先月、香川県で、子どものゲームやネット依存を防ぐことを眼目とした条例が制定され、本日4月1日より施行されることになりました。肝心の条例の成文が、香川県のサイトを検索しても見つからないのですが、香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)(素案)というのが見つかったのでリンクしておきます。これが県議会で議論したのちの案らしいので、成文とほぼ同一とみてよいでしょう。 先に私の考えを書いておくと、この条例はろくでもないもので、まず何よりも家庭の中へ行政が介入することを認めるのは危ういといえます。とりわけ、現政権と近い「伝統的家族」という妄念に取りつかれた保守系の運動が、家父長制的な家族像を日本人に押し付けようとしており、しかも政権党がそれに乗っかっている昨今では(この点については、「憲法第24条 自民党改憲案」で各自検索してください)。
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