中国でシリーズ累計2千万部を超える大ベストセラーとなったSF小説『三体』の邦訳が発売された。日本でも発売1カ月で10万部を超え、近年の海外SFとしては異例のヒットとなっている。著者の劉慈欣(リウツーシン)さん(56)に、創作の過程や世界的にも人気が高まる中国SFについて聞いた。 ■人類協力の物…
2017年10月15日19:05 カテゴリオタクin中国ゲーム 中国オタク「アズールレーンが日本で人気でセルランも上位に食い込んでいるけど、なんで?」 ありがたいことに 「最近日本で好調のアズールレーン(碧藍航線)に対する中国の反応は?」 という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。 「アズールレーン」(日本語版公式サイト) は9月中旬から日本版のサービスが開始され、9月末辺りから結構な人気と話題になっているかと思われます。 実は中国ではアズールレーンは一度は大人気になったものの、その後に大炎上を起こしてしまい、現在の中国オタク界隈における扱いは少々微妙なものとなっているそうで、日本における人気を意外に受け止める人も出ているとのことです。 そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた 「日本でのアズールレーンの人気」 などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で
上海市街の南西、宜山路と桂林路が交差するあたりに、小規模なショッピングモールを備えたビジネスビルがある。その2階には、なかなかの広さのカードゲームショップがあるのだが、じつはこの店は上海で、もしかすると中国でもっとも『マジック:ザ・ギャザリング』が盛んなショップなのだという。 CardMasterの入り口 店の名はCardMaster。Shaoさんという気のいい店主が営むこの店で催される勝負は、公式に大会として認められており……と書いていると、この記事は「ボードゲームの話かな?」となるところだが、さにあらず。 この店、じつは土曜の晩になると、上海中から集まってくる人々がいる。上海に在住する日本人たちの趣味の集まり、“上海ゲーム部”だ。彼らはK氏という人物を中心に、ボードゲーム、カードゲーム、ビデオゲームに始まり、サバイバルゲームやアニメ鑑賞会など、気ままに異国の地でオタクコンテンツに興ずる
同社は、もともとはデベロッパーとして活躍していたが、ある台湾製のゲームを中国本土でリリースしたいと思い、以後、どちらも手がけるようになったのだ。 鮑氏にそこまでの思い入れを生んだゲームの名は『返校』(Detention)という。このタイトル、じつはSteamで全世界3位を獲得した代物だ。 台湾製のホラーゲームだが、ストーリーではホラーの背景に中国国民党の圧政が敷かれていた1960年代の台湾が描かれており、内戦の相手だった中国共産党が支配する現状の中国で「仇敵の行った政治的抑圧」を描くという、なんともいえない内容を扱った作品なのだ。 (画像は返校公式サイトより) 中国で発売されたこと自体が驚愕を持って受け止められたこの作品がリリースに至る背景で、当局側、パブリッシャー側双方にどんな判断がなされたのかを中心に、鮑氏には中国という国の独自性を語ってもらった。 なお、この取材も、100年後の未来か
中国ではFacebookやTwitterを見ることができないということは、比較的良く知られている。政府が特定のサイトやサービスを見れないように命令するということは僕たちの感覚の外にあるから、とかく「怖い監視国家・社会主義だし」と思いがちである。しかし現地に降り立ち一定の時間をすごしてみると、生活上でそうした息苦しさを感じることはほぼない。 確かに外国のニュースではノーベル平和賞をとった某氏が病院から移送され結局亡くなったただの、政府に抗議した弁護士が拘束されて戻ってこないだの色々物騒なニュースを見ることはある。だがそれはあくまで(多くは別の言語で見る)メディアの中の世界で、わが身とは遠く離れた場所の出来事でしかない。 しかもそうした情報は、多くの場合は自分から探さないと出てこない。逆に、自分で検索するならばUFOもネッシーもイルミナティの陰謀もその実在の「証拠」を見つけることができるのが、
2017年04月19日19:06 カテゴリオタクin中国Fate 中国で求められていた始皇帝のサーヴァントとは カルデアエース掲載の東出先生の荊軻と始皇帝の小説の件ですが、前の記事 中国オタク「始皇帝を怪物にするなど許されることではない」「始皇帝がアーサー王ごときに匹敵だと?ふざけるな!!」 にもあるとおり中国オタク界隈では非常に強い反発が出ており炎上中のようです。 実際、私の知り合いの中国オタクの方からも 「始皇帝を醜い肉の塊にする意味が分からない。全くの説明不足で作者の力量を疑う。描写する力量が無いならこういうものを書くべきではない」 などといった、極めて強い反発が出ました。 私も反発が出るかもしれないとは考えていましたが、ここまで強烈な反発が出るというのは予想外だったので、ついでにちょっと 「では始皇帝はどのようなサーヴァントなら良かったのか?中国で求められているのはどういったサーヴ
2017年04月19日19:05 カテゴリオタクin中国Fate 中国オタク「始皇帝を怪物にするなど許されることではない」「始皇帝がアーサー王ごときに匹敵だと?ふざけるな!!」 今回は長くなってしまったので二本立てです。 先日発売となった 「カルデアエース」 に掲載された東出祐一郎先生の荊軻短編ですが、そこに出て来る始皇帝が醜い怪物として描写されているということで、中国では大炎上している模様です。 この件に関しては複数の質問をいただいております。 この件に関しては作品の内容に加えて、東出先生がtwitter上で中国のユーザー向けに「Fate/GO」荊軻短編に関して語った一連のツィートの中の 「それではまず、私自身の始皇帝の解釈からです。始皇帝が偉大な皇帝である、というのは私自身ももちろん承知しております。戦乱に明け暮れていた一国を統一した、という点で騎士王(アルトリア)に匹敵するものでしょ
中国のゲーム情報サイト「遊天堂」の元関係者で、現在も個人として掲示板管理に関わっているセイリオスさんから、中国の格ゲー事情についてお話を頂きました。 セイリオスさんは2014年頃にあった韓国の大会で、かずのこ選手の配信を通して日本の皆さんと接触した事があるそうですが、時間がなくてすべてを伝え切れなかったそうです。 このたび頂いたメッセージは、日本の皆さんに中国格ゲー界の現状とプレイヤーについて知って欲しいというセイリオスさんからの熱い情熱が込められたものになっています。 過去にも当サイトで中国のKOF97事情について記事にしたことがありましたが、今回はKOF97だけでなく中国格ゲー界の真相に迫る内容となっています。 ↓こちらが「遊天堂」掲示板です。ストVのコーナーもしっかり用意されています。 http://bbs.17utt.com/forum.php 以下、セイリオスさんからのメッセージ
中国で「日本で死にます(死于日本)」というタイトルのビジュアルノベル(文字遊戯)が息長く遊ばれている。 2013年11月にリリースされながら、いまだに中国の新規プレーヤーが遊びはじめては、「考えさせられた」と長文レビューが投稿されるロングランのゲームである。 ジャンルはホラー系のビジュアルノベル。遊んだ筆者からすれば“ある意味”ホラーである。 スマートフォン向けアプリと、ブラウザゲーム版と両方ある。中国語ではあるが、どんなゲームか触ってみたければ、こちらのサイトにアクセスしてみよう。 中国人が思う日本の理想と現実(?)を描いた作品 一部ネタバレとなってしまうが、ストーリーを紹介する。舞台は日本。主人公は日本にいる中国人留学生。彼が東京で希望をなくして自殺したところから話がはじまる。 スタート時点ですでに亡くなってはいるが、気づけばなぜ日本で自殺したか、その原因がわからない。そこに同じく亡く
2015-09-06 中国のオンライン小説界がすごいことになっている件について photo by KreativeKewl 中国のオンライン小説がすごいことになっている件について 中国におけるサブカルチャーが日本の影響を強く受けている事は、色々と中国のポータルサイトや検索エンジンで検索することによって分かってきました。 中でもアニメや漫画と言ったオタク系のサブカルが中国でも、一部中国人の絶大な支持を受けている事は、良く言われる事ではありますが、ここまでか!と思わされるほどの情報量や情報の質、伝達の速さがありました。 しかし、どうやらアニメ・漫画だけではなく、近年日本で見られる一つの流れである、オンライン小説(いわゆるライトノベル)が流行っている状況は中国でも同じようなんです。そして、明らかに日本の影響を受けているとしか思えない部分があるんです。 タイトルが明らかに狙ってるじゃないの pho
» 中国人腐女子のイマジネーションがハンパねぇぇぇぇ!! / 中国各省をイケメン化、しかもめちゃ勉強になる 特集 腐女子とは、ボーイズラブをこよなく愛する乙女達のことである。日本のアニメ文化が伝わると同時に中華圏にも伝わった腐女子文化。すっかり現地に根付いているようだ。 今回、中国腐女子の皆様が暴走気味なのは、画像掲示板。中国の各省・地域のイケメンキャラ化が行われカップリングに二次創作と異常に盛り上がっている。 掲示板では最初は地図の美少女キャラ化でまったりと進行していたのだが、「イケメンキャラを出せ!」と、腐女子が占拠。中国大陸22省、5自治区、4直轄市に香港・マカオ・台湾をあわせた計34キャラクターが紹介された。一部女性キャラも含むが、これだけ多ければ組み合わせは無数。彼女らが興奮するもの無理はない。 イラストは某乙女ゲームを彷彿とさせるような繊細で美しいタッチだ。キャラ設定も大変細か
2010年11月28日19:05 カテゴリオタクin中国 日本鬼子イメージソング、中国オタクのボーカロイドファン層へ飛び火 イロイロと盛り上がりの続いている萌えキャラ「日本鬼子」ですが、 「HAKUMEI」 というナイスなイメージソングまで作られてしまったそうです。 そしてこの件に関して「中国オタクの反応はどうなのか?」という質問もいただいております。ありがたやありがたや。 そんな訳で、今回はそれについて一つ。 さて、さすがに日本鬼子関連の動きも広く、長期になってきましたし、題材が題材なもんで中国オタクの面々も追っかけるのに疲れてきているようです。 しかし、このテーマソングは「ニコニコ動画発」「ボーカロイド」ということで、ボーカロイドファンとニコニコ動画視聴関係の中国オタクの方に飛び火しちゃったようで、今までとはまた違った層から反応が出ていますね。 それでは以下、中国のソッチ系の掲示板で見
2024年08月20日19:05 カテゴリオタクin中国アニメ 中国オタク「日本の作品の体育倉庫に閉じ込められるイベントだけど、実際はそんなに多発しているもなんだろうか?」 なかなか通常運行の気分に戻れない今日この頃ですが、ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。 中国オタク界隈では日本の作品に出てくる定番のシチュエーションなどに関する知識がイロイロと定着しているそうですが、その定番に関する受け止め方や疑問は人それぞれな所もあるようで時折関連した話題で盛り上がることもあるのだとか。 中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして 「体育倉庫に閉じ込められる展開は日本で実際に多発しているのか?」 などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。 日本の作品の体育倉庫に閉じ込められるイベ
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