Big Tent: 自然災害と IT 活用に関する国際会議 近年、災害発生時に、家族の安否をはじめ避難所や食料、医療支援に関する情報、さらには被災された方たちの支援活動のために、ウェブやモバイル、ソーシャルメディア等を活用する動きが世界的に広まっています。 たとえば、東日本大震災やニュージーランドのクライストチャーチ地震では、家族や友人の安否情報の確認のために、パーソンファインダーが利用されたり、2010 年のハイチ地震の際には、ウェブの地図作成ツールを利用してインターネット上で集まった多数のボランティアが詳細な地図を作成し、この地図を災害救援隊が活用しました。また、クライストチャーチ地震では、ソーシャルメディアを利用して学生ボランティアの組織化が行われるなど、ウェブの活用が、被災地の人々や災害救助隊、そして世界中の人々を結びつけ、支援に活用されています。 これらはウェブ技術を活用したほん