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ブックマーク / xtech.nikkei.com (7)

  • 真夏の夜のオカルト談義、HDDとSSDで音質に違いはあるのか

    理論半分、オカルト半分──。 オーディオの世界でしばしば使われる表現だ。「なぜ音質が向上するのか、理屈はわからないが、聴覚上で良くなったから結果オーライ」というわけだ。オーディオマニアの偏執的な行動を皮肉る表現として「オカルト」は好んで使われる。今回は、PCオーディオにまつわるオカルトな話題に迫ってみたい。 2015年、ソニーが「ハイレゾ対応ウォークマンに最適」と銘打ち高音質をうたったmicroSDカード「SR-64HXA」を発売したときのプチ騒動は忘れもしない。オーディオに興味のない人は、音源ファイルといってもデジタルデータなのだからSDカードで音質が変化するなどあり得ない、と考えたのだろう。 Amazon.co.jpの商品ページのレビュー欄には、この製品のことを小馬鹿にしつつも、オカルト領域の想像力を膨らませた投稿が多数寄せられ、大喜利状態となってしまった。「音質が向上した」という真面

    真夏の夜のオカルト談義、HDDとSSDで音質に違いはあるのか
  • 言葉にしにくい体験、MAT2019で世界に1台しかない知覚装置に座ってみた

    ここは未来の歯医者さんか──。いや、違う。誰も体験したことがない「音と振動と光の感覚」を味わえる、唯一無二の空間だ。五感の拡張に興味がある筆者は早速、毎年恒例のテクノロジーアートの祭典に出向き、共感覚体験装置「Synesthesia X1-2.44」を試してきた。 Media Ambition Tokyo 2019で、共感覚体験装置「Synesthesia X1-2.44」を体験する筆者。黒い椅子は44個の振動子をつなげて作っている。椅子の脇にある丸い装置はスピーカー 椅子のような奇妙な黒い装置の説明は後回しにして、まずは体験者の声を拾ってみたい。「宇宙に放り出された」「神様と交信しているみたい」「死ぬときってこんな感じ?」「赤ちゃんが生まれてくる前はこんなふうなのかも」 人それぞれ感じ方が違う。そこがまず面白い。共通するのは、未知の領域に足を踏み入れてしまったということだろうか。 自分が

    言葉にしにくい体験、MAT2019で世界に1台しかない知覚装置に座ってみた
  • いよいよ市場に、微生物がコンクリートを勝手に修復

    人間のけがや病気が自然に治癒するように、使用している製品や構造物に生じた劣化が、人の手を加えなくても勝手に直ってしまう――。そんな夢の機能を持つ材料が、「自己治癒(修復)材」だ。 材料自身に含まれる成分や事前に仕込んでおいた成分などを基にして、ひび割れなどの損傷を修復する性能を持つ。既に、高分子材料や金属材料など様々な領域で研究や開発が進められている。 安倍政権が2013年に掲げた「日再興戦略」には、「自己修復材料などのインフラ長寿命化に貢献する新材料の研究開発を推進する」と明記された。自己修復材料などの世界市場が30年に30兆円に達するとのロードマップも掲げている。 それらの追い風を受けて、インフラの主要な建材であるコンクリートの自己治癒能力へ関心が高まっている。コンクリートは強度に優れ、加工もしやすい半面、ひび割れやすいという弱点を持っているためだ。コンクリートを自己治癒できれば、長

    いよいよ市場に、微生物がコンクリートを勝手に修復
  • Google、大規模人工ニューロンネットワークを用いた研究成果を紹介

    Googleは現地時間2012年6月26日、同社研究チームの機械学習技術に関する研究成果を紹介した。脳をシミュレーションする大規模ネットワークを用いた新たな手法により、コンピュータがを認識する能力を自ら身につけることに成功したという。 現在、機械学習技術を新用途に適用させるにはたいへんな作業を必要とし、例えば車とバイクの写真を区別できるシステムを構築しようとする場合、標準的な手法ではまず「車」あるいは「バイク」のラベルを付けた多数の写真を集めなければならない。そしてこれらラベル付けしたデータを使ってシステムをトレーニングする。 しかしGoogleは、Web上や「YouTube」ビデオから無作為に画像を収集し、人間の脳などの神経回路網の学習プロセスをシミュレーションする人工ニューラルネットワークを構築してトレーニングした。 Googleによれば、機械学習に使われているほとんどの人工ニュー

    Google、大規模人工ニューロンネットワークを用いた研究成果を紹介
  • 美しいヒマラヤを望むエネルギー自給自足の学校

    3月7日に授賞式が開かれた第37回日アカデミー賞。優秀外国作品賞の1つとして選ばれたのが「きっと、うまくいく」(原題は「3 idiots」)というインド映画である。ご覧になられただろうか。 未来のエンジニアを目指す大学生たちが、騒動を巻き起こしながらも自分らしい生き方を求めて葛藤する物語で、教育問題や競争社会への風刺がテーマになっている。 映画の終盤で、大学を卒業した友人同士が再会する場面がある。再会の舞台となった学校が、インド最北部のジャンムー・カシミール州ラダック地方に実在する「デュルック・ホワイト・ロータス学校」だ。 2016年夏に全体が完成する予定のデュルック・ホワイト・ロータス学校。中庭への入り口から青空教室を望む。アラップは1997年から設計・監理に携わっている(写真:Arup) ラダック地方はヒマラヤ山脈の北部に位置し、標高は3500mにもなる。雪や氷で道路が封鎖され、1年

    美しいヒマラヤを望むエネルギー自給自足の学校
  • ジミーとべスが使う「DynaBook」、1972年に書かれたパソコンの姿

    特集では「パーソナルコンピュータの父」と呼ばれるアラン・ケイが1972年8月に執筆した「すべての年齢の『子供たち』のためのパーソナルコンピュータ(A Personal Computer for Children of All Ages)」の全文を掲載する。その第1話となる今回は、「DynaBook」という当時の未来のパーソナルコンピュータの姿が初めて語られている。DynaBookは、有名なイラストともに9歳のジミーとべスが宇宙戦争ゲームを楽しむ道具として登場する。(ITpro編集部) この小論文では、個人で携帯可能な情報操作機器の出現とその活用が、子供たちと大人たちに与える影響について考察します。まるで空想科学小説のような内容ですが、現時点での小型化と低価格化の勢いを考慮すれば、ここで議論される概念の多くは、近いうちに確実に実現することでしょう。 「世界を知るためには、それを自ら構築しな

    ジミーとべスが使う「DynaBook」、1972年に書かれたパソコンの姿
  • HTML5で制作したサイト「The Shodo」を解剖する

    HTML5」をはじめ「CSS3」「SVG」など次世代のWeb標準技術が注目を浴びている。これらを利用して開発したサイトが「The Shodo」(注1)だ。これからのWebサイトの姿をかいま見ることができる。どういう技術をどのように駆使したのか、開発した当事者に語ってもらう。 注1 2011年1月時点ではHTML5の仕様が確定しておらず、The Shodoもブラウザごとに挙動が異なります。Internet Explorer 9(IE9)に最適化して制作しているので、The ShodoはなるべくIE9でご覧ください。

    HTML5で制作したサイト「The Shodo」を解剖する
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