今日の「爆笑問題のニッポンの教養」は「コトバから逃げれられないワタクシ」というテーマで、社会言語学の田中克彦名誉教授を訪ねていた。爆笑問題が「漫才師」という言葉を使う職業だけに、また私が言葉を使って毎日ブログをせっせと書いているだけに、とても興味深く見た。 いきなり最初のナレーションからドキっとさせられる。 あなたの言葉は相手に届いていますか。 たった一言で人は近づき、たった一言で人は孤独になる。 本当にそのとおり。ネット中心の生活を送っている私にとって、人とのコミュニケーションはほぼ言葉しかない。そんな生活の中で、顔も見えない声も聞こえない人々を相手に、何度孤独を味わい、何度慰められたことであろうか。本当に言葉の持つ力は不思議である。 田中先生によれば、生まれてから誰にも教えられなくてもひとりでに身につける言語(=母語)は、一度身につけてしまうと12~13歳ごろまでに型が決まってしまって
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