公共事業への支出額が国の経済規模に占めている割合の変化を主要国と比較したグラフを図録5165に掲げたが、ここでは、1時点であるが、OECD諸国総ての中での日本の位置について調べた(データの性格については同図録参照)。 2011年の公共事業費(一般政府総固定資本形成)の対GDP比は3.1%であったが、これは、OECD34カ国中14位とやや高いがほぼ中位の規模である。 OECD諸国の中で公共事業費の割合が最も高いのはポーランドの5.7%であり、韓国が4.8%、カナダ、エストニアが4.1%でこれに次いでいた。 逆に最も低い国はオーストリアの1.0%、これに次いでドイツの1.7%である。旧ドイツ領に広がる高速道路網であるアウトバーンが、しばしばヒトラーの「唯一の功績」として、失業対策の効果があった先見性の高い公共事業として称賛されることもあるが、ドイツ、オーストリア、ベルギーなどは既存の公共施設の
第二に「皆に『自分が属している集団への賞賛/侮辱を自分自身への賞賛/侮辱と感じることは錯覚であり愚か極まりない』と学習させることは不可能である、という前提をもとに いかに集団ヒステリーを防ぎつつ集団心理を誘導するか」。
「道徳性は希望的な考えではなくて、生物学的作用であり、自然選択の過酷で長い試練に耐えた生存戦略なのだ」とは、なかなかの主張ではないか。神経経済学者、ポール・ザック先生の『経済は「競争」では繁栄しない』の一節である。原題は「親愛と繁栄の根源 徳をもたらす脳内分子オキシトシン」といったところか。オキシトシンが左右する経済的行動から社会の在り様までを描いた壮快なる一書だ。 ……… 人類の歩みの中でほとんどを占める狩猟採集生活に適した行動が取れるよう、ヒトの生理的な反応システムは形成されてきた。その中には、生き抜くために不可欠だった、仲間との信頼と協力の関係を結ぶ機能も含まれる。脳内ホルモンの一つであるオキシトシンは、他人から信頼を受けると分泌され、信頼で返そうとする情動を促す。そうした心地良さを伴う相互作用が自然に道徳的とも言える行動を導く。 むろん、現代社会は狩猟採集の経済にはない。もしかすれ
最近、クルーグマンが労働分配率の低下について時折り書いており、それをMBK48さんが訳されている(ここ、ここ、ここ、ここ、ここ)。 そのうちの6/30エントリはクルーグマンの6/21ブログエントリを訳されたもので、さらにMBK48さんによる分かり易い経済学の解説が付け加わっている。そこで示されたクルーグマンの問題意識を小生なりに単純化して解釈すると、次のようになる。 国民所得は、分配面から以下の3項目に分解できる。 国民所得=労働所得+資本所得+超過利潤 ここで超過利潤は完全競争の場合には発生しないが、不完全競争の場合は発生する。その結果、労働所得のみならず資本所得も減少しているのではないか、というのがクルーグマンの第一の問題意識である。 その場合でも、超過利潤が設備投資に回って経済のパイの拡大に貢献しているならばそれほどの問題とはならないかもしれない。しかしアップルに見られるように、企業
アベノミクスに賛成はしてないけど、景気対策しないと政権維持できないことを学ばなかった民主党が自民の復権と改憲への流れを作っているということを忘れてはならない。
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
India takes drastic steps to defend rupee as global Fed shock deepens (インド:世界的なFRBショック悪化で大々的なルピー防衛策実施) Ambrose Evans-Pritchard By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph: 2:58PM BST 16 Jul 2013India has been forced to tighten monetary policy to halt capital flight and support its currency, becoming the latest global casualty as the US Federal Reserve starts to turn off the spigot of dollar liquidity. イン
Britain shakes off global gloom as business confidence surges (英国、企業景況感の大回復で世界的不況を振り切る) Ambrose Evans-Pritchard By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph: 6:00AM BST 15 Jul 2013British business confidence has risen to the highest level since January 2008, despite sluggish prospects in Europe, driven by a new mood of optimism in the UK market and hopes of rising orders in America and the rest of the wor
Hallelujah, Spain is recovering (ハレルヤ。スペインちゃんが息をふきかえしてます__) By Ambrose Evans-Pritchard Economics Telegraph Blog: Last updated: July 19th, 2013Spanish Finance Minister Luis de Guindos assures us that his country has beaten the crisis and will soon be recovering nicely. "The recession is already behind us," he said. ルイス・デ・ギンドス西財務相は、スペインは危機を圧倒した、間もなく順調に回復するだろう、と約束しました。 「不況は既に終わった」そうです。 I wish him the
Can the world cope with a trigger-happy Fed? (世界はトリガーハッピーなFRBに耐えられるの?) By Ambrose Evans-Pritchard Economics Telegraph Blog: Last updated: July 18th, 2013After weeks of utter confusion, the result of Fed taper talk is clear enough. 数週間に亘る大混乱の後となっては、FRBのQE縮小トークの結果は十分に明白ですね。 Long-term borrowing rates are much higher across the world regardless whether the underlying economies are in any fit condition
Berlin facing EC bias claim over energy subsidies (ドイツ政府、エネルギー補助を巡るECバイアス主張に直面) Ambrose Evans-Pritchard By Ambrose Evans-Pritchard Telegraph: 9:30PM BST 14 Jul 2013Germany is facing legal action by the European Commission for discriminating in favour of its own energy companies in breach of competition law. ドイツは、競争法に違反し自国のエネルギー企業を優先して差別行為を行ったとして、欧州委員会に訴えられようとしています。 The European Union's energy tsar
(今日の日経) 半導体の増産投資を再開。FRB議長・緩和縮小は景気次第。小さな泡に懸念。首相が復帰後初の石垣宮古訪問。モノより資産一長一短。空き家をケア月賃貸に。東南アで家計債務膨らむ、住宅ローンにリスク。増税控え改装ラッシュ。富士重のブランド向上にマホーニー。大機・成長できない成長戦略・カトー。経済教室・ビックデータ・新保史生。不確定性原理に欠陥・東北大など検証。 ※金融緩和は物価や雇用には効きにくいが、緊縮財政は良く効く。これを組み合わせると、物価減速と株式上昇というバーナンキを悩ます状況が出現する。※東南アの様子を見ると、金融政策の難しさが分るよ。※増税後に改装の反動減も出そうだ。※カトーさんのおっしゃるとおり。成長戦略では成長できないことを早く悟るべき。需要安定という環境さえ整えれば育つもの。引っ張ったり追肥したからといって育つものではない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く