全国の物価の先行指標となる12月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比0.8%上昇と前月から伸び率が拡大した。市場予想を上回った。上昇は30カ月連続。ガソリン価格や宿泊料、上下水道料などの上昇が寄与した。総務省が27日発表した。 東京都区部コアCPIは前年比0.8%上昇(ブルームバーグの予想中央値は0.6%上昇)-前月は0.6%上昇生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIは0.9%上昇(予想は0.7%上昇)ー前月は0.7%上昇総合CPIは0.9%上昇(予想は0.9%上昇)-前月は0.8%上昇詳細(総務省の説明)消費増税と教育無償化など制度要因を除いたコCPI上昇率は0.5%、コアコアは0.6%コアCPIの前月比上昇は、ガソリン価格、宿泊料、上下水道料などの上昇が背景上下水道料の上昇は、消費増税の経過措置で東京都の水道料が12月分から上乗せされたためガソリン価格の前