国土交通省は2020年開催の東京五輪までに、東京都内の空港や駅周辺など人が多く集まる地域の電柱をなくす検討に入った。電線を地中化し、渋谷や港など19区で国道や都道の「無電柱化率」を今の80%から100%に引き上げる。海外に比べ遅れている無電柱化を進め、防災の強化や景観の改善を図る。訪日外国人客の増加を見据え、都市環境の整備を急ぐ。電柱の撤去は、東京23区のなかでも特に人の往来が活発な「重点区域
国土交通省は2020年開催の東京五輪までに、東京都内の空港や駅周辺など人が多く集まる地域の電柱をなくす検討に入った。電線を地中化し、渋谷や港など19区で国道や都道の「無電柱化率」を今の80%から100%に引き上げる。海外に比べ遅れている無電柱化を進め、防災の強化や景観の改善を図る。訪日外国人客の増加を見据え、都市環境の整備を急ぐ。電柱の撤去は、東京23区のなかでも特に人の往来が活発な「重点区域
異邦人 (新潮文庫) 作者: カミュ,窪田啓作出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1963/07/02メディア: ペーパーバック購入: 21人 クリック: 167回この商品を含むブログ (412件) を見るここに登場する空間は、ほぼ二種類に分けられる。絶対的開放空間であり、決定的な邂逅や事件の起こる場としての海辺と、狭小な閉鎖空間(第一部のアパルトマン、第二部の監獄)である。 モダニティの特権的な場「街路」ではなく、19世紀ブルジョワ的な室内でもない、狭小で閉鎖的だが、他者が常に隣にいる(だからこそカップルの喧嘩や犬を怒鳴りつける老人の存在が、日常の小さな出来事となる)空間としてのアパルトマン。 他に「集合住宅もの」の系譜として。 幻の下宿人 (河出文庫) 作者: ローラントポール,Roland Topor,榊原晃三出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/09/04メディア:
南関東の「いろんなところから富士山が見える」状況に驚きつづけている 大阪から東京に引っ越して30年以上経つが、じわじわと蓄積されてきた驚きがついに閾値を超えたので筆を執った次第である。正確には「ポメラ DM250を起動してmenuキーを押して新規作成を選んだ」のだが、ポメラを持っていなかったら、さらに驚きが蓄積されていないと…
東京が近代的大都市の相貌を備え始めた時期は、推理小説に登場する探偵の視線の誕生と一致する。江戸川乱歩が推理作家としての活動を開始したのは1920年代初頭であり、とくに関東大震災直後には、東京を舞台にいわば都市それ自体の探偵的調査行為として、今和次郎らによる考現学が生まれている。都市空間と推理小説を結びつけるこのようなパラダイムはすでにヴァルター・ベンヤミンなどによって提起されている。ベンヤミンはさらに、ウジェーヌ・アジェの人けのないパリの街路を撮影した写真を取り上げ、都市空間を犯罪現場と見なし、そこに犯罪の痕跡を読み取ることこそ、写真を「歴史のプロセスの証拠物件」*[1] として活用することだと指摘した。ここにあるものもまた一種の探偵の視線である。もとよりそれは写真が文字通りに犯罪行為の痕跡を記録しているからではない。そのような痕跡が拭い去られたかのように街がアジェの写真のなかで空っぽにな
後で読む。メモ。 ● 「コンパクトシティに関する一考察群」(トゥギャッター、2011年12月11日、Atsasebo) ● 「コンパクトシティの話・大いなる続編」(トゥギャッター、2011年12月12日、〃) 少し読んでみたのだけど、興味深い。地に足がついている、それぞれがちゃんと自分で考えて書いている。ま、どこかの数学者(上智大教授)とは正反対ですねw。その数学者は、「コンパクトシティ」という言葉を掲げれば、文化人(インテリ)ぶれると思ったのでしょう。関連して、前々回の「池田信夫(アゴラ)と上杉隆の違いが分からない――アゴラもデマ情報だらけ、訂正せよ、サイトを閉鎖せよ」の記事と、前回の「【返信】池田信夫(アゴラ)と上杉隆の違いが分からない――アゴラもデマ情報だらけ、訂正せよ @agora_japan」の記事参照。 ● Rachel Cooper+Christopher Boyko共著「T
「Lecture: Mega-Cities, Urban Poverty and Planning / Janice E. Perlman」(ArchDaily、2012年10月14日、→下の動画)より。 Janice E. Perlman, author, researcher and CEO of The Mega-Cities Project, discusses her work in this lecture at the Harvard GSD for the “Urbanization Seminar Series”. This in-depth lecture, titled “Mega-Cities, the Urban Poor and the Place of Planning” covers Perlman’s research and observation in
■ 福井県南条郡南越前町菅谷 「廃村 菅谷 the Abandoned Village」(2011年9月11日、IAmPlayingNow)のYouTube動画(→下の動画)。 お盆には元住民のご家族ご子息が戻って来られていたようでお墓にはキレイに花が供えてありました。 (上記の枠内の文章は、動画を撮影(アップロード)された方が、その動画に付けたコメントです。以下、同じ。) ■ 福井県大飯郡おおい町名田庄永谷 「廃村 永谷 Visit the abandoned village」(2010年8月11日、IAmPlayingNow)のYouTube動画(→下の動画)。 福井県某所にひっそりと存在する村。電力会社の開発により立ち退きを余儀なくされ離村に至ったようです。しかし開発は計画が白紙となり、美しい山間には虚しい風が吹いています。数戸の家屋、そして寺院、神社が現存しているものの朽ち果て土に
「【ニュース最前線】 歓迎と懸念、思惑様々」(読売新聞、2012年9月30日、石間亜希、西田道成)より(下記)。 とりあえず、メモのみ。 イオングループの「イオンタウン」(千葉市)が2016年、秋田市外旭川に県内最大規模の商業施設を出店する計画が明らかになった。実現すれば、既存の商業施設の客足や、秋田市や周辺市が進める街づくり計画に大きな影響が出るのは必至。関係者の受け止め方は様々だ。 同社の計画では、出店予定地は、秋田市中央卸売市場に隣接し、県道を挟んだ農地計約35万平方メートル。秋田自動車道の秋田北インターチェンジから約3・5キロと交通の便も良い。ショッピングセンターを核に道の駅や観光農園、温泉などを備えた「農商工連携」型の施設を想定している。 (中略)一方、約3700平方メートルの商業施設を含み、秋田市中心部に今年7月開業した「エリアなかいち」の関係者は危機感を強める。 事業主体であ
群馬県立館林美術館で「館林ジャンクション−中央関東の現代美術−」という展覧会があった。7月の1日まで行われていたのだけど、僕が見に行ったのは5月の初旬で、かなり時間がたってしまった。とはいえ印象的な作家や作品がいくつもあった。 利根川友理の作品は糸やピン、釘、S字フック、様々に変形した本、といったものを使って、美術館展示室の一部に点々と配置している。日用品を非日常的な美術館の内部に導入して、日頃の使用目的から解除した形で設置し、日用(品)・非日用(美術館)をそれぞれ異化していくという手法は現代美術においてはありふれているだろう。それでも利根川の作品が鋭利なのは、それが美術館にあろうとなかろうと、あるいは美術館自体もこの作家は常にちょっと「日用」から乖離した視線で眺めているのだろうなと思わせる、独特のリアリティがあるからだと思う。例えば壁面に沿って置かれた展示台の上の面と同じ大きさの四角形を
Close Up 激動する世界経済の流れに、日本も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 イオンが発表した60店舗の撤退戦略が、地方都市を揺さぶっている。その中心は、不振を極めるジャスコなどの総合スーパーだ。核店舗の閉鎖は、ショッピングセンター(SC)の撤退に直結する一大事だけに、地元への影響も計り知れない。撤退騒動に揺れる街の今を追った。 「新聞にイオンが60店舗を閉鎖すると報道されているが、情報は持っているか」 10月の上旬、山形県の本庁から入った一本の電話に三川町役場の企画課職員は驚いた。町も県もイオン側への連絡を試みたが、結局、イオン三川SCの存続についての回答は得られなかった。 イオンが10月に発表した2008年8月中間期決算(連結)は、営業利益が586億6100万円と前年同期比で13
「限界まで寂れたショッピングモール散策」(Yahoo!映像トピックス、2012年8月16日)より。 閉鎖予定のショッピングモールを探検して回る撮影者。無人のモール内に響く音楽、そのままに残る子どもの遊び場。シャッターが下りた店の壁には日本の人気キャラが……。以前は大勢の人でぎわっていたんでしょうね。 その情報提供元の「小太郎ぶろぐ」の「営業中なのに誰もいない。限界まで寂れたショッピングモール散策」(2012年8月14日)によると、ここは「アメリカ、ミズーリ州セントルイスにあるクレストウッド・コート・モール」との事です。ウィキペディアの「クレストウッド・コート・モール(Crestwood Court)」の項によると、1957年開業(旧称はCrestwood Plaza)で、あのルート66に面していたとの事です。建築家・都市計画家のビクター・グルーエンが設計した世界初のショッピングモールの「ノ
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
2012/7/108:39 東京スカイツリーから展望する人口減少時代の「未来都市」像 ――〈タワー的公共性〉と〈ショッピングモール的公共性〉の交錯として 中川大地 ■雨のスカイツリー開業と「時空を圧縮したランドスケープ」 2012年5月22日に「東京スカイツリー」が開業して、1ヵ月半以上が経過した。 その開業の日、強い雨風がこの新参タワーの展望塔としての門出に文字通り水を差す中、誘致決定以来の7年間の地元民としてのコミットを元にした著書『東京スカイツリー論』を上梓したばかりだった筆者は、事業者サイドが公表していた事前情報を元に書いた自著での叙述と実際の体験性との違いがどうなっているかを我が身で確かめるべく、初めて付帯施設「東京スカイツリータウン」の敷地に足を踏み入れ、そして地上高350メートルに位置する第一展望台「天望デッキ」へと上った。 ちょうど夕暮れ時、ようやく雨も小降りになって雲
今尾恵介(いまお けいすけ) 1959年横浜市生まれ。中学生の頃から国土地理院発行の地形図や時刻表を眺めるのが趣味だった。音楽出版社勤務を経て、1991年にフリーランサーとして独立。旅行ガイドブック等へのイラストマップ作成、地図・旅行関係の雑誌への連載をスタート。以後、地図・地名・鉄道関係の単行本の執筆を精力的に手がける。膨大な地図資料をもとに、地域の来し方や行く末を読み解き、環境、政治、地方都市のあり方までを考える。著書は『日本鉄道旅行地図帳』『日本鉄道旅行歴史地図帳』(いずれも監修)、『地図で読む戦争の時代』、『世界の地図を旅しよう』、『日本地図のたのしみ』、『日本の地名遺産』、『地図の遊び方』、『路面電車』、『地形図でたどる鉄道史(東日本編・西日本編)』など多数。現在、(財)日本地図センター客員研究員、(財)地図情報センター評議員、日本国際地図学会評議員。
執筆者プロフィール ●『続日本紀』に登場する古い商港 毎年の受験シーズンが近づくと、お守りを求めて遠くから受験生やその家族が集まる太宰府天満宮。そのすぐ近くを流れている小さな流れが御笠(みかさ)川で、流れ下ると福岡空港の西側を経て博多湾に至る。もうひとつ、背振(せふり)山地に源を発して北流する那珂川。この2本の川の沖積地に発達したのが博多の町である。 この町の歴史はとても古く、「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」と金印に刻まれた「奴国(なのくに)」の津−湊(港町)、ということで那津(なのつ)と呼ばれた。1900年ほども前の話である。博多という地名が最初に文献に現われたのも天平宝字3年(759)の『続日本紀』という遠い昔の話であり、江戸期の鎖国体制に入るまで、この港湾都市は国際貿易港として唐船などで大いに賑わった。 博多は現在では福岡市内であるが、福岡という地名は黒田長政が筑前に入
瀬戸内海の景勝地、鞆(とも)の浦(広島県福山市)の埋め立て・架橋計画を巡る問題で、広島県の湯崎英彦知事が25日、福山市の羽田皓市長と会談し、架橋計画の撤回を正式に伝えた。鞆の浦は万葉集に詠まれ、アニメ映画「崖
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く