最終回「未来の果ての本屋さん」 文字は、紙の束に監禁してはいけない。 本という鳥かごから、解放されなければいけない。 本屋さんとは、その手伝いをするような仕事だ。 2025年ともなると、世界はかなり電子化が進んでいる。この文章は、2015年という遠い過去の皆さんの...
『WIRED』創刊編集長ケヴィン・ケリー氏による最新刊『テクニウム ――テクノロジーはどこへ向かうのか?』(みすず書房)。石器からコンピューターに至るまで、人類が生み出してきたテクノロジーの持つ普遍性についてを説く“テクノロジー版〈種の起源〉”とも呼べるこの本。ケヴィン氏の来日に合わせ、本屋B&Bでも彼を迎えたトークイベントが満を持して開催されました。前編は「テクニウム」の概念を理解するためのケヴィン氏によるレクチャー、後編は質疑応答の白熱した模様をくまなくお届けします。 ※2014年10月9日に本屋B&B(東京・下北沢)で行われた『テクニウム』(みすず書房)刊行記念イベント「ケヴィン・ケリー×若林恵×服部桂×内沼晋太郎『テクノロジーはどこに向かうのか?』」のレポートです。聞き手を若林恵氏(日本版『WIRED』編集長)と内沼晋太郎(NUMABOOKS代表/DOTPLACE編集長)、通訳を『
バナーデザイン:たかくらかずき 第1回「東京から遠くはなれて」 ググレカス、ということばがきらいである。 ggrksなんて略された日には、健康度外視で身体に悪いものをひたすら食べたいような、謎の欲望に襲われる。深夜のすた丼に殺される。たまったもんじゃない。 俺は、ただ、聞きたかっただけ。 お前が好きだっていうそのアニメが、いったいいつに放送されていたのか。俺はきっとその時、まだアニメはオタクが観るものだと思い込んでいた高校生だったから。 わたしは聞きたかったの。 その表参道の裏通りにあるお店が、貸し切りできるのか、知っていたら教えてって。退職する同僚の送別会に、ぴったりな雰囲気に思えたから。 ぼくは、知りたかっただけ。 夕べ君がごちそうしてくれた、タイ料理屋さん。その隣に、郵便局? かなんかが目印だったはずが、忘れちゃったから。 ぼくたちが人にものをたずねる時、そこにはただ情報が欲しいとい
谷口愛(『歩きながら考える』編集長)×内沼晋太郎×後藤繁雄 3/3「『もぞもぞしている時間』がいちばん面白い。」 2004年に創刊して以来、およそ年に1冊のペースで10年間こつこつと発行を続けている稀有なリトルプレス、『歩きながら考える』。時々、空白期間も挟みながらも「この10年間で辞めようと思ったことは一度もなかった」と編集長の谷口愛さんは言います。一つのリトルプレスを長く続けてこられている理由とはいったい何なのでしょう? 谷口さんと旧知の仲であるDOTPLACE編集長・内沼晋太郎を聞き手に、途中からは二人の師でもある編集者の後藤繁雄さんも加わって、『歩きながら考える』の唯一無二な編集方法について語りました。 ★2014年6月6日、本屋B&B(東京・下北沢)で行われた『歩きながら考える Step7』刊行記念イベントの第一部「リトルプレス“歩きながら考える”って?」のレポートです。 【以下
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