グーグル(Google)の検索ページを映したコンピューター画面(2010年8月30日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【7月4日 AFP】インターネット上での「忘れられる権利」を認める判決を受け、米検索大手グーグル(Google)が欧州の利用者を対象に5月30日に受け付けを始めた個人情報の削除要請が、7万件を超えたことが3日、分かった。影響を受けたサイトの中には、世界の大手メディアも複数含まれている。 欧州司法裁判所(European Court of Justice、ECJ)が「忘れられる権利」を認めた裁定に従い、グーグルはこれまでに英国放送協会(BBC)のブログ記事1件と英紙の記事数件に関し、閲覧を制限した。グーグルによると、これまで同社には7万件の削除要請が届いているという。 ECJは、情報が古かったり不正確だったりするなど特定の条件下で、個人が自分に関する情報へのリ