タグ

2007年10月17日のブックマーク (3件)

  • 西尾維新「不気味で素朴な囲われた世界」

    読み終わったミステリについてコメント。でも最近は脇道にそれぎみ。 このブログは水樹奈々さんを応援しています。 ★★★☆☆ 時計塔が修理されない上総園学園の2学期の音楽室。 そこから始まった病院坂迷路と串中弔士の関係。歪な均衡を保つ学園の奇人三人衆、串中小串、童野黒理、崖村牢弥。そして起こってしまった殺人事件。迷路と弔士による探偵ごっこの犯人捜しが始まり、崩れたバランスがさらに崩れていく……。これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための格ミステリ! ミステリマニアであればあるほど盲点になり、それをトリックの要として使って驚かせるのは前作『きみとぼくの壊れた世界』と同様だ。 前半部分の登場人物のキャラクター説明は正直退屈だし、捜査活動といっても謎解きを楽しめるものではありません。事件発生からトリック解明までの、ミステリとしての過程はさほど面白いものではないのだけれど、驚くべきは犯人の動機。この

    西尾維新「不気味で素朴な囲われた世界」
    genesis
    genesis 2007/10/17
    曰く,「事件発生からトリック解明までの、ミステリとしての過程はさほど面白いものではないのだけれど、驚くべきは犯人の動機。」
  • 秋山真琴の積読崩し | 西尾維新『不気味で素朴な囲われた世界』

    さて、このシリーズは西尾維新がわりと気でミステリに挑んだ作品と認識しているので、こちらも相応の覚悟をして読み始めた。具体的には「萌えキャラ殺し」という二つ名を西尾維新が持っていることから、いちばん可愛らしいキャラが犯人か被害者で、次に可愛らしいキャラが被害者か犯人に違いないという偏見をもって挑んだ。しかし、読み始めてすぐに困ったのは、串中小串、童野黒理、伽島不夜子、病院坂迷路、どの女性キャラも等しく魅力的だったことだ。いちばん可愛らしいなと感じたのは伽島不夜子ことふや子だが、面白いのは誰だったと問われれば病院坂迷路だろう。前作に登場した病院坂黒が人間嫌いだとすれば、病院坂迷路は人間嫌われと言える。まったく「静かなる人払い令」とは奇妙な呼び名で、彼女が入部した部活は彼女以外全員が幽霊部員となり、彼女のクラスは彼女以外全員が不登校となってしまうのだ。学校内においても、彼女が道を歩けば、人々

    genesis
    genesis 2007/10/17
    曰く,「いちばん可愛らしいキャラが犯人か被害者で、次に可愛らしいキャラが被害者か犯人に違いないという偏見をもって挑んだ。しかし、読み始めてすぐに困ったのは...どの女性キャラも等しく魅力的だったことだ」
  • 日々に暮らす:4コマ版『綿の国星』・・・ではありません!『ちょこっとヒメ』

    genesis
    genesis 2007/10/17
    曰く,「なんともいい具合に優しさの詰まった、ほかでは味わえない仕上がりの、とっても美味しい作品です。」