山田一雅(やまだ・かずまさ) セネガル在住。アフリカ商会代表。アフリカビジネスの支援、ホームステイ先の紹介、フランス語レッスンの手配、連載記事の執筆などを行う。渡航前は、ウェブメディアの広告営業に従事。趣味は野球。千葉県出身。 「セネガルの旅行ガイドブックを日本語で作りたい」。こう意欲を燃やすのは、セネガル在住のビジネスマン、山田一雅さん(28歳)だ。山田さんは2014年9月にセネガルへ渡り、日本企業のアフリカ進出支援やホームステイ先の紹介などを手がける会社「アフリカ商会」を首都ダカールで立ち上げた。このほどキックオフさせた「旅行ガイドブックを制作してセネガルを訪れる日本人を増やし、同国の貧困削減につなげるプロジェクト」について話を聞いた。 ■「地球の歩き方」もない ――セネガルの旅行ガイドブックを制作しようと思い付いたのはなぜか。 「セネガルは資源をもたない西アフリカの小国(人口1400