むかし、五族協和とか、八紘一宇とか、王道楽土とか言って、オツムの弱い庶民を騙して満州に送り込んで、あげくに敗戦で見殺しにした悪人がいるわけです。その名を岸信介という。大日本帝国の若手官僚でした。満州国を実験場にして、アメリカみたいな国を作ろうとした。コイツのせいで、満州に捨てられた移民は辛酸甘苦を味わい、自分の子供を捨てるところまで追い込まれる。中国残留孤児もコイツのせいだ。 新しい日本人は,どんな日本人か。 昔ながらの良さを,ひとつとして失わない,日本人です。 貧困を憎み,勤労の喜びに普遍的価値があると信じる日本人は, アジアがまだ貧しさの代名詞であるかに言われていたころから, 自分たちにできたことが,アジアの,ほかの国々で, 同じようにできないはずはないと信じ, 経済の建設に,孜々として協力を続けました。 新しい日本人は,アジア・太平洋の繁栄を, 自分のこととして喜び,日本を,地域の意