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2017年4月27日のブックマーク (2件)

  • 福島産の桃、吐き出された 被災者の言葉伝える20歳:朝日新聞デジタル

    地元FMのパーソナリティーを務める福島大3年生 上石美咲さん(20) ふくしまFM(福島県郡山市)が始めた震災番組で、今月からパーソナリティーを務めている。2年前のあの体験がきっかけだ。 福島名産の桃をPRするミスピーチキャンペーンクルーの一人として、横浜のデパートで試会をした夏のこと。「おいしいね。どこ産?」と尋ねる女性がいた。うれしくなって「福島産です」と答えると、桃をはき出された。 キャンペーンで各地を訪れ、多くの人の福島の印象は震災当時のまま止まっていると感じた。一方で昨夏、福島第一原発を見学し、事故の深刻さ、廃炉作業の大変さを実感。むやみに人を責めてはいけないと思うようになった。 先月初め、東京で福島物産展があった。「核のお土産持ってくんなよ」と言う男性に「イヤイヤ、冗談でも言っちゃいけないこと、ありますよ」。笑顔で返せた。 地元のラジオ番組との縁は、廃炉作業の見学だ。同行した

    福島産の桃、吐き出された 被災者の言葉伝える20歳:朝日新聞デジタル
  • 規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」

    神奈川県大和市が2016年11月に開設した施設「シリウス」は、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などの複合体だ。各施設の融合・連携を図ろうと、運営には指定管理者制度を取り入れた。施設全体を一つの図書館空間とみなし、誰もが居場所を見つけられるようにした運営が好評だ。2017年3月半ばには、オープン135日で早くも来館者100万人を突破した。 大和市文化創造拠点「シリウス」は、小田急線と相鉄線の大和駅近くの再開発ビル「YAMATO文化森」の大部分を占める神奈川県大和市の複合施設だ。市の図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などを施設内に集めた。 様々な機能が集まっている施設ではあるが、第一印象は「図書館」だ。館内に入ると、3層吹き抜けのエントランスホールが広がり、新刊の展示台を兼ねたワゴン式の書架や座面が広くゆったり座れるいすなどが点在する。一角には

    規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」