のニュースで、その時間には一番遅く帰宅するサラリーマンが家に居るって生活時間調査に基づいた番組だった。 http://twitter.com/#!/kumakuma1967_o/status/88554257879535617 >帰宅がどんどん遅くなって、1974年に登場したのがニュースセンター9時。 http://twitter.com/#!/kumakuma1967_o/status/88554898249093121 >さらに帰宅時間が遅くなって、1980年代後半からNHK,民放ともにメインのニュース番組は22時以降に
日本は1000年に1度とも言われる東日本大震災と、米スリーマイル島、旧ソ連のチェルノブイリ原子力発電所の事故をはるかに上回る世界最大の原発事故を引き起こした。 こうした事態に直面して、私たちが絶対にやり抜かなければならないのは、できるだけ早い復興と同時に大事故の原因となった日本に巣食う問題の根本的解決である。 逆に、日本が決してやってはいけないことがある。この大惨事に直面して何も変わらないでいることだ。 天が与えた厳しい試練を改革に生かせないようでは、日本は一直線に衰退への道を歩むだけである。 地震対策しかり、原発・エネルギー政策の見直ししかり、二度と同じ惨事を繰り返さないために、すべての根本に立ち返った対策が求められている。 しかし、「電力不足だから点検の終わった原発を開始すべし」という意見には、電力不足という人質を取って、根本的な問題解決を先送りしようという意図が見え見えだ。 しかも恐
大きなイベントがあると、人は Twitter を使って友達や家族、世界中のフォロワーにニュースや自分の考えを共有するようになりました。そして、ある場所から発せられた情報がリツイートや返信、ダイレクトメッセージを通じて瞬く間に世界中に拡散します。この現象は、ワールドカップなどのスポーツイベントからテレビで幅広く報道されるようなロイヤルウェディングまで、様々なイベントにおいて見られました。また、今年の3月11日に発生した東日本大地震のような大規模災害に直面した際にも見られました。特に東日本大地震では、地震とその直後の津波の際に合計5回に渡って5,000 TPS (秒間ツイート) を超えたことが確認されています。下記のビデオは、東日本大地震において、世界中の Twitter での情報の流れを示しています。 パーソナルメッセージ 地震直後、友達や家族の安否を確認するための日本国内から発信されるツイ
[第26回] 中東民主化。伝え続けるアルジャジーラ 石合力 Ishiai Tsutomu(中東アフリカ総局長) チュニジアからエジプト、そして中東各国に波及した「アラブの春(The Arab Spring)」は、民衆の動きを映像で伝えようとする衛星テレビと、情報を統制しようとする独裁政権との戦いでもあった。実力で妨害する政権側に対し、中東を代表する衛星放送アルジャジーラ(Al Jazeera)はどう立ち向かったのか。 支局の閉鎖、記者の拘束、放送周波数の妨害……。権力に固執する独裁政権は、あらゆる手を使って報道に介入した。リビアでは、カメラマンが暗殺された。シリアやイエメンでは、民衆デモが始まる前から、当局が外国メディアの取材を徹底的に排除した。 特に各政権が目の敵にしたのが、アルジャジーラだった。ペルシャ湾岸のカタールを拠点とし、同国政府が資金の大半を拠出する非営利の衛星放送で、中東のB
見出しは一部自主規制しました。松の廊下で刃傷沙汰した奴ぐらい? 市ヶ谷で腹切った奴ぐらい? オウム真理教に入信した奴らぐらい? 今もっともホットな胡散臭い人、木下黄太氏。 とりあえずまず、以下のフクロ叩かれ具合をご覧ください。 →Togetter - 「子供に生じた急性の内部被曝症状(?)をめぐるやりとり」 出来るだけ正確な情報を伝えなければいけないジャーナリスト(笑)が主婦の井戸端会議レベルの伝聞をニュースにするってどうなのよ… →Togetter - 「木下黄太「水蒸気の量が多いのはおかしい」、但し理由はない」 水蒸気の量はおかしくない→木下黄太氏&小出先生がおかしい、もしくは「小出先生と一致した」という木下黄太氏の伝聞情報がおかしい。 不撓不屈の人・木下黄太氏の新エントリー。 →三重県産の魚が市場で突然に増えているのは本当らしい - ジャーナリスト 木下黄太のブログ 「福島第一原発
5月23日、カタストロフィの哲学シリーズ第三回、「伝播する核のイメージ」を開催した。UTCPリサーチアシスタントの安永麻里絵が司会を、同じく共同研究員の中尾麻衣香がディスカッサントを務め、パリ社会科学高等研究院より土山陽子氏をお迎えして、東日本大震災により俄にその再考が求められている、「核」をめぐるイメージについて議論した。 3.11以降、今なお進行中の災害にいかに向き合うか。それが言葉を失うほどの状況であればこそ、このことを問うためにあえて語りだそう、というのがカタストロフィの哲学シリーズの出発点である。(第一回の報告は⇒こちら) その第三回は、震災直後にメディアに氾濫した福島第一原子力発電所における事故をめぐるイメージを問題として取り上げた。この問題については、現代における報道・メディアの問題としての社会的検証と、「核」をめぐるイメージの最新の事例として過去の「核のイメージ」と歴史的な
10 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 01:38:11.21 ID:vFvnNr0Q0 いつ天のPVみようと公式に行ってみたんだが どういう事だよこれェ・・・・ 18 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 01:39:04.27 ID:aCJcsBM10 >>10 公式無断か? 21 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 01:39:45.93 ID:aDgga4Lb0 >>18 角川でそんなへたこくかねw 31 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage] 投稿日:2011/06/20(月) 01:40:04.82 ID:kBlRoiVOP >>10 何に違反したんだこれ 48 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage
「婦人公論」6月22日号(中央公論 新社) 大地震以降、表紙に「日本に希望を 女性の力を信じて!」というスローガンを掲げている「婦人公論」。しかし、これまで日本に希望をもたらすような特集があったかというと、正直なところそうでもないように思います。全体としては震災前と変わらず、”我欲いっぱい、夫は踏み台””ドロドロぶっちゃけ”路線なのに、取って付けたように震災関連の連載をしたり、タレントに「できることから」なんて語らせたりしてもねぇ~。小手先感が漂うんですよ。人間の性格も雑誌の性格も、そう簡単には変えられませんから仕方ないですね。でも、たまには、我が身の欲望を抑えた「婦人公論」を見てみたい。今回の特集は「主婦が引き出す、家族のちから」なので、ちょっと期待できそうです。 <トピック> ◎特集 どこで差がつく? 主婦が引き出す、家族のちから ◎緊急企画第5弾 地震大国日本に生きる ◎氷川きよし
「クールジャパン時代」の終わり 2011年5月25日 カルチャーメディア コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーメディア (これまでの 小田切博の「キャラクターのランドスケープ」はこちら) WIRED VISIONが終了するとのことで、今回でこのコラムも最終回である。 もともと自分の中では、このコラムは昨年出した『キャラクターとは何か』(ちくま新書)の執筆ノートのような位置づけだったので、そろそろ終わってもいい頃合だったという気もする。 最後にここで書いてきたことの総括というか、前述の新書を含めた自分自身の執筆動機のようなものを述べておきたい。 00年代という「クールジャパン」の時代、マンガやアニメといったサブカルチャーが文化や商品としてだけではなく政治的な注目まで集めるようになり、これまでになく多くの学者や文化人がそれらについての言説を紡ぐようになった。 私は批評家でも専
「ユニオンぼちぼち」ブログ 私の加入してるユニオン 「ユニオンぼちぼち」新ブログ(2009年3月から) 新しくなりました! 反貧困ネットワーク京都 「ユニオンぼちぼち」も関わってます ユニオンエクスタシー 「ユニオンぼちぼち」界隈の仲間、スンバらしい闘い きょうと労働相談まどぐち ユニオンぼちぼちや京都ユニオンなどが集まっての共同相談窓口 「爆笑問題のニッポンの教養」(NHK6月9日放送)で、上野千鶴子さんがでていた。偶然見つけて録画してさっき見た。 フェミのよさが伝えられず、上野さんが完全に負けていた。残念。この番組に出たのが間違いではないか。よほどのことがないと、フェミの大事なところを伝える上で、この番組に出るのは危険だと思う。 全体として、上野さんが繰り返し「男が、、、女が、、、」と言う単純二分法で「男がだめ」「男が変われ」というようにいうために、爆笑問題の反
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く