鉄道でも自動運転に向けた新たな動きです。JR東日本は、運転士が乗務しない自動運転の導入に向けた走行試験を、年末年始の深夜に東京の山手線で行います。 しかし、将来的な人手不足に備えるため、JR東日本は去年、プロジェクトチームを立ち上げ、運転士が乗務しない自動運転の導入に向けた検討を進めています。 走行試験は今月29日と30日、それに来月5日と6日の終電後にJR山手線で行われ、それぞれ1周34.5キロを2周します。 JR東日本が開発を進めているATO=自動列車運転装置を備えた「E235系」の車両を使い、運転士は立ち会いますが、出発の操作のあと停止するまでを自動で行います。 各駅に停車し、適切な加速や減速ができるかや、乗り心地、それにダイヤが遅れた場合に回復できるかなどを確認します。JR東日本は今回の走行試験を通して、まず自動運転の技術的な課題を検証することにしています。
老舗Q&Aサービス「Yahoo!知恵袋」は、長い間あるものに悩まされてきた。規約違反ではないため削除できないが、見る人を不快にさせる内容の“グレーな投稿”である。これまで社内でパトロールを行うなど対応してきたが、同サービスの投稿は約6億件にものぼり、全てのグレーな投稿を見つけ出すことは難しかった。スーパーコンピュータ「kukai」(クウカイ)が導入されるまでは。 グレーな投稿には、中身がなく質問への回答になっていないものや、アダルトカテゴリーではないのに年齢制限が必要そうなものなどがある。ユーザー投稿型サービスだからこそ起こる問題だが「利用者から厳しい意見をいただくことも多い。どこかで線引きをする必要があった」とヤフーの丹羽達洋さんは話す。 そこで考えたのが、グレーな投稿を検出し、トップページなど人目につきやすい場所では非表示にするという対応だった。 グレーな投稿、どうやって見つける? し
「serial experiments lain」の20周年を記念し,主要スタッフにゲーム版をプレイしてもらった。次作は「誰かが適当に作ったら」? 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 12→ アニメ版とゲーム版。アニメは配信のほか,写真左側の価格改定版Blu-ray BOXが販売中だ 2018年,「serial experiments lain」シリーズがリリースから20周年を迎えた。 本作はメジャーなタイトルではないが,カルト的な支持を集めており,とくにアニメ版(1998年7〜9月に放映)の知名度が一部で高い。ただ,シリーズの原点は,アニメ終了後にリリースされたPlayStation用ソフト「serial experiments lain」(1998年11月に発売)がそれにあたる。 カルト作品とはいえ,アニメ版はイベントやメディアなどで語られる機会があったり,近年ではHuluやAmazon
2018年8月21日〜8月24日に神奈川のパシフィコ横浜で行われた開発者向けカンファレンス「CEDEC 2018」。2日めとなる8月23日には講演「ワンランク上のゲームデザイン・レベルデザイン・UIデザインを考える 『コンテキスト』『コンフリクト』『コントラスト』デザイン」が行われ,ゲームが面白くならない理由や気をつけるべき点が体系立てて語られた。 講演を行ったO-Planningの大野功二氏は「3Dゲームをおもしろくする技術」「2Dゲームをおもしろくする技術」といった,ゲームメカニクスについての書籍を書いた人物だ。 この講演では,業界歴24年という氏が「コントラスト」「コンテキスト」「コンフリクト」という三つのキーワードを使い,ゲームデザインにおける「ゲームの手応えが感じられない」「ゲームが分かりにくい」「ゲームが面白くない」という問題の原因と対処法について語った。 「手応えが感じられな
Bose(ボーズ)が今までにない、まったく新しいスマートイヤフォンを発表するという知らせを受け、米国ニューヨークまで体当たりをしに出かけてきた。ボーズといえば世界的に名の知れたオーディオブランドだが、今回発表したイヤフォンは音楽を聴くためのデバイスではない。名前は「Bose noise-masking sleepbuds」。北米・カナダで6月21日に249.99ドル(約2万7000円)で販売がスタートし、日本には今年秋の上陸を予定している。このイヤフォンの正体を、開発に携わったボーズのキーパーソンへのインタビューを交えながら解き明かしていこう。 Bose noise-masking sleepbuds(以下:Bose sleepbuds)は、見た目は完全ワイヤレスイヤフォンの姿をしているが、サイズ感は明らかに筆者がこれまでに見てきたどのモデルよりも小さくて軽い。ボーズはこれを「イヤーチップ
バ美肉おじさんの登場。地獄の釜の蓋が開いた2018年 『バ美肉おじさん』といった言葉をご存知でしょうか? バーチャルな美少女に受肉するおじさんの略称であり、『おじさんたちがバーチャルYouTuberとして活動できる美少女アバターを持つ』という意味で使われています。この2018年は大量のバ美肉おじさんが誕生した年でもありました。地獄ですね 『バ美肉おじさん』には2種類のおじさんがいます。1つは男性の声のままで喋るおじさん、もう1つは特殊な発声やボイスチェンジャーを利用して女性の声で喋るおじさんです。前者は男性として振る舞い、後者は女性として振る舞うことが多いという違いがあります。後者のほうが地獄ですね 今回ご紹介する「マグロナちゃん」はボイスチェンジャーをつかって女性の声で喋るバ美肉おじさんです。そのマグロナちゃんはどんな声なのか、まずはこちらの動画を御覧ください。 いったいおじさんはどこに
ホーム インタビュー Unreal Engine 4採用の国内タイトルが増えたのはなぜか?Epic Games社長Tim Sweeney氏がUE4にまつわる国内外のゲーム業界の現状を分析
ナタリー 映画 特集・インタビュー 「レディ・プレイヤー1」特集 原作者アーネスト・クライン×川原礫 対談 映画「レディ・プレイヤー1」 PR 2018年2月28日 スティーヴン・スピルバーグの監督最新作「レディ・プレイヤー1」が4月20日に全国で公開される。本作はバーチャル世界[OASIS(オアシス)]を舞台に、現実世界をも巻き込んで繰り広げられる史上最大の宝探しアドベンチャーだ。 映画ナタリーでは、今話題のゴールデンウイーク映画の魅力を紐解く特集を展開。第1弾として日本のポップカルチャーに触れて育ったという原作者アーネスト・クラインと、小説「ソードアート・オンライン」の著者・川原礫の対談をセッティングした。VR世界を題材にした作品を生み出し、自分たちが似通った思考を持っていると認め合う2人。彼らが考える、すぐそこにある未来とは? 取材・文 / 小澤康平 撮影 / ツダ商会
ASUS,新型スマートフォン「ZenFone 5」シリーズ3機種を発表。ハイエンドの「ZenFone 5Z」はSnapdragon 845搭載で479ユーロに ライター:矢作 晃 スペイン時間2018年2月27日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)は開催中の「Mobile World Congress 2018」に合わせて,ZenFoneシリーズの新世代スマートフォン「ZenFone 5」(型番:ZE620KL)と「ZenFone 5Z」(型番未公開),および「ZenFone 5 Lite」(型番:ZC600KL)の計3製品を発表した。 ZenFone 5とZenFone 5Zは,6.2インチサイズでアスペクト比9:19という縦長のIPS液晶パネルと,液晶パネル上端の一部を切り欠いてインカメラを配置するという,「iPhone X」によく似たデザインを採用したのが特徴だ。加え
NTTドコモは1月15日、スマートフォンアプリを活用し、賞味期限や消費期限が近くなった食品を購入した消費者に「dポイント」などを付与する「Eco Buy」の実証実験を19日に始めると発表した。食べ残しや売れ残りなどの“食品ロス”への意識向上を図り、廃棄量の削減を促す。 実験は「miniピアゴ入船1丁目店」(東京都中央区)で2月28日まで行う。スマホアプリ「Eco Buy」(iOS/Android)を起動し、購入商品のレシートと、賞味期限か消費期限を撮影して「ポイント申請」をすると、条件に合致している場合、店舗側が定価の約20%相当のポイントを付与する。 期間中、消費者が登録した商品情報を基に、賞味・消費期限が近づくと通知する機能も用意する。購入食品を食べていない場合はレシピも提案し、消費を促す。 環境省によれば、日本全国で年間約621万トンの食品ロスが発生。NTTドコモは、実験を通じて「食
北米時間における1月9日、アメリカのゲーミングデバイス開発会社であるRazerが、新作ワイヤレスマウス「Razer Mamba HyperFlux」とマウスにワイヤレス給電ができるマウスパッド「Razer Firefly HyperFlux」のセットを発表した。価格は249.99ドル(日本円で約28,000円)、2018年4月〜6月内に海外にて発売予定だ。 Razerの発表によると、今回発表されたワイヤレスマウス自体にバッテリーは埋め込まれておらず、Razer独自の技術「Razer HyperFlux Wireless Power Technology」によって、マウスパットにマウスを置くだけで常時給電が行われるという。すなわち「Razer Mamba HyperFlux」はこれまでワイヤレスマウスを長時間運用する為に必要だった「定期的な充電を必要としない」マウスであると言える。この技術自
仮想の世界を現実のように体験できるVRの技術は、ゲーム機などへの利用が広がっていて、メーカーの間では、子どもの目への負担を減らす独自の技術を開発する動きが広がっています。 こうした中、ゲームメーカーの「グリー」は、目への負担を抑えたというヘルメット型のVR端末を開発しました。この端末は、鏡などを使うことで1つの画面でも臨場感を損ねないようにする技術を使っているということです。 利用時間も1回5分程度に設定することで、3歳から使えるようにしたということで、この端末を使ったゲーム機は来年夏までに流通大手のイオングループの全国の200店舗に設置される計画です。 グリーの渡邊賢さんは「13歳までVRの体験ができない状況を変えたいと考えた」と話しています。 一方、VR機器メーカーの「ハシラス」は、2つの画面を1つに変換して臨場感はやや損なわれるものの目への負担を大幅に抑えたというゴーグル型の端末を開
バイオハザード7のサウンドチームがそのメイキングを実演。効果音に必要なのは糸こんにゃくとローション,洗面器!? ライター:西川善司 MUTEK.JPの会場となった東京お台場にある日本科学未来館。東京モーターショー 2017の最終日と重なったこともあってか,会場周辺はかなりの人で賑わっていた 2017年11月3日から5日まで,東京の日本科学未来館で,デジタル音楽とデジタルアートの祭典である「MUTEK」の日本版「MUTEK.JP 2017」が開催された。イベント自体は,日本科学未来館の最新設備を活用して,国内外の著名アーティストが,音楽とアートのライブパフォーマンスを披露するというものだったが,興味深いのは,MUTEK.JP 2017でドイツの楽器メーカーNative Instruments(以下,NI)の主催するセッション「NATIVE SESSIONS」へ,カプコンのサウンドチームが登壇
色、味、香りを変化させることで、味知覚を変化させるデバイス「Vocktail」(Virtual Cocktail)が、シンガポールの研究者らによって開発された。刺激の組み合わせを変化させることで、ただの水や既存の飲料に新たなフレーバー体験を追加することができる。研究成果は、2017年10月に開催された国際会議「Association for Computing Machinery Multimedia Conference 2017」で発表された。 五感を騙せば味の知覚を変えられる 人が食べ物や飲み物の味を知覚するときには、五感を総動員させている。味覚や香り、見た目、食感、咀嚼音など、さまざまな情報が統合されて、一つの味として認識されるのだ。反対に、五感情報のどれか一つでも欠けてしまうと、何の味なのかが分からなくなることもしばしばである。たとえば、目をつむってキャンディを舐めると、何味のキ
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