前回エントリでは、ロシアのウクライナ侵略に対して、モンゴル政府があたかも「見て見ぬふり」をしていることを見てきました。では、国民はどうなのか?そして、今後はどうなるのだろうか?現地の一次資料から考えてみます。 1. はじめに:前回エントリとその補足 2. モンゴルでの戦争反対の声 3. 「声」の限界:政争が妨げる団結 4. 「戦争反対」への反対 5. 今後について考えてみる(1) ロシアに対するモンゴルの動き 6. 今後について考えてみる(2)「われわれ」はどうすべきか [2022年3月27日:用語を修正しました(以下、上編と同文です)] 1. はじめに:前回エントリとその補足 前回エントリでは、ロシアのウクライナ侵略後も、モンゴルがロシア・ベラルーシとの関係を、あたかも侵略がなかったかのように続けていること、そしてその背景にある事実を見ていきました。詳しくはエントリ本文をお読みください。