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新刊情報に関するhhasegawaのブックマーク (25)

  • 『ナチスは「良いこと」もしたのか?』といつものはてな民たち。

    以下のエントリにぶら下がったはてな民によるブコメを読んでいて、「ああやっぱりいつのもはてな民達だ…」などとぼんやり考えていたらふと、芥川龍之介の蜘蛛の糸を思い出した。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-509289.html 血の池地獄で他の罪人と共に浮き沈みを繰り返していたカンダタは、生前にたった一度、蜘蛛を殺さなかった。たったそれだけの「良いこと」をその血の池地獄の様子をたまたま眺めていた天上界のお釈迦様が思い出し、天界から蜘蛛の糸を垂らしてカンダタを地獄から救ってあげようとしたが、その蜘蛛の糸を上っていたカンダタは、自分の後から続々と上ってきた他の罪人に気づき、「こらっ!落ちてまうやろ!上ってくんな!」と叫んだら、その瞬間、糸はプチッと切れて血の池地獄に真っ逆さま、というあの話だ。 ていうか、田野氏の2年前の

    『ナチスは「良いこと」もしたのか?』といつものはてな民たち。
    hhasegawa
    hhasegawa 2023/07/19
    「あんなもんただのクソ本だ。ハーケンクロイツをデカデカと表紙にするセンスがそもそも信じ難い」。なにげなく検索するとこの一文が引っかかったのでギョっとしたものの、別の(例のいわくつきの)本だった。安堵。
  • 「呪物蒐集録」など新刊書籍7選/ムー民のためのブックガイド|webムー 世界の謎と不思議のニュース&考察コラム

    「ムー」誌の隠れ人気記事、ブックインフォメーションをウェブで公開。編集部が選定した新刊書籍情報をお届けします。 田中俊行 著 見るも禍々しい呪物の数々が迫力満点の写真で執拗に紹介される また何とも悪趣味が登場したものだ(誉め言葉)。何しろ「見るだけで障る圧倒的呪力」と、帯に堂々と謳われている。 そんなもの、「見るな」といわれているのと同義であり、普通の神経をしていたら、絶対に見る気にはならないだろう。 評者は仕事であるから、仕方なく見るハメとなったが、わざわざ「障る」と断言されているモノを、好き好んで見るという人は、よほどの異常なメンタルを備えた豪の者であろう(誉め言葉)。欄としては、あえて書を推奨は致しかねる。 さて、一応警告はしたところで、内容紹介であるが、まず著者の田中俊行氏は「怪談・呪物蒐集家」であり「オカルトコレクター」。以前、欄でご紹介した『当にあった「呪物」の怖

    hhasegawa
    hhasegawa 2023/03/16
    『ハーケンクロイツの文化史』の最初の書評は、なんと『ムー』であった。同誌読者向き内容として、ブラヴァツキー、トゥーレ協会、ローゼンベルク、ライヒ、ラヴクラフト(すべて長谷川担当外…)が挙げられている。
  • 青土社 ||歴史/ドキュメント:ハーケンクロイツの文化史

    -シュリーマンの「再発見」からナチ、そして現在まで- ローレンツ・イェーガー 著,長谷川晴生、藤崎剛人、今井宏昌 訳 鉤十字がたどった数奇で呪われた歴史 シュリーマンにより再発見されたのち、世紀転換期の民族至上主義(フェルキッシュ)運動のなかで「アーリア人のしるし」と目され、ロシア革命後「反ボルシェヴィズム」という意味合いも付与された鉤十字。ナチのシンボルとなり、その後も物議を醸しつつ使用されていった。ブラヴァツキー夫人、リルケ、ブレヒト、ラヴクラフト、谷崎、法輪功まで、鉤十字に引きつけられた人々と彼らが付与した意味づけを紹介し、その軌跡をたどる。 [目次] 第一章 書の意図 第二章 シュリーマンと考古学者たち 第三章 アングロ・インドのスヴァスティカ―ブラヴァツキー夫人とラドヤード・キプリング 第四章 両性具有のスヴァスティカ――アルフレート・シューラーとルートヴィヒ・クラーゲス 第五

    hhasegawa
    hhasegawa 2022/11/18
    近刊予告が出ている通り、年内に青土社よりこちらの共訳書を刊行します。詳報は、題名から「(仮)」がはずれ、目次が公開されたあたりであらためて。Amazon予約はもう可能(bit.ly/3EEKMuX)。
  • フランス人は「正解のない問い」を考え、日本人は「ただ一つの正解」を求める|東大教授が考えるあたらしい教養|藤垣裕子/柳川範之

    東大教授が考えるあたらしい教養 2021.11.25 公開 ツイート フランス人は「正解のない問い」を考え、日人は「ただ一つの正解」を求める 藤垣裕子/柳川範之 かつて、「教養=知識量」だった時代がありました。しかし、ネットで検索すればあらゆる情報が手に入る今、その公式は崩れ去っています。では、現在における真の教養とはなんなのか? それを身につけるにはどうすればよいのか? 二人の東大教授が贈る『東大教授が考えるあたらしい教養』には、その要諦が詰まっています。仕事や人間関係にも必ず役立つ「あたらしい教養」を、ぜひ書で身につけてください! *   *   * 思考を養う「バカロレア」試験 フランスでは、大学入学資格を得るためにはバカロレアという選抜試験を受ける必要があります。 バカロレア試験の「哲学」では、たとえば「理性と情熱は共存するか」といった抽象的な問いに対して論述する問題が出題され

    フランス人は「正解のない問い」を考え、日本人は「ただ一つの正解」を求める|東大教授が考えるあたらしい教養|藤垣裕子/柳川範之
    hhasegawa
    hhasegawa 2021/12/01
    すでにバカロレア制度の研究者から突っ込みが入っているようで。しかし、いまどき「ネットで検索すればあらゆる情報が手に入る」とよく言えたもので、知識量がない者が素朴にGoogleに単語を入力すると...。
  • NHK、オバマ氏回顧録を誤訳? 鳩山氏巡る部分に指摘:朝日新聞デジタル

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    NHK、オバマ氏回顧録を誤訳? 鳩山氏巡る部分に指摘:朝日新聞デジタル
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/11/20
    “pleasant if awkward”のifは従属接続詞なのでうしろにかかり、こういう場合は譲歩になるので、意味は「器用でなくとも感じのよい」程度だろう…、という判断ができなかったのは推察できる。
  • 『戦時の手紙』をめぐって 鈴木創士|Web河出

    8月に原智広氏の訳によるジャック・ヴァシェの『戦時の手紙』が刊行され、これに私は推薦文を寄せた。刊行から2か月を経たところで書を推薦した者としてここで少しばかり私の見解を述べさせて頂きたい。書の訳文は破格どころではなく、この訳が極めて特異であることは原書と対照すればたちどころに了解されることである。訳者の「創作」の部分がふんだんに織り込まれていたのは軽い驚きであったが、それを越えて巻末に付された訳者による「死後の自伝」は異様な魅力を放っていると私は感じた。これは訳と言えるのか。確かに、私もまた外国文学を翻訳する者の端くれであり、私と原智広氏の翻訳のやり方は全く違うが、それでも現実の問題として翻訳者が百人いれば、百通りの翻訳があるのだと私が考えているのもまた当である。もし「表現」のレベルにおいて、自分でやったわけではない人の「誤訳」を徹底的に指摘するようなことをすれば、失礼ながら、我

    『戦時の手紙』をめぐって 鈴木創士|Web河出
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/02/13
    カール・レーフラー騒動の再来になりつつある? 『図書新聞』の書評を読む限り誤訳の次元を越えて原著者が書いてもいない文章が載っているようで、翻訳を名乗っている以上は「訳者の作品」と擁護するのも苦しそう。
  • 「ポリティカル・コレクトネス」を再考するための5冊

    「ポリティカル・コレクトネス」を再考するための5冊 「ポリティカル・コレクトネス」を説明できる人は、意外と少ないのではないでしょうか。にもかかわらず、この言葉をめぐって不毛な論争が日々起こっています。ここでは少しでも見通しをよくするための5冊を紹介します。手前味噌で恐縮ですが、拙著もぜひお読みください。【選者:綿野恵太(わたの・けいた:1988-:批評家)】 社会・時事・政治・行政(605) 哲学・思想・宗教・心理(433) 価値観が変わる(1254) 社会問題を提起する(471) 知的な(179)

    「ポリティカル・コレクトネス」を再考するための5冊
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/08/29
    オンライン書店hontoの「哲学読書室」の選書企画「『ポリティカル・コレクトネス』を再考するための5冊」(綿野恵太氏、@edoyaneko800)に、ヴァイス『ドイツの新右翼』を挙げていただきました。
  • フェミニスト批評本『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』の著者・北村紗衣さんが出来るまで 北村紗衣×坂本邦暢 - wezzy|ウェジー

    フェミニズムに関係するがたびたび話題になる今、6月に刊行された『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房)もたいへん話題となっています。wezzyでの同タイトル連載の一部に加え、書き下ろし6を収録している書はどのように作られ、そしてシェイクスピア研究者であり、書の著者である北村紗衣さんは、どのようにして現在の北村さんになったのでしょうか。 大学時代からの旧知の仲であり、互いに「さえぼう」「ニクさん」と呼び合う、西洋初期近代の哲学史の研究者である坂邦暢さんと共に、北村さんと書の謎を探るイベントの様子をお送りします(会場:Readin’Writin’ BOOKSTORE)。 坂邦暢 (さかもと・くにのぶ) 1982年生まれ。2012年に東京大学の科学史・科学哲学コースにて博士号を取得。明治大学講師。専門は西洋初期近代の哲学史。著書にJulius Caesar Scaliger

    フェミニスト批評本『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』の著者・北村紗衣さんが出来るまで 北村紗衣×坂本邦暢 - wezzy|ウェジー
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/08/11
    「芝居とか映画の記録を全部ブログにつけてた」「岡田斗司夫の『レコーディング・ダイエット』が大学生くらいの時に流行ってたんです」意外な名前。が、オタク論を真に受けた者よりはるかに彼の著作を活用している。
  • 中公新書「ヒトラーの時代」の内容がひどいらしい(7/31追記

    リンク Wikipedia 池内紀 池内 紀(いけうち おさむ、1940年11月25日 - )は、日ドイツ文学者、エッセイスト。 兵庫県姫路市出身。姫路市立城北小学校卒業。兵庫県立姫路西高等学校卒業、東京外国語大学外国語学部卒業、1965年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。神戸大学助教授、東京都立大学教授、1985年東京大学文学部教授、定年前の1996年に退官した。 以後は文筆業、翻訳家として幅広く活躍しており、特にフランツ・カフカ作品の翻訳で名を成している。NHKFM放送「日曜喫茶室」の準レギュラー。将棋の観戦記を執筆したこと 2 users 37 Takuya ONODERA @takuya1975 参考文献一覧を見る限り、翻訳に関しても、近年の重要なナチズム研究はまったく挙がっていません。カーショーのヒトラー伝もない。ドイツ語文献でもめぼしいものはえロンゲリヒの『それにつ

    中公新書「ヒトラーの時代」の内容がひどいらしい(7/31追記
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/07/29
    一点のみ擁護すると、『フェルキッシェ・ベオーバハター』は定冠詞つき(弱変化)を想定したのでは。むろん、ならば本来「デア」を加えるべきとはいえ、これだけでは語学力水準で劣化しているとまでは言えないはず。
  • 舛添要一のヒトラー入門(17):§1.ヒトラーとの出会い②海外留学へ・・⑫ | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

    日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたが、ルノーは私のフランス留学の思いでの車でもある。第二次大戦後に国有化され、ルノー公団となったにもかかわらず、民間会社よりも優れた成果を上げている。 そのことは、ルノー公団の総裁を20年間にわたって務めたピエール・ドレフュス氏が語っているが、その象徴が大衆車「4CV」の成功である。フランス語でcheval(馬)の複数形がchevauxで、略してCVと書くと馬力を意味し、「4CV」とは4馬力という意味である。 グルノーブル大学で語学研修を始めたときに最初に知り合いになったジャンリュックが乗っていたのが、この「4CV」であった。日の重厚な車になれていたので、ブリキ板で作った軽くて安っぽい感じで馬鹿にしたくなる気分であった。 しかし、実際に乗ってみると操作しやすいし、燃費も抜群で、自分で修理もできる。とにかくよく走る。それに、大学院生でも購入できる価格の安

    舛添要一のヒトラー入門(17):§1.ヒトラーとの出会い②海外留学へ・・⑫ | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/06/23
    「ヒトラーは、左翼のポピュリスト」「フォルクスワーゲン(Folkswagen)」学者としての同氏を何度か賞賛しており(https://bit.ly/2N5MIE6)困惑。新書はフランス題材で願いたい。
  • ドイツの新右翼|新泉社

    フォルカー・ヴァイス/著長谷川 晴生/訳 四六判468頁2800円+税ISBN 978-4-7877-1827-3 2019.01.23発行[ 在庫あり ] 書評・紹介 日刊ゲンダイDIGITAL(2019年2月26日)埼玉新聞(2019年2月24日)週刊読書人(2019年3月1日付 第3279号)『外交』Vol.54(2019年4月3日)思想誌『表現者クライテリオン』7月号(2019年6月27日)『図書新聞』第3408号(2019年7月20日) 紹介文 AfD(ドイツのための選択肢)、Pegida、アイデンティティ運動、といったドイツの極右勢力は、日では、「反移民、反難民、反権威主義などを掲げて湧いて出てきた右翼ポピュリズム」と単純に理解されがちである。しかし、実際には、戦後のドイツ連邦共和国(リベラリズムの優等生)を生き延びてきた思想的遺産の継承者であり、その歴史は戦間期(ヴァイマー

    ドイツの新右翼|新泉社
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    hhasegawa 2019/01/11
    新泉社サイト内『ドイツの新右翼』ページはこちら。いまのところAmazon(https://amzn.to/2CvQ0Ju)や訳者のサイト(https://bit.ly/2ChZ6YK)とほぼ同じ内容。
  • 『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』 お詫びと回収のお知らせ - 株式会社 勁草書房

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    hhasegawa 2018/12/01
    ご本人の経歴(https://bit.ly/2QtRfAD)を見ると、「実務家教員」もしくはその系としての「社会人大学院生」の問題ではという声が出ないのが不思議である。要するに政府おすすめの優良人材。
  • 青土社 ||ユリイカ:ユリイカ2018年6月号 特集=『バーフバリ』の世界

    大ヒット映画『バーフバリ 王の凱旋』待望の〈完全版〉、6月1日(金)より全国公開! 第一作「伝説誕生」から第二作「王の凱旋」へ、立て続けにインド国における興行収入記録を塗り替え、日においても異例の熱狂を巻き起こした映画『バーフバリ』。邦未公開であった完全フルバージョンの公開も決定し、なおも勢いを増すこの稀代の傑作エンターテインメントの魅力を検証し、その土壌をなしたインド映画/神話の豊かな世界を一望する。 【目次】 ■私が出会った人々*30 故旧哀傷・加藤楸邨 / 中村稔 ■詩 共同の坂道 他一篇 / 伊藤悠子 特集*『バーフバリ』の世界――インド映画と神話の豊穣 ■インタビュー 叙事詩的世界の設計法 / S・S・ラージャマウリ(聞き手=夏目深雪) ■イラスト――豊穣之国絵巻 田亀源五郎/皆川亮二/安野モヨコ/鈴木ツタ/深谷陽/森泉岳土/仲能健児 ■映画の王、ここに凱旋す 新君主論(イ

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    hhasegawa 2018/04/25
    『ユリイカ』2018年6月号の『バーフバリ』特集(5月末発売)の予告が来ている。はてなやツイッターの古参ユーザーなら、「論考/エッセイ」にある「悠木碧/[…]/藤崎剛人」の並びに注目するかもしれない。
  • 『享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」』

    戦国時代は「応仁・文明の乱」より13年早く、関東から始まった――。 享徳3年(1454)、古河公方と上杉氏の対立に始まる仁義なき抗争。以降30年近くにわたる戦乱を著者は、「享徳の乱」と称すべきと学界に提唱した。書はこの用語をメインタイトルとし、「戦国時代の開始=応仁の乱」という根強い「国民的常識」を正さんとする著者年来の宿願である。 日列島での戦国時代の開幕は、一般的には応仁元年(1467)に始まる「応仁・文明の乱」が画期とされることが多い。この戦乱で京は焼け野原となり、下剋上があたりまえの新しい時代が訪れたというわけである。 最近でも、呉座勇一氏のベストセラー『応仁の乱』(中公新書)のサブタイトルは「戦国時代を生んだ大乱」となっている。新書などのタイトルは概して出版社や編集者の意向をうけて決まることが多いから、やはりこれは最大公約数的な見かたといっていいのだろう。 さて、のっけから恐

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    hhasegawa 2017/08/22
    こんなツイート(http://bit.ly/2viuEZ2)をしてから1ヶ月足らずにして、まさか『享徳の乱』選書の出版予告を見るとは予期しなかった。思いつきの割にはいい線を行っていたのであろうか。
  • 【新宿本店】受付終了『ナチスの「手口」と緊急事態条項』刊行記念 長谷部恭男先生×石田勇治先生 トークイベント(2017年8月24日)

    和書 和書トップ 予約 子どもと学び 医学・看護 働きかた サイエンス&IT コミック プレゼントにおすすめの ジャンルでさがす 文芸 教養 人文 教育 社会 法律 経済 経営 ビジネス 就職・資格 理学 工学 コンピュータ 医学 看護学 薬学 芸術 語学 辞典 高校学参 中学学参 小学学参 児童 趣味・生活 くらし・料理 地図・ガイド 文庫 新書・選書 コミック ゲーム攻略 エンターテイメント 日記・手帳・暦 これから出るをさがす 文芸 教養 人文 教育 社会 法律 経済 経営 ビジネス 就職・資格 理学 工学 コンピュータ 医学 看護学 薬学 芸術 語学 辞典 高校学参 中学学参 小学学参 児童 趣味・生活 くらし・料理 地図・ガイド 文庫 新書・選書 コミック ゲーム攻略 エンターテイメント 日記・手帳・暦 フェア キノベス! 紀伊國屋じんぶん大賞 書物復権 芥川賞・直木賞

    【新宿本店】受付終了『ナチスの「手口」と緊急事態条項』刊行記念 長谷部恭男先生×石田勇治先生 トークイベント(2017年8月24日)
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    hhasegawa 2017/08/18
    『自由と特権の距離』や『法という企て』の著者たちが民放のニュースショー的な番組に出ているという、2000年代の学部生にとって隔世の感がある光景の延長ながら、かかる企画が成り立つ時代の切迫を感じもする。
  • 生意気ざかり|筑摩選書|絓 秀実|webちくま

    「国民的」知識人の一人にして、「日」民俗学の創始者、柳田国男。その柳田が若かりし頃、アナキストのクロポトキンから決定的影響を受けていたことは、これまで知られていませんでした。これこそが、柳田の文学、農政学、民俗学を結ぶミッシングリンクであり、尊皇の国家官僚たる柳田の相貌も、そこから立ち現れてくる――。そうした、まったく新しい柳田像を提示した『アナキスト民俗学』(筑摩選書)。その書き手の一人である絓さんが、PR誌『ちくま』5月号に寄稿された文章を公開します。ぜひ、ご一読を! 「アナキスト民俗学」というタイトルは、言うまでもないが、『負債論』のデヴィッド・グレーバーが標榜する「アナキスト人類学」のパロディーでもある。一九九九年のバトル・イン・シアトル以降、世界的に浮上したアナキズム的潮流に対する違和感が、このタイトルを選択させた理由の一つであり、現代アナキズムの問題系は、柳田国男において、す

    生意気ざかり|筑摩選書|絓 秀実|webちくま
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    hhasegawa 2017/06/03
    70年代初、清水太吉、片岡啓治、船戸満之、守山晃といった哲学と独文の人々が主宰していたドイツ語と思想講座の「寺子屋」に関する記述あり。ポスト68年の私塾文化に独文学者がコミットした一面が少し明らかに。
  • 大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ

    20位までの結果はこちらをご覧ください。 ■大江健三郎全小説 発表以来一度も書籍化されたことのなかった「政治少年死す」を含む入手困難な小説群を収録、さらに詳しい解説を付した全集決定版。 1957年に大学生として瞠目のデビューを果たして以来60年、その革新的なテーマと文体で常に現代日文学の最前線を走ってきた大江健三郎。 青年の苦悩、政治と性、共生、神なき祈り、魂の救済──ノーベル文学賞作家の文学の全貌を、わかりやすい解説を付して編集した全集決定版! 大江健三郎(おおえ・けんざぶろう) 1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科卒業。大学在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。同様に在学中の'58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、'64年『個人的な体験』で新潮文学賞、'67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、'73年『洪水

    大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ
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    hhasegawa 2017/05/26
    「政治少年死す」こそあれ『夜よゆるやかに歩め』やかつて文春文庫で出ていた『青年の汚名』がないとの指摘が。銀杏並木賞(http://bit.ly/2qWagfG)の「火山」も。まあ、完全版ではない。
  • 陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 | - 鍛治 哲郎(編著)…他1名

    陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 芸術 鍛治 哲郎(編著) / 竹峰 義和(編著) A5判  288ページ 並製 定価 4000円+税 ISBN978-4-7872-7349-9 C0070 在庫あり 奥付の初版発行年月 2014年06月 書店発売日 2014年06月22日 登録日 2014年03月14日 紹介新たな技術・メディアが驚異的な発展を遂げて人々に圧倒的な支持を得た19世紀末から20世紀初頭に、冷めた合理性に裏打ちされる新たな技術と祝祭性を伴う熱狂の狭間で揺れ動いたドイツ文化の諸相を、当時の社会思想や社会状況も織り交ぜながらあぶり出す。 目次陶酔の美学、あるいは個の解消とテクノロジーのなかの陶酔――序にかえて 鍛治哲郎 第1部 陶酔のテクノロジー 第1章 機械の陶酔のなかで ベルント・シュティーグラー[柳橋大輔訳] 1 坩堝のなかで 2 速度とリズム

    陶酔とテクノロジーの美学 ドイツ文化の諸相1900―1933 | - 鍛治 哲郎(編著)…他1名
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    hhasegawa 2016/05/13
    『陶酔とテクノロジーの美学:ドイツ文化の諸相1900―1933』の版元紹介と目次はこちら。ガブリエーレ・シュトゥンプ「陶酔と制御:アルフレート・デーブリーン『山と海と巨人』における技術」(第3章)翻訳を寄稿。
  • 共感覚から見えるもの [978-4-585-21033-7] - 4,620円 : 株式会社勉誠社 : BENSEI.JP

    聞こえる音が味になり、文字に色がつき、匂いが見える…。身体と言葉が結びつく。 ある感覚が発生すると、同時に別の感覚が呼び覚まされる共感覚。 認知科学の研究対象として注目を集め、文学・芸術にも多くの「共感覚」が見出されている。 共感覚の科学研究と文学・芸術からのアプローチを交差させ、「身体」と「言葉」から、その感覚世界に迫った。 まえがき 北村紗衣 序論 共感覚の世界―何が起こっているのか 北村紗衣 共感覚の科学研究 松田英子 第Ⅰ部 身体 ミラータッチ共感覚と身体的自己意識 鈴木啓介(The University of Sussex) ダンスに応答する共感覚―アラン・プラテル“Wolf” における諸要素と諸感覚の関係― 三宅舞 共感覚的演劇を求めて―『驚愕の谷』からシェイクスピアまで 北村紗衣 近代芸術と共感覚―「共働する感覚」への総合芸術的問いかけ― 後藤文子 社会は〈第六感〉の夢を見る

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    hhasegawa 2016/05/12
    『共感覚から見えるもの』の版元紹介と目次はこちら。自然科学から芸術まで、文学では日本、欧州、ペルシャなど多彩(私のは主に独文担当)で、執筆者としても他論文をはやく読みたい。とはいえ夕べの国には未到着。
  • 「欧州におけるドイツ」は、「アジアにおける中国」か? 『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (エマニュエル・トッド 著/堀茂樹 訳) | 書評 - 文藝春秋BOOKS

    「日語に訳せば、日の読者と日の外交にもきっと役立つだろうと思い、ドイツ=ヨーロッパとアメリカについて述べた長いインタビューを送ります。末尾で日についても言及しています」 このメールをエマニュエル・トッド氏から編集部が受け取ったのは、二〇一四年九月のこと。書収録の「1 ドイツがヨーロッパ大陸を牛耳る」がその翻訳である。これに加え、フランスの新聞・雑誌・インターネットサイトに掲載されたロシアウクライナ、ユーロなどをテーマにしたトッド氏のインタビュー記事を収録したのが書である。 最も重要な主題はドイツだが、「日の読者にきっと役立つ」とトッド氏自身が述べているように、「『ドイツというシステム』は驚異的なエネルギーを生み出し得るのだということを認める必要がある。歴史家として、また人類学者として、私は同じことを日についても、(略)言うことができる」(三〇頁)などと、随所に直接、日

    「欧州におけるドイツ」は、「アジアにおける中国」か? 『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』 (エマニュエル・トッド 著/堀茂樹 訳) | 書評 - 文藝春秋BOOKS
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    hhasegawa 2015/07/05
    ついに現欧州を「ドイツ帝国」と規定する本が出たらしい。EU=ライヒでは、と二年前に話していた(http://bit.ly/1KCQIBx)者としては、著者のいかがわしさを留保しつつ、注目はしている。