今回は、ビデオゲームに学ぶUI/UXがテーマです。近年のビデオゲームはニンテンドー3DSのデュアル画面や、WiiリモコンやKinectなどハードウェアのインタフェースも大きく変化し注目に値しますが、1980年代のファミリーコンピュータ(ファミコン)の時期から、ビデオゲームの分野はUI/UXについて非常によく考えられてきた分野です。 ビデオゲームはエンタテイメントであるため、一見すべてがコンテンツに見えてしまいますが、この分野ほどUI/UXというテーマがぴったりなものはありません。普通のアプリケーション開発と違うとすれば、目的がエンタテイメントか、何らかの問題解決かということでしょう。 ゲームは体験を重視するがゆえに、遊び方がわかりにくいものは嫌われます。ですからアプリケーション同様に、UIも体験の質を落とさないための工夫がさまざまに施されています。今回の記事では、ユーザの体験を重視するため
