WHOは新型コロナウィルスがアフリカで拡散することに警戒感を募らせているその背景には、アフリカにおける医療体制の貧弱さだけでなく、中国との間の人の移動が急増していることがあるアフリカ経由での新型コロナウィルス拡散の懸念から、武漢や中国とのヒトの往来だけ注意していても不十分といえる 中国発の新型コロナウィルスは、アフリカを経由して世界に拡大する恐れが高まっている。この地域での拡散を防止することは、日本を含む各国にとって、自らを守ることにもつながる。 アフリカへの懸念 世界保健機関(WHO)は1月31日、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。 この声明のなかでWHOは「とりわけぜい弱な国や地域に予防や対策で支援する」とも述べている。ここでいう「ぜい弱な国や地域」とは、要するに医療・衛生が整っていない貧困国を指す。 なかでも懸念されているのが、
ルワンダの首都・キガリの朝は早い。午前6時になると、「モト」と呼ばれるバイクタクシーが営業を始め、午前7時には学校や仕事が始まる。通りは清潔で活気にあふれ、とても「虐殺」があった国とは思えない。「フツ族」と「ツチ族」の対立によって、1994年4月からの約100日にルワンダではおよそ80万人もの人々が命を奪われた。「ルワンダ虐殺」から25年。男たちが殺し合った日々を経て、ルワンダ社会は様変わりし、女性の社会進出が世界第6位と評されるようにもなった。虐殺から女性の進出へ――。日本ではいまだに「虐殺」のイメージが強い国の「いま」を知るため、女性たちを訪ね歩いた。(文・写真:ニシブマリエ/Yahoo!ニュース 特集編集部)
クリスマスを迎えると、毎年思い出してしまう光景があります。 それは1995年、アフリカ中部の国「ルワンダ」のニャルブエ教会で見た、数千の死体です。 1994年に発生したルワンダのジェノサイドでは、国全体で80~100万人が殺害されました。首都キガリから南東に140キロメートル、隣国タンザニアの国境にほど近いキブンゴ県(現:東部県キレヘ郡)にあるニャルブエ教会でも、約2万人が犠牲になりました。 ニャルブエ教会(撮影/筆者)( 1995年)私が取材に行ったのは1995年末。すでに惨劇から1年以上経過していましたが、教会内は礼拝堂以外、ジェノサイドが行われた当時の状態のままでした。 ルワンダは国土の大半が標高約1500メートルにあるため、断末魔の形相を残したままミイラ化した死体もあり、当時20代半ばだった私は、目の前の惨状に大きな衝撃を受けました。 アフリカで一番安全な国、ルワンダルワンダ地図(
奈良県の吉野林業の中心地・川上村で丸太を買った女子がいる。 と言ってもピンとこないかもしれないが、これがいかに「非常識」(笑)なことなのかわかるだろうか。 丸太は、そのまま使えるものではない。製材して角材や板にしないと使い道はほとんどないだろう。だから、製材所や工務店の人間でもない一介の個人が、それも1本だけ木材市場で丸太を買うなんてことは、通常ではあり得ないことなのだ。しかも若い女性が……。 ただし、私がこの件で考えたいのは、彼女の非常識さ……もとい勇気ではなく、その価格なのである。吉野林業は日本の林業の最高峰とされている。山には樹齢200年300年のスギやヒノキが文字通り林立し、生産される木材も、真円の大径木で年輪の詰まった高級材だ。価格もそのほかの産地と比べると一等抜け出している。彼女の購入した丸太はいくらしたのか……。 先に紹介しておこう。件の女性は、鳥居由佳さん。生まれも育ちも大
もうすぐ4月。新学期が始まる。 消費税が8%にあがる。さらに2015年10月には10%にあがることも予定されている。 その他、所得税があがったり、厚生年金保険料も多く徴収される。 「あがる」「あがる」の大合唱にかき消されがちだが、実は増税と同時に家計に少しだけ支援がある。 児童手当を受け取っている子育て世帯には良いお知らせがあるのだ。 4月以降、お住まいの役所で申請をするだけで、子ども1人あたり1万円支給される。 このニュースをtwitter(@fujitatakanori)でつぶやいたところ、反響が大きかったので、記事としてまとめてみたい。 それは『子育て世帯臨時特例給付金』と呼ばれる政策だ。 担当する厚生労働省はホームページで以下のように説明している。 平成26年4月から消費税率が8%へ引き上げられますが、子育て世帯の影響を緩和し、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から、臨時的な給付措
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