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法学に関するhhasegawaのブックマーク (75)

  • 対ロ制裁は「侵略行為」 メドベージェフ前大統領 | 共同通信

    Published 2022/04/09 06:40 (JST) Updated 2022/04/09 09:34 (JST) ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は8日、ウクライナ侵攻を理由にした欧米などの対ロ制裁は「侵略行為と見なすことができる。一種のハイブリッド戦争だ」と批判した。通信アプリに投稿した。 メドベージェフ氏は、欧米などが科した制裁を「不法」と断じ、「侵略を受けた側には自衛の権利が生じる」と主張。主権国家としてのロシアの権利のあからさまな侵害だと指摘した。 さらに、制裁が果てしなく強化されていると不満を示し「前例のない規模の不法な制裁は国際関係を袋小路に追い込み、国連を含む国際機関の崩壊を招く」と強調した。(共同)

    対ロ制裁は「侵略行為」 メドベージェフ前大統領 | 共同通信
    hhasegawa
    hhasegawa 2022/04/10
    普通に考えれば侵略をしている側が、経済制裁を受けると逆にそれこそ「侵略行為」だと反発するのは異常に見えようが、実はこれは30年代のカール・シュミットの理屈で、彼の同国への浸透ぶりをうかがわせる発言では。
  • 「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた

    2007年、従軍慰安婦について「旧日軍 が強制的に連行した証拠はない」とした当時の安倍晋三首相に抗議する台湾の元慰安婦(台北) Richard Chung (TAIWAN)-REUTERS <慰安婦制度は日軍による「性奴隷制度」だったことは学術的に立証済みなのに、なぜ今更このような論文が出てきたのか。いずれにせよ、米学会では撤回要求が殺到している> 2020年12月、ハーバード大学のJ・マーク・ラムザイヤー教授が、「太平洋戦争における性行為契約」という論文を"International Review of Law and Economics"に発表した。ゲーム理論を用いて日軍「慰安婦」制度が単なる「商行為」であったことを示そうとする試みで、国際的な問題となっている。 この論文は経済専門誌の査読を経て発表されたものだ。それにもかかわらず資料に書かれている内容とは真逆の帰結を導き出したり

    「慰安婦は売春婦」のラムザイヤー論文で、アメリカは日本の歴史修正主義に目覚めた
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/03/27
    いわゆるラムザイヤー論文をめぐるシンポジウムの報告。「ハーバード大学の地域研究が、歴史的に地域研究と深い関わりがある植民地主義に無反省であり、同盟国を分断支配する思考を潜在的に持っている」の指摘あり。
  • ドイツも苦しむ極右監視と人権のジレンマ

    <国内情報機関の連邦憲法擁護庁は極右AfDを監視対象としたが、裁判所に監視を差し止められた。逆にAfDに勢いをつけてしまった可能性もある> ドイツの政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、連邦憲法擁護庁の監視対象となったことが3月3日わかった。憲法擁護庁は反憲法活動を監視する国内情報機関で、ネオナチや極左活動、近年ではイスラム過激派などを主なターゲットとしている。監視対象には盗聴などを含めた調査が可能になる。AfDの党全体が連邦レベルでの監視対象となったのは、今回が初めてだ。 AfDはテューリンゲン州など3州で既に監視対象となっている。また2019年初めには、党内極右組織「翼」が連邦レベルでの監視対象となった。それに対してAfDは2020年4月に「翼」を解散させるなどの対応を行なった。現在の共同党首の一人イェルク・モイテンは比較的穏健派であり、党のイメージ改善に努めてきた。しかし党の極右

    ドイツも苦しむ極右監視と人権のジレンマ
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/03/09
    ドイツ憲法擁護庁がAfDを監視対象としたが裁判所に保留された一件の解説。参考文献に挙げられたフォルカー・ヴァイス『ドイツの新右翼』(新泉社)はこちら(https://amzn.to/3esTOi5)。
  • アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優

    はじめに実際、文学・芸能・美術・宗教等々、人の魂をゆるがす文化は、みな、この「無縁」の場に生れ、「無縁」の人々によって担われているといってもよかろう。 (網野善彦『増補 無縁・公界・楽:日中世の自由と平和』平凡社ライブラリー、1996年、250頁) 2020年12月に放送が終了したTVアニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(通称『キミ戦』)は瀟洒な秀作であった。作は、高度に発達した機械文明を誇る帝国と、未知のエネルギーである「星霊」をその身に宿した魔女・魔人が治めるネビュリス皇庁が百年にわたる戦争を続ける世界で、両国の最高戦力たる二人が戦場でまみえ、志を同じくすることを知って、互いに惹かれ合う過程を描くファンタジー作品だ。 帝国軍の元最高位戦闘員・「黒鋼の後継」ことイスカと、ネビュリス皇庁の第2王女・「氷禍の魔女」ことアリスリーゼ(アリス)は、くだらない戦争を終わらせ

    アジール・無縁・友誼線:TVアニメ『キミ戦』が掲げた平和の理想とその残響|髙橋優
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/01/27
    『キミと僕の最後の戦場』の空間を二大国/中立都市(=アジール)/独立国家(=「友誼線」外部)に分けてとらえ、「洒落た作劇」を見ている。「異世界」にバルト『ラシーヌ論』ばりの場所論を持ち込む工夫がよい。
  • TVアニメ『魔王学院の不適合者』が拓く批判的思考の地平:「時下り」と「対」に注目して|髙橋優

    はじめに私は次第に理解しつつあった。将来に向かって航行するとは、どこか遠い彼方からの緻密な積み上げの延長線上において、という特別な仕方においてではあるが、今私がここにいる、その現実を引き受けることである、と。 (木庭顕「現代日法へのカタバシス」同『現代日法へのカタバシス』羽鳥書店、2011年、79頁) 2020年9月に放送が終了したTVアニメ『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』が出色の出来だ。作はそのタイトルが簡潔に示す通り、二千年後に転生した魔族の始祖、「暴虐の魔王」ことアノス・ヴォルディゴードが、平和に慣れて弱体化した子孫と衰退を極めた魔法を叩き直すという物語で、いわゆる「最強系主人公」の無双譚の一つとして世間の耳目を集めている。 作でヒロインの一人を演じる夏吉ゆうこも、ダ・ヴィンチニュースのインタビュー記事(2020年9月19日公開)の

    TVアニメ『魔王学院の不適合者』が拓く批判的思考の地平:「時下り」と「対」に注目して|髙橋優
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/10/27
    『魔王学院の不適合者』を、「中世」など劣った過去に遡行して「無双する」テンプレへの対抗ヴァージョンと読み解く論考。木庭顕「現代日本法へのカタバシス」やフンボルトの(「無双」ならぬ)双数論の参照が光る。
  • ナチスの思想家を尊敬する中国の「御用学者」たち─習近平の「独裁」を全力応援 | 香港の「国家安全法」施行でも暗躍

    北京航空航天大学法学院の准教授、田飛龍(37)。香港国家安全維持法を支持する体制派で中国政府の「御用学者」のひとり Photo: Giulia Marchi / The New York Times

    ナチスの思想家を尊敬する中国の「御用学者」たち─習近平の「独裁」を全力応援 | 香港の「国家安全法」施行でも暗躍
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/09/06
    いまどきシュミットを単に「ナチスの思想家」と言ってしまう日本版タイトルの問題。彼の戦後の毛沢東評価(『パルチザンの理論』)やマオイストとの交際からして、中国共産党に歓迎されない方がおかしいともいえる。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大に対して、強大な権力を持つ筈の安倍政権がこれほどまでに無能である理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン

    3月13日、新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正した、いわゆるコロナ新法が成立した。野党が同法の援用で事足りると主張したのに対して、安倍晋三首相はあくまで新法制定(法改正)にこだわった。 コロナ新法では、内閣総理大臣による緊急事態宣言を可能としている。宣言が発せられた場合、外出制限、施設や商店の休業、医療品や料の確保などについて、実質的な強制力を伴う「要請」「指示」「収用」ができる。2月末に全国の学校の休業を超法規的な形で要請し、また元来、憲法を改正して緊急事態条項を盛り込むことを政治的な悲願としている安倍首相は、このコロナ危機に際し、緊急事態宣言の発動を行いたがっているのだと目されていた。 しかし予想に反して、新法成立以来、緊急事態宣言は3週間以上行われなかった。4月6日現在の報道によれば、7日にも地域を限定した緊急事態宣言が行われるとしている。そもそも同法に基づく政府対策部が設

    新型コロナウイルスの感染拡大に対して、強大な権力を持つ筈の安倍政権がこれほどまでに無能である理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/04/09
    現政権は『ドイツ悲劇の根源』で論じられたバロック悲劇の専制君主と同じ権力をめぐるパラドックスに陥っているのではないか、という議論(https://bit.ly/3aUcPoH)をより精緻に行った文章。
  • (憲法季評)桜を見る会と改憲 「定義」を放棄するならば 蟻川恒正:朝日新聞デジタル

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    (憲法季評)桜を見る会と改憲 「定義」を放棄するならば 蟻川恒正:朝日新聞デジタル
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/01/21
    「この世界において、定義は、あらゆる制度の土台をなすものである。法もまた、言葉を媒介とする社会運営の制度である以上、定義は法の土台でもある[…]定義を弄ぶ政権は、およそ法を扱わせるには最も危険な政権」
  • 書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年)|藤崎剛人

    このの結論、すなわち、我々は「経済と差別というふたつの領域で平等を求める」「ポリティカル・コレクトネスを大義とした、古臭い左翼であり、新しい左翼でもある」と宣言すべきだという結論*1には異論はない。 だが、私が思うのは、このの内容に代表されるように、なぜ人は、差別の問題とその解消をひたすら訴えかけるような現在の反差別運動にひとつの行き詰まりを感じてしまうのか、ということである。小説でもテレビドラマでもよい。10年前、20年前、30年前のコンテンツを見てみるがいい。いかに現在の視点からは耐え難い差別表現が随所にみられることか。そしてそれらは現在、いかに解消されてきたことか。現在のバックラッシュが激しいとはいえ、昔からバックラッシュはあったのであって、今日がこれまで続いてきた反差別運動の最終地点だと主張する根拠はないだろう。 とはいえ、現在の反差別運動がとりあえずぶち当たっている問題につい

    書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年)|藤崎剛人
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/09/21
    昨日紹介した(https://bit.ly/2m4ob5i)『「差別はいけない」とみんないうけれど。』書評のnote版。ほか、同ブログの過去の有名記事が転載されている。そして本名名義とさりげなく統合。
  • 書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年) - 過ぎ去ろうとしない過去

    「差別はいけない」とみんないうけれど。 作者: 綿野恵太 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2019/07/18 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る このの結論、すなわち、我々は「経済と差別というふたつの領域で平等を求める」「ポリティカル・コレクトネスを大義とした、古臭い左翼であり、新しい左翼でもある」と宣言すべきだという結論*1には異論はない。 だが、私が思うのは、このの内容に代表されるように、なぜ人は、差別の問題とその解消をひたすら訴えかけるような現在の反差別運動にひとつの行き詰まりを感じてしまうのか、ということである。小説でもテレビドラマでもよい。10年前、20年前、30年前のコンテンツを見てみるがいい。いかに現在の視点からは耐え難い差別表現が随所にみられることか。そしてそれらは現在、いかに解消されてきたことか。現在のバックラッシュが激しいとはいえ

    書評:綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社、二〇一九年) - 過ぎ去ろうとしない過去
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/09/20
    カール・シュミット研究者にして反差別運動参加者という、まさにうってつけの評者による『「差別はいけない」とみんないうけれど。』書評。シュミットを援用した見取図を「思想史的には大いに疑わしい」としている。
  • 〈今なぜ批評なのか〉 第二回「真の知性とは何か/平成とはいかなる時代だったのか」 與那覇潤×綿野恵太|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    今回は、昨年『知性は死なない』(文藝春秋)を刊行された與那覇潤さんをゲストにお迎えしました。双極性障害の闘病体験を記録するとともに、平成の時代を振り返られたです。今日も平成とはどんな時代だったか、がテーマの一つになると思いますが、與那覇さんとはほぼ十歳離れているので、世代的な見方の違いも表われてくるのではないでしょうか。與那覇さんは今、宇野常寛さん責任編集の『PLANETS』のメルマガで「平成史――ぼくらの昨日の世界」を連載されています。最初にまず、與那覇さんにとって平成とはどんな時代だったのか、お聞かせいただけますか。 平成を「幻滅の時代」と捉えるか、「そもそも希望なんてあったの?」と感じるか。そこに世代差が現れるように思います。平成がはじまった一九八九年に、ベルリンの壁が崩壊して冷戦が終わり、国内でも九三年に非自民の細川政権が成立する。新しいポジティブな方向へ向かっていく雰囲気が平成

    〈今なぜ批評なのか〉 第二回「真の知性とは何か/平成とはいかなる時代だったのか」 與那覇潤×綿野恵太|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/05/21
    「カール・シュミットがいうように政治とは誰かを友/敵認定することだといえますが、単に誰かを敵認定して万事解決するような議論はやはり避けるべき」という言い方をするとシュミット警察が来ることになっている。
  • あの“ブリーフ裁判官”が問う「裁判官は劣化しているのか?」 | 文春オンライン

    『裁判官は劣化しているのか』(岡口基一 著) 書は、現役裁判官による裁判官の在り方についての建白書であり、「裁判官は劣化しているのか」という聞き捨てならない問いを丁寧に論証し、答えている。 かつて、裁判官同士のコミュニケーションといえば、裁判所での勤務時間内のみに交わされるものではなく、アフターファイブの飲み会を通じたコミュニケーションもまた重要だった。裁判実務上の智、及び司法はどうあるべきかという意識の承継は実は裁判官同士の人的交流によってなされていたという。 司法の質・役割論を真剣に論じていた裁判官がいたこと。民事裁判における判決文の書き方には従来(在来)様式と新様式という作法があり、今では主流ではなくなった従来様式こそが裁判官の教育に大きな意味があったこと。裁判官の育成についての著者の見解は弁護士にとっては新鮮で説得力がある。 と、これだけ述べると書評を読まれる諸氏には、書は

    あの“ブリーフ裁判官”が問う「裁判官は劣化しているのか?」 | 文春オンライン
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/05/02
    「司法とは「多数決の『暴力』から少数者の権利や自由を守る」べき存在である」尾高朝雄の復刊やその解説にせよ『誰のために法は生まれた』にせよ、ここを力説する法学書の多さに世相が現れてもいる。評者にも注目。
  • ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?

    大阪市西淀川区にあるGIGAZINE社へ編集長たちが自動車で荷物を取りに行ったところ、なんと斜め前にあるGIGAZINE第一倉庫がショベルカーでぶっ壊されている真っ最中の現場に偶然遭遇しました。 ◆所有している倉庫が見知らぬショベルカーに破壊されていた 現場はココ、2019年2月16日のことです。現場到着して確認直後からすぐ録音開始しているため、以降の様子はすべて音声データが存在していますが、記事執筆時点で警察が捜査中とのことなので、支障が出ないように専門的で詳細な部分はあえて省略し、被害届や供述調書に沿った事実関係のみで記事化しています。 上記の倉庫がこんな感じに。 解体業者がショベルカーで破壊中。もちろんすぐに「ここはうちの名義になっているし、登記して権利を所有している。火災保険もかけているし、税金も払っている。何かの間違いではないか」と伝えたところ、「上の不動産会社の社長から取り

    ある日突然自分の建物を他人がショベルカーで破壊しても「建造物損壊」にはならないのか?
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/03/30
    素人目では「徒党による占有破壊」の典型例にしか見えず、訴訟になればいかにも『笑うケースメソッド』シリーズで扱われそうな一件であるなあ、と。日本が法治国家をやめたのではなく、ずっとこうだったのであろう。
  • 適用された事のない罪名山ほどある説

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    hhasegawa 2019/02/17
    教えていただいた動画(『水曜日のダウンタウン』)。5:45からイスラム国戦闘員志願事件が扱われているが、あれは私戦予備罪「適用」とはいえず、北大生も逮捕されていないはず。「嘘つきメディア」の実例かな?
  • 日本における難民を巡る問題と入管収容問題の現状 講師:駒井知会氏

    日々のニュースで取り上げられないことがないほど、世界中で深刻化している難民問題。遠い海外の話と思われがちですが、日にも2017年には年間2万件近い難民認定申請がありました。日は難民の地位に関する条約・議定書に加入することで、難民を保護することを国際的に約束していますが、実際の難民認定率はわずか0.2%です(2017年)。なぜ他国に比べて極端に少ないのか。日の難民認定制度の実態と、昨今その劣悪な処遇が問題になっている入管収容施設の実態について、難民救済に情熱を注いでいらっしゃる駒井知会弁護士にお話しいただきました。[2018年12月8日(土)@渋谷校] 難民たちは「日を選んで来た」わけではない UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などが発表している難民の数は約6500万人、その半数以上が子どもといわれています。そのうち日にやってくるのはどんな人々なのか、今日はお話ししたいと思い

    日本における難民を巡る問題と入管収容問題の現状 講師:駒井知会氏
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/02/11
    報道も増えてきた入管と難民に関する駒井知会弁護士のレクチャー。同氏によるもう少し基礎的な話は、平本正宏(@HiroHiramoto)氏との対談(https://bit.ly/2GkNx7P)で読める。
  • 創設90年・朝日賞のみなさん:朝日新聞デジタル

    今年度の朝日賞受賞者の皆さんの業績を紹介します。朝日賞は1929年に創設され、今年で90周年を迎えました。学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげ、日文化や社会の発展、向上に貢献した方々に贈られます。各界の推薦をもとに、朝日新聞文化財団と朝日新聞社の選考委員会が審議、決定します。 ■9条の…

    創設90年・朝日賞のみなさん:朝日新聞デジタル
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/01/02
    『憲法9条へのカタバシス』は、カントに対してホッブズとトゥキュディデスを「リアリズム」と持ち上げる語り口をテクストの次元で否定する論争的な書で、精緻な読解と高度な時局性を兼備した仕事は見習いたくなる。
  • 法哲学者、尾高朝雄の国家論 | ゴー宣ネット道場

    憲法学者で東京大学教授の石川健治氏。 忘却されかけている法哲学者、 尾高朝雄に改めて注目されている。 以下、同氏の論文から、 尾高の国家論のエッセンスを整理した部分を引用する (「天皇の生前退位」法律時報88巻13号)。 「尾高は、対米開戦直前の〔昭和16年〕 9月26日に〔日統治下の朝鮮に設立された〕 京城〔けいじょう〕帝大で行われた研究会で、 穂積八束〔ほづみやつか〕・上杉慎吉らの天皇主権説を 明確に否定するとともに、国家そのものを超個人的 生命体(“大生命”としての“普遍我”)とみる筧克彦 〔かけいかつひこ〕の汎神論的全体主義をも切って捨てた。 そして…国家法人説(天皇機関説)によらず に立憲主義と個人の自由権を確保する道筋を示し…たのであった (その論旨は、尾高『実定法秩序論』 [岩波書店、1942年]において展開された)」 「彼〔尾高〕によれば、国家とは、 その『道徳面に滲〔に

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/11/27
    ノモス主権論が保守に親和的なのは当然で(https://bit.ly/2DY1pUg)、その意味では驚かない反面、こういう立場の人が石川先生の名前に偏見を見せない方が意外。女系天皇容認だけに割と柔軟?
  • キャラクター - ディベートスクールナイン

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/03/04
    「宇予くん」の紹介ということで数年前に話題になった改憲エロゲが再浮上したのか。にしても、改憲派=内向的=上流家庭=文化系=個人主義という連関に、いまどきのネトウヨオタクの願望がわかりやすく溢れている。
  • そこが聞きたい:日本の近代化が抱える問題 「立憲的独裁」を許すな 東京大学名誉教授・三谷太一郎氏 | 毎日新聞

    は幕末・明治維新以来、「富国強兵」と「文明開化」をスローガンに近代化を進めてきた。資主義を導入し、植民地帝国を築いた延長線上に太平洋戦争での敗戦があった。今年は1868年の明治改元から150年にあたる。日政治外交史が専門の三谷太一郎・東京大名誉教授(81)に日の近代化が抱える問題点を聞いた。【聞き手・南恵太、写真・中村藍】 --明治政府の「富国強兵」「文明開化」をどう評価されますか。

    そこが聞きたい:日本の近代化が抱える問題 「立憲的独裁」を許すな 東京大学名誉教授・三谷太一郎氏 | 毎日新聞
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    hhasegawa 2018/01/23
    「立憲的独裁」は『独裁』(http://amzn.to/2n2wAms)の「委任独裁」と同義としても、戦間期青年保守の願望と逆に今後のテクノクラシーに法学者の席はなく、障害物としか思われていなさそう。
  • 袋叩きも…元旦『朝生』のウーマン村本は全然間違っていない! 本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    元旦(1日未明)に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)に出演したウーマンラッシュアワーの村大輔が、放送直後からネット上でフクロ叩きにあった。ツイッターではこんな誹謗中傷が溢れている。 〈テメェの無知を国民や政治のせいにするな。テメェがアホなだけやろがぃ〉 〈ウーマン村、ただのバカならまだしも、日にとって害になってきましたね!〉 〈売国奴村は日人としての資格がないから、国外追放か死ねばいい〉 〈この人左翼からも若干嫌われとるよね。多分日人やないよ。〉 村は、番組で憲法9条の改憲が議論になるなか、「(9条にあるとおり戦力を)放棄すればいい」「非武装中立がいい」などと敢然と言い放ち、他の出演者から「もっと勉強しろ」「侵略されたらどうするんだ」などと一斉に非難された。番組終了後には、これらの村の発言がニュースとしてまとめられて拡散。井上達夫・東京大学教授から「少し自分の無知

    袋叩きも…元旦『朝生』のウーマン村本は全然間違っていない! 本当のバカは三浦瑠麗と落合陽一だ - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/01/04
    もはやこのような番組には興味がなくなったが、出演者の一人に対しては以前の感想(http://bit.ly/2CM2hbj)を新たにした。いっそ近刊『憲法9条へのカタバシス』の著者もお呼びしたらどうか?