憲法改正「助言できる」=是非は語らず−米国防長官 憲法改正「助言できる」=是非は語らず−米国防長官 専用機内で記者会見するヘーゲル米国防長官=28日(代表撮影) 【米国防長官専用機上・時事】ヘーゲル米国防長官は28日、韓国に向かう専用機内で開いた記者会見で安倍政権の目指す憲法改正について問われ、「国家安全保障上の仕組みをつくり変えたり、表現を変更したり、再定義したりする可能性を探っている条約上のパートナーから意見を求められれば、役に立つことはできる」と述べた。 ただ長官は「他国に対しどのように憲法を改正すべきかについて忠告はしない」と語り、日本側から相談があった場合に限り、中立の立場から助言を与えることができるだけだと指摘。「どの国も自らの考えに基づき独自の決断を下すべきだ。決めるのは日本国民だ」と述べ、議論の推移を見守る構えを示した。 長官はまた、米議会での予算をめぐる対立とそれに