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日本古典文学に関するhhasegawaのブックマーク (9)

  • 日本人はなぜ古文が読めなくなったのか ――ロバート キャンベル氏に聞く、原典をひもとき足元を見つめ直す魅力 |

    Mugendai(無限大) 日人はなぜ古文が読めなくなったのか ――ロバート キャンベル氏に聞く、原典をひもとき足元を見つめ直す魅力 文学作品や歴史文献を数多く生み出した江戸から明治期の日。しかし、現代の日人の大方は原文を読む能力を失い、存在すら知らずにいる。なぜそうなってしまったのか。 ニューヨーク生まれの日文学研究者として知られるロバート キャンベル氏は、明治政府がすすめた言文一致などの国語政策によって、それ以前と以後の言語に大きな「断絶」が生じたことを指摘する。それによって国家の近代化に成功した半面、多くの古い文学や資料が読まれないまま埋もれる結果を招いたという。 キャンベル氏は東京大学総合文化研究科教授から、2017年4月に国文学研究資料館(国文研)館長に就任。日や世界に散在する30万件もの資料のデータベース作りに取り組んでいる。誰にでも検索が可能で、「地震や飢饉といった

    日本人はなぜ古文が読めなくなったのか ――ロバート キャンベル氏に聞く、原典をひもとき足元を見つめ直す魅力 |
    hhasegawa
    hhasegawa 2023/03/08
    日本語の歴史的「断絶」を言う西洋人を散見するが、しばしば文法の問題(文語文が読めない)と書体の問題(くずし字が読めない)が一緒くたにされて散漫な議論になりがちである。両者は分けて考えた方がよいのでは?
  • 河出書房新社 池澤夏樹個人編集 日本文学全集

    ―― 池澤さんの個人編集によって二〇〇七年から刊行され、異例の好評とともに迎えられた「世界文学全集」に続いて、こんどは「日文学全集」を編まれると発表されました。十一月からほぼ毎月刊行ということですが、まず、なぜ今それを手がけようと思われたのでしょうか。 池澤 「世界文学全集」が一段落したところで、版元の河出書房新社から日文学全集もやりませんか、と声をかけていただいた。しかし、そのときにはぼくはやる気はなかったんです。自分はそんなに日文学に詳しくないし、ともかく世界文学全集が終わった直後だったし。それを言うなら世界文学全集のときも、最初は無理だと思っていましたが。 ―― それを翻意された理由はなんだったのでしょう。「世界文学全集」の完結は二〇一一年三月十日、奇しくも東日大震災の前日でしたが、その後の池澤さんの活動とも関係していますか。 池澤 そうですね。何の偶然か。ぼくはその震災後、

    河出書房新社 池澤夏樹個人編集 日本文学全集
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/06/26
    『日本文学全集』のインタヴューでは、日本人は平和主義で内乱でも一家皆殺しはしなかった、と先日の「日本史に虐殺はなかった」式の認識が展開され、これで「リベラル」なのだからネトウヨ諸君も恐れる必要はない。
  • 『万葉集』(前編)|福田和也「最強の教養書10」|文藝春秋digital

    人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。第2回は、新元号の出典元として再び注目を集めている、この一冊。(前編) 平成から令和に改元されて以来、『万葉集』が脚光を浴びている。 新元号の出典が『万葉集』の「梅花の歌」三十二首の序文であると発表されたためだ。これまでの元号は全て中国の古典が出典となっている。初めて日の古典が出典になったということも話題になり、『万葉集』や関連が異例の売れ行きを見せ、ゆかりの地へのツアーが人気を呼ぶなど、『万葉集』ブームが起こった。 さてその序文だが、原文は次のようなものだ。 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香

    『万葉集』(前編)|福田和也「最強の教養書10」|文藝春秋digital
    hhasegawa
    hhasegawa 2020/05/28
    「最強の教養書10」なる新連載がはじまり、初回は『我が闘争』で次が『万葉集』なのか。しかし、非ラテンの俗語文学の成立は「ドイツは十八世紀を待たなければならない」と言われると、バロック悲劇の立場がない。
  • 源氏物語、最古の写本 豊橋・吉田城主の子孫所有:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

    愛知県豊橋市の吉田城主を務めた大河内家の子孫が所蔵していた源氏物語「若紫」の写が、小倉百人一首の選者として知られる歌人、藤原定家(1162~1241年)が鎌倉時代に編さんした「青表紙」だったことが分かった。調査した冷泉家時雨亭文庫(京都市)が発表した。専門家によると、重要文化財級の価値があるという。

    源氏物語、最古の写本 豊橋・吉田城主の子孫所有:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/10/10
    「大河内家15代当主、大河内元冬さん」「祖父が集めた茶器を茶道関係者に見せようと収蔵用の箱を開けた際、この写本を見つけた」系図を検索すると、この「祖父」は理化学研究所所長の物理学者、大河内正敏のよう。
  • 月下庵

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/13
    文楽歌舞伎の「世界」によく使われた『前太平記』(保元平治以前の清和源氏を扱った江戸時代の通俗軍記物語)で検索していたら、全訳作成中のサイトを発見した。だいぶ若い方がやっていて頼もしい(老人並の感想)。
  • 歴史REALWEB : 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ

    2015年06月01日12:58 by rekishireal 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ カテゴリ「神話」からたどる古代史 「箸墓以前」――初期ヤマト政権の動向 前回は、従来その実在が否定されている闕史(けっし)八代の天皇をとりあげて、文献上からかならずしも、実在を否定するべきではなく、そこから初期のヤマト政権のあり方を推測することができることを述べた。そこからは、奈良盆地の南東部に拠点を置く、局地的な勢力が周囲の同じような勢力と婚姻関係で結ばれている有様や、それがやがて力を増して、河内や紀伊、丹後の勢力と連携していくこともうかがえた。 このような文献上からの推測は、ヤマト政権の王宮と推定される奈良県桜井市の纏向(まきむく)遺跡のあり方とも符合する。纏向遺跡は庄内式と布留(ふる)式というふたつの土器形式で表される時代にまたがって営まれているが、箸墓(はしはか)古墳は

    歴史REALWEB : 第3回 神武東征――伝説形成論から古代史のなかへ
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/07/12
    話題の神武天皇実在説を「『右寄り』の人々にとっては、あまり面白くない」方向から検討し、弥生期に東遷したよくある九州の勢力の頭目の一人にすぎないと推定する記事。著者はミネルヴァ書房の平泉澄伝を書いた方。
  • 大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    星海社ウェブサイト『最前線』において6月中旬の開始を予定している大塚英志氏の新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』の公開に先駆けまして、大塚氏から緊急寄稿がありましたので急ぎ僕のブログを通じて公開いたします。タイトルは「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」。 先日発表されたKADOKAWA・DWANGOの誕生が放つ巨大な重力から逃れて生きることは、ライトノベル漫画、アニメ、ゲーム、ネットなどのただ中で生きている僕たちにとってはほぼ不可能な状況になることでしょう。だからこそ、僕たちはたった今、個人個人が真剣にこのKADOKAWA・DWANGOの合併劇について考えるべきなのではないでしょうか。そういった意味で、この緊急寄稿は必読のテキストであると考えます。 また、新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』では、「メディアミックス」の誕生の原点とされる80年代史と角川源義、

    大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
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    hhasegawa 2014/05/19
    角川三代の系図配置は頼朝・頼家・実朝の源家三代を思わせる。ご乱行で破滅した二代目、そして作家性の切り詰めによって文芸の世界を制覇した三代目? 義経伝承の研究者でもあった初代の霊言を問いたいものである。
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    ■■-------------------------------------------------------- ■■ 岩波文庫 メールニュース/2024年1月号 ■■                        vol.#0142 ■■-------------------------------------------------------- ▼号の目次 今月の新刊/今月の重版再開書目/今後の刊行予定/月間売り上げランキング ※表示した価格はすべて定価(税込価格)です. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆今月の新刊(1月16日刊)◆◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩波文庫編集部だより( http://iwnm.jp/bun )にて,更に詳しい情報をご覧いただけます. ----------------------

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    hhasegawa 2014/02/19
    四月の岩波文庫新刊に『太平記』が入っている。旧古典文学大系版を所持しているのだが、原文通りの片仮名表記で読みにくく、今昔物語が文庫化されたとき同様に平仮名転写で出してくれることをひそかに期待している。
  • 韓国・国家情報院の幹部をスクープインタビュー北朝鮮内部崩壊金正恩の時代はまもなく終わる(週刊現代) @gendai_biz

    正恩大将はミサイル発射で意気揚々としているかと思いきや、もうヤケ気味なのだという。「平壌奥の院」でいま、大きな異変が起こり始めている。韓国の専門家が「危うい29歳の指導者」を分析した。 こんなはずではなかった 誌は、「韓国のCIA」こと国家情報院の幹部へのインタビューに成功した。国家情報院は、「自由と真理に向けた無名の献身」をスローガンに、北朝鮮情勢の諜報活動を行う、韓国政府の専門機関だ。 以下は、その一問一答である。 —日で総選挙が行われた12月16日、平壌では、17日に死去1周年となる金正日総書記の中央追悼大会が開かれ、金正恩第一書記が出席しました。またその4日前には、金総書記の「遺訓」として、長距離弾道ミサイル「銀河3号」の発射実験を強行し、金正恩第一書記も衛星管制総合指揮所を訪れて激励しています。 このような現在の金正恩政権を、どのように見ていますか? 「金正恩は、表向きは威風

    韓国・国家情報院の幹部をスクープインタビュー北朝鮮内部崩壊金正恩の時代はまもなく終わる(週刊現代) @gendai_biz
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    hhasegawa 2013/01/09
    重臣との暗闘に励まざるを得ない三代将軍には『金槐和歌集』を献上すべきであろう。もっとも、代替わりしてすぐ先代の寵臣を抹殺、というのは二代目の方を偲ばせるが。にしても例のごとく胡散臭いニュースではある。
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