本来は図書館総合展フォーラムの第三部をアップする予定だったが、それは後回しとして。 ご縁があって、宮城県の南三陸町へ三日間のボランティアに行ってきた。ついでに10月からオープンした南三陸町図書館も覗いてきたので、そのレポート。 町の様子 津波に遭ったところは、建物が完全になくなって礎石だけが残っている。立っている建物も壁に穴があき、窓枠が歪んで、爆撃された後のようだ。積み上げられたぺしゃんこの車、屋上のあり得ない場所に車が乗っかった建物、風になびくような形に歪んだガードレール。あまりに異様な光景で、かえって起こったことの悲惨さが想像できない。間抜けた顔で見上げるばかり。 道路は一応がれきをどけて車が走れるようにはなっている。しかし聞くところによると、地盤沈下のために満潮や雨の時には一部冠水してしまうそうだ。遮るものなしの海風が吹き付けて、寒い。そんな中でもプレハブのコンビニ、ガソリンスタン