岩手県で12年前に見つかった昆虫の化石が新種とわかり、調査した研究グループは昆虫好きで知られ、テレビの昆虫番組に出演している俳優の香川照之さんにちなんだ名前をつけたと発表しました。研究グループは香川さんが子どもたちの昆虫への関心を高めていることに感謝して命名したとしています。 化石を大阪・箕面市にある箕面公園昆虫館の中峰空館長らのグループが調べたところ、前脚の「付節」と呼ばれる部分にとげがあるなどカマキリにはない特徴が複数確認され、これまで発掘の報告がない「トガマムシ科」の新種の可能性が高いことがわかったということです。 「トガマムシ科」の昆虫は鎌のような前脚が特徴で、現在もその仲間がアフリカに生息しています。 新種を確認した人は学名をつけることができることから、研究グループでは昆虫好きで知られ、NHK、Eテレの番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」に出演している俳優の香川照之さんの名前にちなん
『NARUTO』や『忍たま乱太郎』など、忍者を題材にしたアニメや漫画は今でも大人気です。 そんな忍者を研究する「忍者部」なる部活が青森大学にあるんだそうです。それ、文化部なの? 運動部なの? ……というわけで「忍者部」がどんな活動をしているのか取材してきました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:萌え絵の絵本がダメだっていうなら、どんな絵柄だったらいいの? > 個人サイト Web人生
鹿児島県の種子島にある国内最大のロケット発射場「種子島宇宙センター」は、昭和43年の初めての打ち上げからことし50年になります。25日はこれを記念して、ふだん見ることのできない宇宙センターの施設が一般に公開されました。 ことしは、昭和43年9月に行われた初めての打ち上げから50年の節目にあたることから、25日は種子島宇宙センターが特別に一般公開され、親子連れなどの参加者がバスにのって敷地内を回りました。 このうち、高さ80メートル以上ある「大型ロケット組立棟」では、特別ゲストとして宇宙飛行士の油井亀美也さんが登場しました。 建物の扉はその大きさから“世界最大の一枚扉”と言われ、油井さんが合図をするとロケットを載せる発射台が姿を現し、参加者はその迫力に驚いた様子でさかんに写真をとっていました。 このほか、25日はロケットの発射場やエンジンの燃焼試験場などの重要な施設も公開されました。 西之表
西暦1006年、観測されている中で最も明るい超新星が地球の空を照らしました。その天体は、南天の星座である「おおかみ座」で発生した超新星「SN 1006」です。 超新星(SuperNova)を西暦1006年に起こした天体として「SN 1006」と名付けられています。直径は約60光年、中心には恒星の残骸の白色矮星があると考えられています。「SN 1006」は地球から約7000光年の距離があり、実際に超新星爆発が発生したのは西暦1006年から遡ること7000年前ということになります。 元々は「SN 1006」の中心には「(後に超新星爆発した)主星」と「物質を主星に供給した伴星」で構成された連星が存在していました。主星は伴星から徐々に物質を取り込み、物質が増加していったことが爆発の引き金を引いたと考えられています。 超新星爆発を起こした「SN 1006」によって西暦1006年の夜空には数ヶ月の間、
・受験世界史の音楽史がやばい(増補あり)(allezvous’s blog) これの受験世界史側から見たあれこれを。 ・そもそもこんなに覚えなくてもよい 私をして見たこと無い入試問題がめちゃくちゃ多い。これは私が00年代半ば以前だとさすがに私大は綿密に解いていないという事情があるので,半ば私の調査不足が原因である。とはいえ元のpdfに掲載されている入試問題の年度を見ていただけると,2001年や2003年の問題がけっこう含まれており,中京大や愛知淑徳大といった,あまり特別に大学別の対策をしないような大学の入試問題からも拾っている。このプリントの作者は,中堅以下の私大に限れば私よりも断然研究している。 逆に言ってしまうと,そこまでしないと音楽史の入試問題抜粋集なんて作れないのである。拙著でも何度か取り上げているが,高校世界史は明らかに文学偏重であって,扱いの重さは文学>美術・建築>その他である
※ご指摘いただいたので、説明を補充しました なんとなくググっていたら以下のページを見つけた。 テーマ史(音楽史編) https://masudajuku.jp/justbefore/textbook/wor01.music.pdf まずはきれいにまとまっていることに敬意を表する。ただ全体的にやばみを感じたのでブクマしたところ、それなりのブクマが付いた。 b.hatena.ne.jp やばさを共有していただいたようで何よりだ。ブコメの指摘もいちいちごもっとも。 ということで、何がやばいかを自分なりに整理しておこうと思う。 嘘・大げさ・紛らわしい 時系列順に並べる。 《中世》 ・グレゴリウス1世はグレゴリオ聖歌を作っていない 解説*1。思いっきりグレゴリウス1世が「グレゴリオ聖歌作成」したと書いてあるが、現存するグレゴリオ聖歌はほぼ9世紀以降の作と判明している。6世紀末の人であるグレゴリウス1
(※8月20日(月)18時から放送されたOTTAVA Saloneでの特集内容を再構成したものとなっております。) アントン・ブルックナー(1824-1896) ブルックナーの交響曲が演奏されるコンサートでは「男性トイレに長蛇の列が出来る」ことでお馴染みのアントン・ブルックナー。それゆえ、女性受けが悪いという定評もあるのですが、番組にいただいたメールでは男性でも苦手という方が多数いらっしゃったり、もちろん女性でも大好きな方もいらっしゃいました。 ですから、ブルックナーは自分には関係ないと頭ごなしに否定せず、まずは色々と聴いてみていただければと思います。とはいえ、ブルックナーが音楽史に名を刻む他の作曲家と比べても、かなり変わった存在であるということは間違いありません。その「変な部分=特異性」にまず迫ってみたいと思います。 1)時代背景にみるブルックナーの特異性を知ろう話はまず、ベートーヴェン
1958年に設立されたNASA(アメリカ航空宇宙局)は、2018年で設立60周年を迎えます。それを記念して、NASAが設立されるまでの歩みをまとめたムービーがNASAの公式チャンネルで公開されています。 NASA 60th: How It All Began - YouTube NASAの設立の基礎となったのは、NACA(アメリカ航空諮問委員会)という組織でした。第1次世界大戦中の1915年に設立され、NASAに機能と人員を移して1958年に解体されます。 NASAの最初の長官となったトーマス・キース・グレナン氏が、当時の会見で「NACAは新しい航空宇宙施策の中心となる」と宣言しています。 NACAは特に高速飛行に着目しましたが、それはすぐに宇宙探査へと融合していったとのこと。NACAは航空宇宙の科学技術の貯蔵庫であり、航空宇宙オタクの集まりだったと、NASAの主任歴史研究家であるビル・バ
ツタンカーメン王の墓で、地中探査レーダー(GPR)を使用して西の壁の奥に空間がないか探す技術者。2018年の調査は、イタリア、トリノ工科大学の専門家が中心となって進められた。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, NATIONAL GEOGRAPHIC) エジプト、王家の谷にあるツタンカーメン王墓で入念なレーダースキャンが実施され、玄室の壁の奥にあると期待された隠し部屋や通路が、いずれも存在しないことが決定的に判明したと、エジプト高官が発表した。 ギザの大エジプト博物館(GEM)で開かれていた第4回国際ツタンカーメン大エジプト博物館会議の中で、エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長の代理人が明らかにした。 調査が始まったきっかけは、ナショナル ジオグラフィックが支援するエジプト学者ニコラス・リーブス氏が、3300年前のツタンカーメンの墓の後ろに第18王朝
古代エジプトのツタンカーメン王の墓をめぐって、エジプト政府は、発見されていない隠し部屋が存在するのはほぼ確実だとしていたこれまでの見解を翻して、新たに行った調査の結果、部屋はなかったと発表し、論議を呼ぶことになりそうです。 ところが、考古省は6日、イタリアの研究チームが別のレーダーを使って改めて行った調査をもとに、空洞そのものが確認できなかったとして、「隠し部屋はなかった」とする見解を発表しました。 隠し部屋をめぐっては、3年前にイギリスの考古学者が、ツタンカーメン王の義理の母とされ「伝説の美女」と呼ばれる王妃ネフェルティティが埋葬されている可能性があるという学説を発表し、注目を集めていました。 今回のエジプト考古省の発表に対して、日本側の調査チームは「調査結果には自信を持っている」と反論しており、今後も論議を呼ぶことになりそうです。
エジプト・ルクソール近郊の「王家の谷」にある古代エジプトの王ツタンカーメンの地下墓地で展示されるひつぎ(2016年4月1日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED 【5月7日 AFP】エジプト南部ルクソール(Luxor)の「王家の谷(Valley of the Kings)」にある古代エジプトの王(ファラオ)、ツタンカーメン(Tutankhamun)の墓の隣に隠し部屋があるとする説について、同国考古省は6日、調査によって誤りであることが分かったと発表した。 ツタンカーメンの墓をめぐっては、2015年の調査で隠し部屋が存在する可能性が浮上。だが専門家らはその結果を支持せず、その後、詳しい調査が行われていた。 考古省の声明によると、専門家らが地中探知レーダー(GPR)によって調べた結果、「ツタンカーメンの墓の隣または内部に隠し部屋が存在しないことを示す決定的証拠」が得られた。詳
第2次世界大戦における枢軸国といえば、日本、ドイツ、イタリアの3カ国を挙げる人が多いでしょう。しかし実際には、この3カ国以外にも、枢軸国側に属し米英ソに代表される連合国軍と戦った国々は存在しています。 そうした中で、筆者が特に注目し、日本の手本になり得ると高く評価している国があります。今年のセンター試験におけるいわゆる「ムーミン問題」でも話題になった北欧のフィンランドです。 第2次大戦中にフィンランドは、ほぼ孤立無援の状況で隣の超大国ソ連から侵略を受けながらも勇敢に抗戦し、見事その独立を守り抜くという偉業を達成しています。 そこで今回は、前後編の2回にわけて、第2次大戦におけるフィンランドの2つの戦争について紹介したいと思います。前編では、第2次大戦勃発初期にソ連の侵略から始まった「冬戦争」を取り上げます。
「ヴィンランド・サガ」は11世紀のヨーロッパを舞台に、屈強なヴァイキングたちの生き様を描く歴史マンガ。月刊アフタヌーン(講談社)にて連載されており、2009年に第13回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門大賞、2012年に第36回講談社漫画賞の一般部門を受賞した。 アニメの制作は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」のWIT STUDIOが担当。幸村は「ボクはアニメ版を地球上の誰よりも楽しみたいのです。ぶっちゃけスタッフよりもお客さんでいたい!テレビの前の座椅子から動かないぞ!さあ皆さんも座椅子を。やがて来る神アニメをいっしょに待ちましょう。はー…楽しみ…」とコメントしている。 本作はテレビでの放送のほか、Amazonプライム・ビデオにて日本、海外独占の配信を実施。なおティザービジュアルとティザーPVも公開されている。 幸村誠コメント 原作者の幸村誠と申します。ヴィンランドサガ、アニメ化ですよ!最
古代「古のもの」降り立つ。最初の都市は南極に建設され、その地は聖地とされ以後も文明の中心地だった。食用、労働力になる最初の生命ショゴスを創造する(クトゥルフ神話)アダムを乗せた「白き月」が南極大陸に落ちる(新世紀エヴァンゲリオン)地球に巨大な円盤が墜落する。南極大陸の氷床の下に埋もれていたが、恐竜帝国により発見され、彼らによって超兵器として運用された(真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ)約2000万年前宇宙から飛来したUFOが南極へと落下(影が行く) 約10万年前宇宙から飛来したUFOが南極へと落下(遊星からの物体X) 1万2千年以上前堕天翅族がアトランディアの地(南極)に高度な文明を築いていた(創聖のアクエリオン) 紀元前2000年頃プレデター南極に降り立つ。人類に建築技術を与え神として崇められた 神殿を建造させ100年ごとに成人の儀式のために地球を訪れ、エイリアンの宿主となる生贄を求めた
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月2日、JAXA 相模原キャンパスに宇宙の歴史や最新技術などを紹介する展示スペース「宇宙科学探査交流棟」をオープンした。同日、オープンに先駆けて行われた記念式では、相模原市 市長やJAXA理事長などがあつまり、同施設への期待や、今後の展望などが述べられた。 宇宙科学探査交流棟の様子。数多くの衛星やロケットなどの模型が展示されている 同施設には、ロケットや科学衛星などの模型から、大気圏再突入に必要な技術など、数多くの展示がなされている。入口を抜けて一番に目が留まるのは、「はやぶさ2」を宇宙に送り届けた「M-Vロケット」のフェアリング部だ。 M-Vロケットのフェアリング部 展示スペースの述べ面積は約1,100m2。天井は10mと高く、それを利用し、小惑星探査機「はやぶさ2」や惑星分光観測衛星「ひさき」が宙に浮いていたり、先述のM-Vロケット以外にも「S-52
最近は、車のドライブレコーダーや屋外カメラの普及などで、大気圏に落下した小惑星などが明るく光る「火球」が、インターネット上などで話題になることが多くなっています。実は、こうした現象は、地球上のどこかで毎日のように起きているのですが、地上に落ちて隕石として見つかることはまれです。日本で隕石の落下が確認されたのは2003年が最後です。 しかし日本でも、全長が数十センチという大きな隕石がいくつか確認されています。中でも最大だったと見られているのは、今からおよそ200年前の江戸時代に、東京の八王子市に落ちた「八王子隕石」です。この「八王子隕石」、落下の事実そのものは当時の記録にたくさん残されているのですが、なぜか隕石そのものが見つかっていない「幻の隕石」なのです。このほど、唯一残されていた、八王子隕石のかけらではないかとされる石について、最新の科学技術で分析が試みられました。ついに八王子隕石が見つ
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