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米澤穂信と+レビューに関するgenesisのブックマーク (7)

  • 『夏期限定トロピカルパフェ事件』コミカライズ詳細決まりました

    こんにちは。米澤です。 先日、スクウェア・エニックス社の新春記念パーティーに招かれて行ってきました。 壇上での発表によりますと、昨年のコミックの売り上げが三強に次いで業界四位だったとか。どういう数字を用いた比較なのかわかりませんので一概には言えませんが、好調は確かなようで、まことにめでたいことです。 ちなみに今年のゲストはパパイヤ鈴木でした。「MY FIRE」や「TUBTHUMPING」、「JUMP」などなど懐かしい音楽に合わせてパパイヤ鈴木が基的なダンス動作を解説付きで披露してくれるという、たいへん贅沢な時間でした。 私はじっとチョコレートファウンテンを見つめていたので踊りはしなかったのですが……。 さて、そんなスクウェア・エニックス社の「Gファンタジー」誌で、拙作『夏期限定トロピカルパフェ事件』のコミカライズが始まります。 来月、2月18日発売の3月号に第一回が掲載されます。 構成に

    『夏期限定トロピカルパフェ事件』コミカライズ詳細決まりました
    genesis
    genesis 2010/01/18
    外見上はさわやかさを増した小山内さん。結末においてどう描写されるのか楽しみ。
  • taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » 秋期限定栗きんとん事件 下 / 米澤 穂信

  •  米澤穂信 『儚い羊たちの祝宴』 - Akashic Note

    上流家庭の子女たちと、その家に雇われる少女たちの暗く歪んだ関係性を軸にして描かれる連作短編集。 丹山家のお嬢様の世話係として引き取られた少女夕日の、聡明な吹子お嬢様に心酔する暗い想いを綴った手記からはじまる、『身内に不幸がありまして』。六綱家の主人が外で女に産ませた娘の内名あまりが、屋敷の別館で家の厄介者として外界から隔離されて生活する早太郎との生活を描く『北の館の罪人』。貿易商の辰野家の別荘番として雇われた屋島の元に遭難者が現れる『山荘秘聞』。小栗家の嫡子として生まれながら、厳格な祖母にいつ用無しとして社会的に抹殺されるか分からない少女の純香が、ただ一人の友として彼女の使用人の五十鈴に向ける縋るような想いで綴られる『玉野五十鈴の誉れ』。これら四編に加え、その作品世界の随所に現れた「バベルの会」という読書サークルの消滅を描いた表題作『儚い羊たちの祝宴』。 各短編は、その家の子女たちが通う大

     米澤穂信 『儚い羊たちの祝宴』 - Akashic Note
    genesis
    genesis 2008/11/27
    曰く,「本作は、厳格な上流家庭というある種の密閉性の高い世界で育まれた歪みと闇が織り成す物語であり、その結末においては全作品を通じて暗黒性がたちこめています。」
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    2024夏休み旅行 神戸・2日目【前編】 zfinchyan.hatenablog.com ↑1日目はこちら 6:50 わたしと夫だけ先に起床 前日に買っておいたお芋のパンで朝ごはん 昨日の疲れからか、なかなか息子たちが起きてこなかったので、ゆっくり寝かせてから10:00にホテルの下にあるプレイゾーンに行って、パターゴルフやバス…

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    genesis
    genesis 2007/11/07
    曰く,「本作では、リアリティというものが欠如していて、ミステリ好きがマーダーゲームをやっているだけなのか、本当に殺人事件が起こっているのか、非常に曖昧なのです。」
  • 2007-10-08

    春休み、千反田えるに頼まれ『生き雛』まつりの手伝いをすることになった折木奉太郎は…。 表題作ほか、全七篇収録の「古典部」シリーズ短編集。 前半の三つは「氷菓」から「愚者のエンドロール」までの間にあたる話。 「心あたりのある者は」から「クドリャフカの順番」以降の話になる。 折木と千反田のやり取りを中心に福部里志・伊原摩耶花を加えた四人の関係の変わり様。 まさか、このシリーズでこんなセンチメンタルな気分にさせられようとは……。 最終話の折木の呆然とした感じと千反田の想いの込められた台詞が残す余韻にほうっと溜息。 「遠まわりする雛」は別格として、読んでてもっとも感心したのは「心あたりのある者は」。 ケメルマン「九マイルは遠すぎる」式のロジックワークに挑み見事モノにした佳作。これは西澤保彦の全盛期にも負けない出来なんじゃないかな。 晴着を見せびらかしたいとのたまったり、折木と二人で閉じ込められてみ

    2007-10-08
    genesis
    genesis 2007/10/30
    曰く,「まさか、このシリーズでこんなセンチメンタルな気分にさせられようとは……。」
  •  米澤穂信 『遠まわりする雛』  - Akashic Note

    『氷菓』に始まる古典部シリーズの短編集であり、古典部入部から間もない時期から、翌年の春までの1年あまりを時系列に従って描いた作品集。 『やるべきことなら手短に』『大罪を犯す』『正体見たり』『心あたりある者は』『あきましておめでとう』『手作りチョコレート事件』『遠まわりする雛』の7編が収録。 「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」という「省エネ」を信条に掲げる主人公の奉太郎が、高校で入部した古典部で千反田えるというお嬢様に出会ったことで、不意ながらも面倒ごとの解決に乗り出す…という、物語の基構造は編とほぼ同様です。ですが、作では(間には、『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』事件を経て)千反田の「気になります」というひと言でもって奔走させられる奉太郎自身の複雑な変化が、青春ミステリの体裁を借りて克明に描かれています。 ミステリ的には、

    genesis
    genesis 2007/10/11
    曰く,「ミステリ的には、端整かつ大胆なロジック重視の謎解きであり、特に『心あたりある者は』は論理のアクロバットが見事な作品」
  • 遠まわりする雛 米沢穂信 A-  - 棒日記

    古典部シリーズ四作目。古典部の四人の一年間を短編で追いながら語ったもので、過去三作の長編もまた過ぎ去る時間の流れに組み込まれている。作者の青春の描き方を個人的にあまり信頼していなかったのだが、書はそのような心配を見事に払拭する出色の青春小説ぶり。ミステリ要素はストーリーに美しく組み込まれており、作品集として文句の無い完成度であろう。 古典部シリーズはそうでもなかったのだが、『さよなら妖精』『ボトルネック』や小市民シリーズを読む中で僕は、米澤の青春の描き方について疑問を持っていた。米澤作品特有のひねた主人公から語られる青春はその移り変わりを描写していくというよりは、予め痛みや破壊が到来することを織り込んだ、展開ありきの作り物という印象が強かったからである。ただ『ボトルネック』に対して小市民シリーズでは二作目での転換により、急展開を予定調和とせず受け入れて次作以降で変化させていくという気概が

    遠まわりする雛 米沢穂信 A-  - 棒日記
    genesis
    genesis 2007/10/07
    曰く,「作者の青春の描き方を個人的にあまり信頼していなかったのだが、本書はそのような心配を見事に払拭する出色の青春小説ぶり」
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