「Fonte」という不登校・ひきこもりの専門紙がある。去年インタビューを受けたことを機に、その面白さを知り購読するようになった。 最新号(2016年5月1日)は「勉強は大丈夫?」という編集長の石井さんの記事が面白かった。 石井さんは、不登校の子をもつ親御さんから「学校に行かないことよりも勉強の遅れが心配だ」という相談を毎年欠かさず受けるという。そんな中、「不登校経験者、親、識者の話をよくよく聞いていくと勉強に関して2つのタブーがある」ことに気付いたそうだ。 一つは「ムリに学校(塾)などで勉強すること」それと「自分と他人を比べること」。 そこを踏まえて、勉強の遅れはどうしたらいいのか。 石井さんは「勉強は3つに切りわけられる」という。 <1>学校の勉強(教科学習)<2>生活に必要な勉強 <3>仕事上必要な勉強 「<1>教科学習がすべての土台だと思っていたがちがいました。3種類の勉強は自然と必