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ブックマーク / amanoudume.s41.xrea.com (25)

  • 発熱地帯: 世界初のお母さん向け情報端末登場

    年内はライトノベルの感想だけにして、ゲームの話はやめようかなと思っていたのですが、Wiiの「お天気チャンネル」「インターネットチャンネル」が配信され、大きく話題になってるので、少し書きます。つってもタイトルの通りなんですが。 お母さんのニーズに応える機能が続々と 他:Wiiの勝利を支えるのはお母さん達かもしれない (Nao_uの日記さん経由) この調査によると、30歳〜40歳の専業主婦層では地上デジタル放送について「詳しい内容は知らない」という回答が56.0%だったそうです。そこで次に地上デジタル放送の機能概要の説明をして利用意向を尋ねると、専業主婦層の利用意向が87.0%と最も高いものになった、と記事は伝えています。 注目すべきなのは、専業主婦層が最も興味を持った機能が、「最新のニュースがいつでも見られること」、「番組で紹介された料理レシピがいつでも見られること」、「地域ごとの天気予報を

  • 発熱地帯: 読者から市場へ『すぐに稼げる文章術』

    すぐに稼げる文章術 ブログが流行った影響か、文章術についてのは需要が高いです。実際、うちのブログでを紹介しても、文章術は購入率が高いです。これまで紹介してきたはどれも、よりわかりやすく、より伝わりやすく、より上手く文章を書くための手引きでした。 しかしこのは、まぁそういう文章作法的な話も載ってはいるのですが、基的には文章をお金にする方法や心構えに重きを置いています。筆者の日垣隆氏が自分のサイトで有料メルマガをやっていたり、以外の商品を売っていたりするため、「文章で稼ぐ」ことの説得力は確かなものがあります。 既存のマスメディアでも、「日刊ゲンダイ」は通販サイトを作り、読者にモノを買わせています。私もメルマガを通じ、これまでオーダーメイドシャツや塩や棚や椅子などいろいろなものを売ってきました。私の場合、まだ小さい市場ではありますが、たとえ小さくても自分の市場を持っていれば、モ

  • 発熱地帯: HDTV=PS3、SDTV=Wiiって誰が決めたの?

    SCEも「プロセッサ性能至上主義の崩壊」に向けた体制へ SCEI、新役員人事を発表 久夛良木健氏が会長兼CEO、平井一夫氏が社長兼COOに就任 英フィナンシャルタイムズ、SCEIの人事刷新を「ソニーが家庭用ゲーム機ハードから撤退する前兆との見方」と報ず形式的には一応昇進ですが、そう受け取っている人は1人もいないんじゃないでしょうか。経営の実権を久多良木氏から切り離し、「ポスト久多良木体制」への布石を打ったという所でしょう。去年も書きましたが、正直、もっと早い段階でこうすべきだったと思います・・・・(下書きメモ:ソニーはどこへいくのか?)。まぁただ、久多良木氏の夢が詰まったPS3を発売する前では、久多良木氏も納得しなかったんでしょうし、ソニーにとって可能な、最速のスケジュールなのかもしれません。 久多良木氏が一線を退くというのは、端的にいえば、「プロセッサ性能至上主義の崩壊」を遅まきながらS

    hidematu
    hidematu 2006/12/04
    映像云々ではなく、大画面(プロジェクターとか)でWiiをやったら面白そう。
  • 発熱地帯: 次世代ゲーム機における日米の温度差

    新清士のゲームスクランブル 「PS3発売で逆転した日米の力関係・水面下で何が交渉されたのか」 ちょっと煽りぎみの記事ですが、要は当に言いたいのは最後の方の部分なんでしょうね。 日アメリカとの間の力関係を完全に逆転させる事態を引き起こそうとしている。北米企業が日企業よりも、決定的に上位に立つ時代がついに到来した。E3から東京ゲームショウの間に、一般のユーザーには見えない「ミッドウェー海戦」が起きて、戦況が完全に逆転した。この記事の結論に至るまでの根拠は大きく2つ。EAのPS3への姿勢の変化と、日米での体同時発売ソフトの数の差です。 しかしPS3が日でのみ値下げしたことを忘れてはいけないでしょう。 E3での価格発表後、PS3は日だけでなく、北米でも欧州でも高い、高いと言われていました。欧米のパブリッシャーが「Wii60」などと言い出した原因も、PS3の価格の高さにあります。こん

  • 発熱地帯 ゲーム機以外の部分が盛り上がるPS3

    PS3がゲーム機以外の部分で盛り上がっています。 SACDの再生音質が高級オーディオプレイヤー並みということで、AV機器としての評価が高まっています。またPS3に別システム(Linux等)をインストールする方法がSCEの公式ページに掲載され、さっそくLinuxのインストールを始めている方もいらっしゃるようです。 まぁハードウェアは大満足のPS3で書いたとおり、安物DVDプレイヤーにすぎなかったPS2と違い、BDプレイヤーとしても品質が高く、ハードウェアとしてはかなり優れた製品。またオーディオプレイヤーとしても非常に高品質で、特にSACDの音質がとりわけ優れているようです。 田雅一の週刊モバイル通信 「PS3をメディアプレーヤーとして使う人のためのTips」 かないまる 「PS3の音がいい理由」しかしもし、もっとビット数の多い演算でデシメーションをおこない、24ビット精度がフルに保証された

  • 発熱地帯: プレイステーションワールド、ファーストインプレッション

    Web2.0&ブルーオーシャン[59 items] ケータイ小説[8 items] ゲーム開発情報[51 items] ゲーム雑談[27 items] ゲーム産業[110 items] ビジネス[14 items] ブログ[18 items] モバイル&ワイヤレス[16 items] 萌え[62 items] の紹介[33 items] 戦う漢たちの戦場プレイステーションワールドは実在した!!の続きです。 PSPの時と違い、大きな初期不良もなく、ハード面は全体的に安心できる内容。真摯に過去の過ちを反省したんでしょうね。拍手。 体について 『リッジ』も『ガンダム』もHDDのインストールは使ってませんが、特に不満なし。ローディングはPS2と同程度〜少しマシ。PS2で気になってない人は気にする必要なし。 「PS2 HDDキャッシュ」と同等のオプションが標準で提供されたという解釈が妥当。やりこ

  • 発熱地帯: 満ちる。

    『うたわれるもの』終了。 ここ数日まったく更新しませんでしたが、その間ずっとうたわれていました。 (参考:うたわれるもの、購入決定) いやー、非常にすばらしい出来ですね。もっと早く遊んでおけばよかった。 PS2版には新キャラのカムチャタールが追加されていて、いい感じにクロウのエピソードを膨らませてくれていますから、PS2版には満足ですね。PC美少女ゲームの移植というと、メモリの厳しさもあって、ロードがうっとおしい事もあるんですが、そんな心配はなく、きわめて快適に遊べましたし。あえていえば、アドベンチャーゲームパートで行き先を選ぶ部分、「さて次はどうするかな」の選択が出てくるまでの妙に長い間が気になりましたが。 ゲーム自体は20数時間で終わるのですが、並行でアニメ版も観ていましたから、少し時間がかかりました。ゲームを進めて、アニメを少し観て、ゲームを進めて、アニメを観ての繰り返し。ゲームとア

  • 発熱地帯: ゲーム業界に広がる「次世代機は様子見」論

    普及台数で先行するXBOX360や、開発しやすく短期間で商品を投入しやすいWiiが短期間で巨大なシェアを築き上げるのか。それともPS3が追い上げて、長期戦で優位性を発揮していくのか。ソフトメーカー各社は頭が痛いところでしょう。 そんな中、ゲーム業界人の間に「次世代機は様子見」ムードが広がっています。普通ならいつまでも様子を見ているわけにはいきません。けれども先日書いたとおり、1年で決着がつくと予想されるため、1年ぐらいならDSで稼ぎつつ、じっくり次世代機の研究を進めればいいという判断は合理的です。 一部のネットユーザーはピラニア的な熱狂をもって、PS3批判を繰り返していますが、実際のところコアユーザーの大半は次世代機すべてを冷静(冷淡)に見ている状態でしょう。またライトユーザーも今の所DSに夢中で、次世代据置ゲーム機には無関心です。 一方、業界人の間には、PS3は長期戦で有利になっていくハ

    hidematu
    hidematu 2006/10/24
    次世代機の分析
  • 発熱地帯: 次世代ゲーム機戦争は1年戦争

    いよいよ来月から年末商戦がスタートしますが、その前に現時点(2006年10月)における世界市場の情勢を再確認しておきましょう。ちょうどエンターブレインの浜村通信氏の講演がうまく現状をまとめています。 次世代ゲーム機争いはこうなる! エンターブレイン浜村弘一がセミナーで大胆予想 以前はソニー陣営に不利な話は意図的に話さなかった浜村氏も、最近は中立的なスタンスに回帰していて、それなりに信頼できる分析になっています。 欧米市場でもDSがPSPを圧倒しつつある。 欧米でも年末商戦の主役はDS Lite。 欧米ではPS2もまだ健在。 XBOX360 は賛否両論。米英で売れているが、独仏ではいまいち。 日ではDSが圧倒的。「グラフィック重視の北米ではPSPが勝つ」「欧米ではUMDが支持されている」「DSが売れたのは日が特殊な市場だから」といった一部の業界人の戯言を一蹴する現実がここにあります。現実

    hidematu
    hidematu 2006/10/20
    発熱地帯さんはアンチSony派なのかと思っていたが、そうでもなさそうで安心。コメントも面白い。
  • 発熱地帯: まったくその通り

    西川善司の3Dゲームファンのためのグラフィックス講座 「開発者セッション“CEDEC”プレミアムレポート」 4Gamer.net [TGS 2006#53]Unreal Engine 3は次世代ゲームを支えるか? アンリアルエンジンの中の人が、これからは1から技術開発なんてしないで、ミドルウェアを使って開発費をおさえて大作を作りましょう、デザインも賃金が安い国に外注すれば大丈夫、というような内容を講演。それはそれで、ごもっとな部分もあるわけですが・・・・。 しかし現場のゲーム開発者からすれば、強く違和感をおぼえる部分もあります。そのあたりを的確に指摘しているブログがいくつかありました。 島国大和のド畜生 安い労働力が光ケーブルを伝ってやってくる。 だだもれ 2006年9月24日外注を使って利益を出し続けるには、大量のタイトルを手掛けて、粗利が低くてもいいような、資金力が必要です。種銭がなき

  • 発熱地帯: 防衛戦を開始するソニーと欧米制覇が揺らぎ出したマイクロソフト

    SCEJ、PS2体の新モデル「SCPH-77000」を9月15日発売。価格は16,000円。機能は「SCPH-75000」と同等 正直遅すぎる値下げな気がしますが、ソニーの年末商戦の戦略が徐々に見えてきました。 PS3の立ち上げに不透明感が高まるなか、PSPでは『ジャンヌダルク』を始めとしたマニア向けタイトルをそろえ、莫大な普及台数をほこるPS2では、廉価モデルの発売と『みんなのテニス』の大規模展開でライト層の掘り起こしを図ります。言ってしまえば、ただの「防衛戦」なのですが、取るべき戦略としてはまぁ妥当なところでしょう。PS3向けのタイトルがそろい、体価格を値下げできるようになるまで、時間を稼ぎたいのはよくわかります。 J-CAST ニュース : PS3発売前に これだけの不安 J-CAST ニュース : 年末のゲーム機大戦争 任天堂DS一人勝ち? 夕刊フジBLOG 「次世代ゲーム機“

  • 発熱地帯: 日本発の新しい変化が全世界を覆い尽くす

    「北米ゲームバブルの崩壊の序曲」と「欧米にも広がるプロセッサ性能至上主義の崩壊」で書いてきたように、日発の変化が全世界に広がっています。DSは日で空前の大成功をおさめ、欧州でもTouch Generations!のソフトが大ヒットし、北米でも『脳トレ』がじわじわ売れています。 こうした現状認識が日ゲーム業界内に浸透しつつあります。ゲーム開発者のあれれさんや、ゲーム系ライターの野安ゆきお氏も同じようなことを書いておられます。 ゲームのマボロシ: E3大幅規模縮小から考える 北米ゲーム業界にとって、日ゲーム業界には北米追従路線で居てもらった方が、自分の土俵で戦える訳ですから、有利だったはずです。しかし日ゲーム業界が素直に日市場で受けるソフトを作り始めたら、逆説的に再び北米を制することになるかもしれません。今年の年頭にも書きましたが、日ゲーム事情は、北米より数年先行している

    hidematu
    hidematu 2006/08/20
    ユーザーニーズの変化。日本市場はアンテナ。
  • 発熱地帯: 足りないのはバクチ打ちの才能

    去年、「成功しているソフト企業の共通点」という記事を書きましたが、このとき意図的に書かなかった共通点が1つあります。グーグル、アップル、任天堂いずれもハードとソフトを両方やっている会社だということです。 グーグルはインターネットOSを作り上げつつある、と言われますが、そのハードウェアはあの多数のサーバー群。ネットのあちら側にハードとソフトを両方持っていったのがグーグル。アップルはiPodにおいて、ハードで損をしてソフトで回収するというビジネスモデルの逆、すなわちソフトではもうけず、ハードであるiPodで利益を出すビジネスモデルを成功させました。任天堂は2画面やタッチパネル、マイクなど、ハードウェアのインターフェースを利用し、さらに新しい切り口のソフトを生み出すことで、新しいユーザーを獲得しました。WiFiコネクションにしても、ネットワークサービスではお金を取らず、あくまでソフトの売上やハー

  • 発熱地帯: マスプロモーション衰退後の世界(前編)

    7億円もの巨額の宣伝費をかけたといわれる、SCEJの『LocoRoco』の販売が初週3万と低調なようです。少し前にプロモーションについての議論がありましたが、やや乱暴に言えば、プロモーションに巨額の資金を投じたところで売れないものは売れないのです。 『ロコロコ』のプロモーションについては、wapaさんが冷静な分析を行っています。 わぱのつれづれ日記 ロコロコの苦戦に見る、プロモーション活動の課題 またゲーム系ライターの小野憲史さんが、ご自身の購入に至るまでの過程を語っておられます。 日々つれづれ 2006-07-20 LocoRoco☆LocoRoco というわけでポイントは「知り合いがブログで誉めていた」こと。やっぱりレビューより売り上げより身近な人の意見が重要なわけであります。それがないと、いくらCMを見てもウザいだけだっただろうし。事前の体験版配布は、個人的にはマイナスでした。もち

    hidematu
    hidematu 2006/07/23
    口コミマーケティングの最大の問題点は、ユーザーの言論をコントロールしようとしていること。キーワードは「信頼」「良心」「製品」。
  • 発熱地帯: ゲーム1.0→ゲーム2.0の大きなポイント

    今さらですが、7月2日の日曜日からアクセス解析の設定を変えました。今までは割とズサンで、トップページへのアクセスのみを集計/解析してました。なので、はてなブックマークやニュースサイトから個別の記事に直接飛んできて、その記事を読んで帰った人はまったく捕捉していませんでした。言ってしまえば、常連の読者の人数だけを把握していたわけです。 しかし最近、はてなブックマークの「人気エントリー」に取り上げられる記事が増えていることもあって、1度ちゃんと調べてみたわけですが・・・・トンデモねー! 思った以上に「注目された個別の記事だけを読む人」が多いですね。そっかー、ボクのブログ、こんなに読者いたんだ、って感じ。何を今さらなことを言ってるんだろうね、ボクはorz 特に『ハルヒ』関連がえらい事になってました。もう、うちはゲーム系ブログじゃないな・・・・。ハルヒは別格とはいえ、かけている労力に対するリターンが

  • 発熱地帯: 「鮮度」「ライブ感」の時代

    最近のゲーム市場の大変化について、ボクは色々な表現をしてきました。 いわく、ゲーム業界2.0である。 いわく、DSにおいて電子書籍の市場が急速に広がっている。 いわく、「求心力→遠心力」の時代である。 いわく、「映画テレビ」に匹敵する歴史的転換期である。 DSやWiiをテレビ番組にたとえる人は少なくないと思いますが、著名なゲーム制作者では小島氏です。 「Wiiはテレビ、PS3は映画」 by 小島秀夫氏 DSやWiiのゲームは今のTVのよう。人気があるからと言ってバラエティ番組ばっかりでいいのか。もっと映画的なものを目指さないと。DSの『脳トレ』などをツール系と称す人もいますが、面白さと実用性のバランスを考えると、テレビのバラエティ番組に近いと思います。実際、『楽引辞典』のようにツールに近づけば近づくほど、売れていないからです。他の人も同じような認識を持っているらしく、例えばあれれさんもT

    hidematu
    hidematu 2006/07/12
    コメントも良かった。「2.0ブームで一番新鮮な驚きだったのは、「2.0」という言葉そのものでした。つまり以前の物は「1.0」だと切って捨てちゃってるわけで。」
  • 発熱地帯: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

    ■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なコトその1 バンダイナムコホールディングスの株主総会で、元バンダイの高須武男社長が役員紹介の時にナムコの役員を飛ばした件や、ゲーム紹介のビデオでバンダイ系のゲームは映像が流れ、ナムコの『テイルズ』はパッケージ写真のみだった件など。 まこと:ナムコ側の役員を飛ばして紹介しやがった。 ななこ:!? まこと:来の順位では橘正裕(ナムコ)、早川正篤(バンダイ)、田中慶治(ナムコ)、仙田潤路(バンダイ)の順で紹介されるはずだった。しかし、いきなり早川正篤(バンダイ)を紹介したんだ。 ななこ:それは好ましくありませんね。 まこと:ここで順番が違いました、といって次に橘正裕(ナムコ)を紹介したわけだが、その後さらにすごいことが起こった。 ななこ:そ、それは!? まこと:再び順番を飛ばし、仙田潤路(バン

  • 発熱地帯: 「発散型」から「ジグソーパズル型」へ

    アニメ版『ハルヒ』は色々な仕掛けが大きな話題を呼びました。物語が時系列順に並んでいないこともその1つです。しかし素晴らしいのは、単に売上を高めるためのアコギな手段ではないことです。作品の演出としても効果的なんですね。この2つを同時に成し遂げたから、『ハルヒ』は大いに支持されました。単純に商売のためだけなら、仮に信者は取り込めたとしても、信者以外の層に広がりはしなかったでしょう。百戦錬磨のアニメオタクは、そこまで安い手には引っかかりません。 例えば、『ライブアライブ』を12話に持ってきたことで、放映直後に劇中歌集CDが発売されることになり、あり得ない勢いで売れています。しかし『ライブアライブ』がこの位置にあるのは、最終回に向けて焦点をハルヒとキョンの関係に絞り込んでいくためです。みくるの出番を原作以上に抑えつつ、前半でハルヒを、中盤で長門を立たせる演出の流れ。そして最終3話ではハルヒとキョン

  • 発熱地帯: 日本のゲーム界は「映画→テレビ」に匹敵する歴史的分岐点を迎えている

    ゲームは過去数十年にわたって、技術の進化と共にゲームデザインを変化させてきたメディアです。実際、次世代ゲーム機が出れば、その性能を活かした次世代ゲームが生まれることが期待されてきました。性能向上がゲームを面白くし、ゲームユーザーに支持され、売上も市場も業界も成長するという、素朴な楽観主義が信仰されていたのです。 しかしこの特性は、これから変化していく可能性が高いです。というのは、今やプロセッサ性能至上主義の崩壊が誰の目にも明らかになったからです。それはDSが証明しましたし、今年のE3で多くの業界人が認識したことでしょう。今週のファミ通(P.21)ではなんと、あの鈴木裕氏がプロセッサ性能至上主義が終わったと語っています。 技術が上がれば上がるほど、ゲームおもしろくなって伸びていった時代。でも、いまはそうじゃない。技術はユーザーにとってもう十分満足する状態にあって、成熟期ですよね。DSを成功

  • 発熱地帯: ゲーム機がローカルプラットフォームという時代

    E3でPS3の問題点が誰の目にも明らかになり、色々な事が言われていますが、昔から天下二分論を唱えていたボクにしてみれば、予想の範疇の出来事でした。性能至上主義が崩壊しつつあることを始め、ソニーの問題点をずっと書いてきました。今年のE3は、変化がより大きくなって、誰の目にも明らかになっただけです。E3の話題をスルーしたのも、あらためて書くような事は何もないからです。 世界シェアという点で、据置ゲーム機はマイクロソフトがシェアを握り、携帯ゲーム機は任天堂が握りつつあります。もっとも、「XBOX360が世界シェアトップ」というのは、日ではシェアを取れないけど、最大市場の北米でシェアを取るから、世界トータルではトップという意味です。 裏を返せば、日欧米どの地域でも売れるゲーム機はPS2が最後で、各地域で台数シェアが変わる時代に入ったということです。そういう認識は、すでに多くのソフトメーカーの経営