新潟県と長野県の境にある新潟焼山で、山頂の東側の斜面に火山灰が積もっていることが確認され、気象庁は「新潟焼山でごく小規模な噴火が発生したもようだ」と発表しました。そのうえで、地元の自治体の指示に従って山頂から半径1キロ以内には立ち入らないよう呼びかけています。 気象庁が6日午後、上空から調べたところ、噴気が上がっている東側の斜面の東西およそ200メートル、南北およそ400メートルの範囲で、火山灰が積もっていることが確認されました。 このため気象庁は6日、「新潟焼山でごく小規模な噴火が発生したもようだ」と発表しました。噴火の時期については不明だとしています。 気象庁は、噴火警戒レベルは1のままにしたうえで、山頂東側の火口内に影響を及ぼすような噴火が起きるおそれがあるとして今後の活動の推移に注意するとともに、地元の自治体の指示に従い、山頂から半径1キロ以内には立ち入らないよう呼びかけています。