ヱヴァ破について考えている中、↓こういう言葉を読んで思いついたことを、書き留めてみます。 春録 映画にとって大切なことは「テーマ」じゃない。僕は何度も言った。「文にできる伝えたいことがあればそれを書けばいい。語りたいストーリィがあるのなら小説を書けばいい。映画を撮るのなら、映画にしかできないことをやるべきなんだ」。 上記のような「映画観」は、しごくまっとうで健全な映画観でしょう。映像作家にとって「常識(コモンセンス)」と言ってもいい考え方だ、と思います。 ただ、こういうありがたい言葉も、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」「薬も過ぎれば毒となる」――「分別過ぐれば愚に返る」と言うべきか、ナイーブにこのことばかり考えていたら、本質から逸脱してしまいそうな心配もあります。 つまり、「映画の本質はテーマじゃない」という思想が、いつの間にか「映画でテーマをやってはならない」「良い映画にはテーマなんて
エヴァ破を見て、色々と思うところがあったので日記に書いてみる。 わりと前作を忠実に踏襲していた「序」と比べ、完全に逸脱した世界を描いているといっていい「破」。「序」の段階では、続きを見ないとなんとも言えない・・・としかいえなかったが(アニメーションとしてのクオリティーが高いのは言うまでもないだろう)、ここまで出揃ってようやく、感想を書くことができるようになったと思う。 なお初日記なので、アレな日本語力とウゼぇ自分語り、過剰に自己防衛的な文体については、暖かく見守っていただく方向でお願いしたい。 要約すると、 作品としては素晴らしい。でもそれに乗れない自分が悲しい。 ってかんじ。 *ネタバレ全開なので見てない人は注意* ___________________________________________ ・シンジくんの成長? 「『序』は大して変わっていない」といったが、ヤシマ作戦以降はかな
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